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WARRIORS OF THE WORLD / MANOWAR
6年ぶりにリリースされた9枚目のスタジオ盤。
期待通りのMANOWAR節が今回も貫かれていて、第一印象としては「KINGS OF METAL」の内容に近い気がする。1.2はいつものMANOWAR行進曲だが、3〜7あたりは大仰で美しい曲が続く。
2も含めて曲下のクレジットからすると、偉大なる故人への彼ららしい鎮魂歌といった意味合いが強いのだろう。曲だけ聴くと何故オペラ?何故エルビスプレスリー?と思うがクレジットを見て納得である。後半はボーナストラックも含めこれまた彼ら独特の破壊力十分のヘヴィメタルナンバーで締めくくられている。CD全体を通して感じるのは、やはりエリックアダムスの圧倒的な歌唱力で、彼は今まで不可侵とされてきたロニージェームスディオの牙城に迫ってきたのではないだろうか。
若干Gが印象薄の感はあるが、さすがMANOWAR、21世紀も変わらぬ非常に純度の高いヘヴィメタルを提供してくれている。彼らのこの生き様こそヘヴィメタル、ファンは安心して買うべし!
前作と比べるとメタルナンバーが少ないけれどこのアルバムは凄い。
当たり前だが捨て曲なし、その上MANOWARの魅力満載のアルバムだ。
特に3のエリック・アダムスの歌声に圧倒。感動そのものだ。
個人的にお気に入りなのは9のHand of Doom。カール・ローガンの最初のソロがかっこいい。
ヘヴィーメタルの王者の、王者たる所以を見せ付けてくれる快作!!
バラードの壮大さ、ファストチューンの破壊力、そして(対訳はないけど)相変わらずの歌詞。
今まで以上に練られた感のある楽曲&プロダクション。
待っていた甲斐がありました!HAIL!!
待ちに待った甲斐がある素晴らしいアルバム!
今までのアルバムの中でも一番気に入りました☆
1日に何十回も聴いてます。
3曲目のオペラは感動して鳥肌がたって涙が溢れてきまし!
エリック・アダムスは本当に素晴らしいヴォーカルですね☆
BURRN!の人気投票ではかなり上位になること間違いなしでしょう!
早く日本に来て欲しいです!
そして日本中マムシ酒を持って追っかけたいですね☆
Hail!!
一言で言うと、血沸き肉踊る素晴らしい作品。
エッヂの立ったリフ、メロディアスなギターソロ、荘厳な曲調、威厳さえ感じさせるエリックの歌。HMを聴いていて心底良かったと思える。
とにかく、エリックが上手い。聴かせる。大満足な一枚。期待を裏切らないバンドMANOWARの面目躍如たるものがあります。
素晴らしい!!!
2002年の名盤!!
MANOWARの新作の登場!というわけなのだが実にすばらしい。1曲目のミドルなテンポの曲からはじまり、疾走系の曲もありと内容盛りだくさん!まさに真のメタルを聴かせてくれる。最近はこういう感じのメタルバンドが少なくなってしまったがこのMANOWARは昔からのスタイルは、まったく変わらずまた新しい宝がふえたと思う。
Fight, battle, sword, blood, freedom!
何処を切ってもMANOWARだ。
まず気合が違う。6年ぶりのアルバムということで今まで溜まっていたものが一気に噴出した感じだ。
そして今回は全く捨て曲がない点が素晴らしい。トゥーランドットのアリア③は特に秀逸で最初は普通のアリアで始まるが最後にはやっぱりメタルでしめている。⑧⑨の核開発工場めがけて全速力で突っ込んで行くようなスリルと激しさを持った曲はやはりこの人たちじゃないと絵にならない。
聴き終わった後、素直に「いい!」と膝を叩ける作品である。
ガッツポーズが止まらない・・・
今までの作品で一番勢いが有ると思われる。アダムス様は今日も声が良過ぎる!!この作品はコーラス(効果音?)が非常に上手い。色々なジャンルが入っているのも非常に素晴らしい。変な表現だがお得な一枚。Hand Of Doomは良過ぎ!
