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SIX/NINE / BUCK-TICK
タイトルがあやしいが、バクチクの中ではいちばんへヴィでダークな作品だと思う。
僕は,メタルを聞き始めてまだ3ヶ月ちょっとだけどそれまではずっとバクチクを聞いていた。
このアルバムのダークな雰囲気とへヴィな音はある種メタルに通じるものがあるとおもう。
捨て曲なしだと自分では思っているけど、全部を聞き込んでいいなと思うまで半年かかったので
初めてだときついかも。よくこの問題作(いい意味で)でオリコン1位とったもんだ・・・。
そう、このアルバムを“好き"になるまでにはかなりの時間がかかる。
それはたぶん櫻井の声自体にデジタル加工(?)されていて、
それまで歌謡曲ばっか聴いていた俺にとってはとっつきにくかったのだと思う。
ただ聴き込んでいくうちにかなり好きになった。
捨て曲のない、完成度の高いアルバムです。
確かに完成度の高いアルバムです。
やっぱりどんな姿であれ、バクチクはカッコいいなあ!
ギターがとてもヘビーになってます。前作にもその傾向は見受けられましたが、初期のペケペケしたギターしか聴いたことがない人は衝撃を受けるでしょう。シングルでリリースされた「唄」は必聴です。
この暗さは凄いです。狂気です。
バクチクのメンバーが全ての人々に代わって、絶望の世界を代弁してくれているかのような、
そんな感じのする重た〜〜〜いアルバムです。
ここまで徹底してどん底の世界を作り上げるBUCK-TICKは、まさにロックしていると言いきれます。刺激を求めている方は、このアルバムに手を出してみましょう!
宗教音楽のような「楽園」、
メロディアスだけど歌詞が衝撃的な「鼓動」、
限りなくロックの「デタラメ野郎」など、
負のオーラが満載です。
しかし何故か聴きづらくないのがBUCK-TICKの凄いところです!
個人的には文句なし!最高!HM/HRリスナーにもオススメ。
怒涛の、アルバムトータル時間70分間のアルバム。全16曲。
重くて暗い、救いのない曲が多いですが、聴きずらいわけではない。完成度高し。熱い。
ただ、B-Tの独特な世界観を持った、暗いアルバムではあるので、バクチク初心者にはキツイかも・・B-T初心者は次作「COSMOS」を聴いた後に聴くのをオススメします。「COSMOS」もB-T独特な世界観がありますが、この「S/N」とは逆にポップで明るいのですんなりと入っていけるかと。
個人的な感想に戻りますが、全曲好き。「Loop」だけちょっと曖昧かな。
個人的には「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」が一番好き。
「唄」も結構いいね。
それにしても、よく2、3回聴いただけでハマれたもんだ・・今まで女性声優のコミカルで明るい曲や美少女系のアニソンをよく聴いてた僕が(今でもよく聴いてますが)。