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STRAY CATS  / STRAY CATS
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問答無用のロカビリー。

ロックとは何か? ということを端的に教えてくれるバンド、ストレイ・キャッツ。
小難しい思想とか理論とか、なにかと理屈がついて回るロックが横行する中、
パンク・ムーヴメントの余波から浮上してきた彼らの登場は新鮮だった。

この1stは、デイヴ・エドモンズ(リッチー・ブラックモアのいとこ)のプロデュース。
50年代のロカビリー・マナーを踏襲しつつも、パンクを通過したそのサウンドは
モダンなもので、本国アメリカよりもイギリスで火がついた。

Vo/g のブライアン・セッツァーは、アマチュア時代はキング・クリムゾン等も
カヴァーしていたらしく、ギタープレイは多様な影響を感じさせるが、乱暴者の
イメージとは異なり、かなりアカデミックにギターに取り組んだのだろう。
おそらくメタル・ソロを弾けと言われれば、簡単に弾いてしまうものと思われる。
それほどにセッツァーの演奏能力は高い。
そのスリリングなギター・プレイがストレイ・キャッツの魅力のひとつだろう。
はっちゃん 2009年7月4日(土)13時37分

オールディーズで統一されていて、アルバムとしてのまとまりが素晴らしい。
1stの頃から、この素晴らしい声!
地味に名リフがあったりして、ロック野郎も満足できると思う。
朱雲 2010年3月6日(土)21時36分

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