熱すぎて恐い。
MANOWARのアルバムを初めて買いました。
すごい!!
声の伸び、このパワフルな音。バラエティーに富んでいるのに物語のようなめりはりのある曲順がMANOWARの世界へとグイグイ引きずり込んでいきます。
とーってもいい声です!思わずうっとりします。
HMを語るには及ばない私でも一言言わせて下さい。
「はまります☆」
もちろん作品だけで満足しましたが、石膏像のようなルックス、いちいち突っ込みを入れたくなるような歌詞も、欠けてしまえば物足りない!
ただ19歳の女の私が、この独特なイラストの描かれたCDをレジに持っていくには、とーーーーっっっっても勇気が要りました(>_<)
文句なし!これ聴かずして何を選ぶ?メロディ—、コマ—シャル性、パワ—、歌唱力、テク、惹きつけるセンスとカッコ良さ。全てNO.1!
あ-エリックの喉がうらやましい。グレン.ヒュ—ズがGOD OF VOICEなら彼は何者?
エロリスト 2003年7月30日(水)12時46分
相変わらず漢(オトコ)でござるな。
これ聴くとやたらカラダ鍛えたくなるッス。
一言で言うなら、エリック・アダムスのシンガーとしての実力を再確認させるアルバム。
特に、オペラティックな「NESSUN DORMA」、壮大な「VALHALLA」〜「SWORDS IN THE WIND」、エルビス・プレスリーが取り上げていたという「AN AMERICAN TRILOGY」での歌唱は正に変幻自在。
アルバムには、勇壮な典型的MANOWARサウンドの「CALL TO ARMS」、美しいピアノの音色から力強く展開するドラマティックな「THE FIGHT FOR FREEDOM」に始まり、ラストは「HAND OF DOOM」、「HOUSE OF DEATH」、「FIGHT UNTIL WE DIE」の怒涛のHMナンバー3連発!!
この3曲が全て最後に集中してしまったのが惜しい。
バラエティに富んだ前半部、メタルな後半部と意識してこのような曲順にしたのだろうが、曲構成に変化が欲しかった。
地獄葬戦士 2003年10月3日(金)13時13分
期待どうりの作品だった。よくやってくれたと!また今さら感じている。HMファンで聴かない奴はHMファンじゃない。
ばかぼちゃ 2003年10月13日(月)13時16分
だーい、だーい、だーーい、いんとぅーざはいるおぶだい!!
全てが戦士の歌ですな。マノウォー。
戦いの前にはミンナで聴きましょう。
はいる。
前半のバラードが多いと言うが何を言うか!!!アダムス様のボーカルを
たっぷり堪能できるというものだ。プロダクションも過去最高。
後半のメタルナンバーの怒涛の攻勢によって皆死にます。
スタジオ盤としては最高の出来です。
俺のマノウォー初体験がこれ。火傷必至だな。熱すぎる。
俺は後半が好き。
偉大なるMETAL KING MANOWARの2002年発表の9thアルバム。
そして「SIGN OF THE HAMMER」と並ぶMANOWAR最高傑作にして永遠に語り継がれるであろう歴史的名盤であります。純粋なメタル作品としての完成度から言えば「SIGN OF THE HAMMER」ですが、彼等の孤高の魅力であるドラマティズム、ダイナミズムを最大限に味わうことが出来るのは本作「WARRIORS OF THE WORLD」だ、というわけです。
スタジオ「HELL」にて徹底的に時間を掛けて作り上げた楽曲は、どれも異常なまでの熱と勇敢さを持ち、一切の隙がない。
①「CALL TO ARMS」で、いきなりエリックの咆哮が聴く者の意識を吹き飛ばす。余りにも強大な序曲!!!世界中のブラザーが血の涙を流したに違いない!!!
②「THE FIGHT FOR FREEDOM」、これを待っていたのだ!!!勇ましく気高く突き進むその姿は、永遠の名曲「GUYANA」の再来である!!!
プッチーニのオペラをベースにした③「NESSUN DORMA」は、④「VALHALLA」を経て、やがて名曲中の名曲⑤「SWORDS IN THE WIND」へと繋がる。ジョーイはこの曲についてこう語る。「壮大で雄壮でドラマティックな曲、という形容は、この戦士の勇敢さを描き出した曲を表現する言葉のほんの一部でしかない」と。
南北戦争を歌った⑥「AN AMERICAN TRILOGY」は10年以上前から演りたいと思っていた曲で、他の楽曲と見事に違和感なくマッチしている。
シンフォニックな⑦「THE MARCH」で、負け犬共の返り血(BLOOD OF MY ENEMIES)を洗い落とし、世界中のブラザー達と⑧「WARRIORS OF THE WORLD UNITED」を大合唱し、そして⑨「HAND OF DOOM」⑩「HOUSE OF DEATH」⑪「FIGHT UNTIL WE DIE」で負け犬共にとどめを刺し、神聖なる殺戮の終決を迎える!!!
ブラザー達よ、死に絶えるまで戦うのだ!!!我々は決して屈しはしない!!!
HAIL AND KILL!!!
これが私のMANOWAR初体験です。
前半のドラマチックな部分、後半の凶暴な部分。どちらも熱い!
最高です!
いろんなアルバムを買ったけど、名盤と呼ばれていても必ず駄曲というものはあるもので、全曲優れているのは数枚しかない。
このアルバムはその中でも最高峰。
彼らの中でも一番いいと思う。
一曲目で見事に身体中を震えさせ、二曲目の壮大なメロディのバラードでは感動せずにはいられないだろう。中間の楽曲は一曲一曲がはっきりとしたメロディを持っており、どれも魅力的。後半の攻撃的な曲は最近のほかのメタルの連中からは聞けなくなってしまった「これぞ!」と胸の奥から興奮させるようなまさに理想的なメタルの曲。どの曲も一緒に歌えるのがいいじゃないか。
並び方が悪いってどこかの雑誌で書いてあったけど、ヘビーメタルのアルバムは一曲目は速くてかっこいいけど、そのあとでミッド・テンポの曲がだらだらと続くものが多い。速い曲、速い曲と思いながら聴いていても結局そういう曲がなく終わってしまうのはざらにある。二度目からは最初の何曲かしか聴かないでやめてしまうアルバムが多い中で、この彼らのアルバムの構成は実はとても優れている。冒頭で彼らの世界にどっぷりと浸らせ、しばらくは感動の中に身を置かせる。こちらがじりじりしてきたところで最後に速い曲をたたみかけるのは、聴き手に活をいれるようで結構心地よいと思う。最後の「FIGHT UNTIL DIE」の「ワォ!」の叫びで締めくくるあたりは鳥肌が立った。何度でもこの流れの中に身を置いていたい。
このテンションをこれからも持続させてほしい。
全く問題はない。これこそがHEAVY METALであり、彼らこそHEAVY METALだ。
メタル好きと言いながらMANOWARを一度も聴いたことがない、聴いても理解できない・・糞だ、そんな奴らは全員糞だ。糞の居場所は何処だ?便所だ。そんな糞どもは便器に突っ込んで水で流しちまいな。以上。
本当に長い間待たされたアルバム
正直最初はあまりに待たされていたので、失礼ながら期待しすぎないようにと考えていたが
CALS TO ARMSから期待を裏切らない始まりからのドラマティックな展開
後半3連発の疾走曲、全て失神寸前の名曲だが
個人的にはHOUSE OF DEATHが一押し
本当に全く持って問題ない、頼むから聞いてくれ、これがMETALだろ。
正直この年齢になって、これほどの衝撃と感動を受けるアルバムに出会えるとは夢にも思いませんでした。
皆様方のように上手くは伝えられないかもしれませんが、素人の率直な感想を述べたいと思います。
これが俺達の「ニューアンセムだ!」と叫んでいるかのような①を聴いて、先ずぶっ飛びました!(①と⑤は自分的に超名曲の遥か上をいきました)
静と動のバランスが素晴らしい②は、まるで勇気を与えてくれるかのようなメロディーに涙目になりました。(マジです)
オペラチックな③は自分が未だ知らないE・アダムスの素晴らしい一面に触れる事が出来ました。
④はアルバムの一つのハイライトとも云える⑤の序章みたいだなと思いましたが、④があってこそ⑤の感動が余計に活きてくると感じました。
そしてその⑤です。「感動・・・」それだけでした。
カントリーっぽい雰囲気で始まる⑥は、⑤で最高潮に達した自分の心をいきなり落とすのではなく、余韻を長く残したままもう一度感動を与えてくれました。(ちょっとしみじみとした感じもGOODです)
荘厳な雰囲気⑦を聴いた時には「ゼノギアス」(ゲーム)のオープニングが頭をよぎり、何かジーンときました。
⑧はお得意の(大好きな)ミドルチューンで、再び身が引き締まる思いでした。(①程ではないですが、このリフもカッコイイです)
スピード感溢れるの⑨⑩⑪はどれもフックがあり、血液の温度が上がるような怒涛の三連発です。特に⑨は(今日現在の自分の知るMANOWARのファストナンバーの中)一番の名曲でした。⑪に関しても「これでもか!まいったか!」と訴えてくるかのようでした。
ボーナストラックの⑫はこれ一曲だけで聴くと非常に良いのですが、アルバムとしては正直余計でした。
といった感じではありますが、ともかく名曲のオンパレードで自分のような中年を熱くさせてくれるアルバムでした。
一口に「名盤」とか「傑作」などど申してもピンからキリまであるのですが、今「メタルアルバム10選」は?と尋ねられたら間違いなく入ると思います。
購入してから、これしか毎日聴いていません。(笑)
これぞ漢のメタル!
長い間待たせた後の作品なんてものはアグレッションに欠ける作品が多い気がするけど、テンションがホント高けぇや。
さすがはMANOWAR。鋼鉄の精神を持つ真のヘヴィ・メタルだ。快作!
まさかこれほどの作品だとは思ってませんでした。
余りにも凄まじい、大傑作!!
前半、メタリックな曲はというと行進曲風のミドル・テンポしかなく、"その手の曲"を求める向きには「やっぱ1曲目に疾走曲がなきゃダメでしょ!」とかなんとか言われちゃうかも知れないが、そんなことをジョーイ閣下に申し出て御覧なさい。「そんな輩は死んでしまえばいい」と一蹴されることでしょう。(笑)
とにかく、この前半のドラマティックな展開が圧巻で、勇壮であったり、壮大であったり、包容力というか暖かみがあったり、とにかく琴線に響いてくる。
それを見事に体現してくれるのはエリック・アダムス卿の変幻自在のヴォーカルである。最上の暖かみを感じさせてくれる低音域は他のメタル・シンガーの追随を許さない!(ここ数年のマイケル・キスクの低音域も素晴らしいけど)伸びやかな歌唱も圧巻で、3曲目のオペラ『NESSUM DORMA』はその最たるもの。そして疾走曲での攻撃的な歌唱を聴け!!最強のシャウトを聴け!!
そのドラマティックなバラード主体の展開が7曲目まで続き、8曲目の『WARRIORS OF THE WORLD UNITED』で再び行進曲が我々の気分を高騰させ、そしてその後に連続疾走曲が始まるわけである。ここで我々メタラーという人種(笑)は自らの血液を沸騰させずにはいられなくなります!
この荒々しい攻撃性を見ろ!!こんなに"本気"の攻撃性はそこいらの『めたる・ばんど』には出せるモンじゃない!!拳を振り上げろ!!
…しかし、やっぱ前半の方が好きなんだなぁ(笑)とにかくこのアルバムの主役はエリック・アダムス卿であり、ANGRAの『TEMPLE OF SHADOWS』にエドゥ・ファラスキが必要不可欠だったのと同様に、このアルバムには彼のヴォーカルが必要だったわけです。(当たり前だ!!)
そして、どんな曲でもどこか"強さ"を感じさせてくれるのは、俺はスコット・コロンバスの最強ドラミングの力が大きいと思ってる。ズッシリと響くバスドラ、破壊力抜群で魂を鼓舞するスネア、複雑なことは演っていないのだがその分力強さの増すフィル、サーッと広がる感じが素晴らしいシンバルの音……、そう、プレイのみに止まらずプロダクションも完璧である。
閣下のベースも素晴らしい音色で、俺ん家の安いプレイヤーでもベースが何を弾いているのかわかるほど。(笑)その音色は曲によって表情を変え、時に包容力を、時に攻撃性を全面に押し出してくる。
カールのギターも、ソリッドでヘヴィだ。速弾き、タッピング、アルペジオなどテクニック的に申し分ないことは勿論、なかなかの泣きっぷりを披露してくれ、インスト・パートで感動させてくれることも忘れていない。
前半は確かにバラード・タイプと呼べる曲が多いが、その各々には個性があり表情が違っているので飽きるなんてことは全くない。あるはずもない。だって、彼等は最高だから。出来は最高だから!
彼等の本気がここにある。彼等の思いがここにある。彼等の信念がここにある。
それを感じろ!!それを信じろ!!この本気に応えるんだ!!俺達も彼等に思いをぶつけるんだ!!俺達の信念は彼等と共にある!!
最高のメタル・アルバム!!傑作!!
名曲が入っているから名盤?
全体の空気で名盤?
全曲名曲で名盤?
ふーん、といった感じです。
こういうアルバムを聴かされた後じゃ、そんな言葉はカスのようなもの。
良さを生み出す様々な要素が隙間無く詰合わさって、一つの世界を作り上げてしまった彼らの最高傑作です。
良さなどもう、口で説明できるものではない。聴いて、圧倒されるのみだ。彼らがたどり着いた究極のHEAVY METALがここにはある。
これを聴かないメタルファンなど阿呆である。聴いても理解できない? そんな奴はメタルの世界に生きる資格など無い。
全世界のメタルファンよ、これを聴くのだ!
LISTEN OR DIE!!!
これがMANOWARだ!濃い。
白薔薇譲二 2005年12月28日(水)0時19分
『真のへヴィメタル』を体現し続けるMANOWAR。彼らの到達点は他のBANDが目指して
いるものとは違う。閣下の発する言葉は『色物』感が漂うが、彼らの創造する音楽は
確実に『本物』だと断言できる。
本作では6年間の成長が如実に現れており、各楽曲のレヴェルの高さは半端じゃない。
オープニングにはお決まりの疾走系を封印し、ミドルテンポの楽曲を。終盤一気に畳
み込むように疾走系を配置し、『これでもか!』とばかりに聴く者を圧倒し、虜にさ
せる。まさに計算し尽されているALBUMだ。
エリック・アダムスの円熟したVoは聴く者を魅了し、閣下の正確無比、且つな耳に
馴染むBASSのSOUND。そして、クリアーでパワフルなドラミングは圧巻。ギターテク
も相当高くて強靭な鋼のようなSOUNDを奏でている。
この作品で初めてMANOWARを聴きました。捨ての曲が一つでもあると腹が立つ心の狭い私ですが、この作品には捨て曲がないどころか、ほとんどの曲が★3つの出来です。
私は疾走曲の有無には拘らないのでバラードが続く前半も好きですが、エリックの凄まじい歌が聴ける後半の激しい曲もグレイトですね。引き込まれているうちにあっという間にアルバムを聴き終えてしまいました。
前半のミドル、バラ-ドと後半の疾走部分の対比がいい感じ。
通して聴いてみても余り疲れませんね。
何度でも聴きたくなる1枚
途中にクラシカルなインスト(インタールード)を挟み、いつものMANOWARとは違うクラシカルかつ荘厳な世界が描かれております。
The Fight For Freedom、Nessun Dorma、Sword In The Windでは、エリックの魂が込められた歌唱が素晴らしい!
さらに、後半の怒涛のピュアメタル3連発(Hand Of Doom、House Of Death、Fight Until We Die)で、完全にノックアウト!
更に、ボーナストラックにKill With Powerのライブまで入ってるんだから、もう文句なしです
(エリックと観客による、"Kill With Power! Die! Die!"のコーラスは必聴!!)。
ジャケットはいつも以上にMANOWARらしいですが(笑)。
オペラの名曲「Nessun Dorma」まで違和感を感じさせない凄さ。
静から動へと移っていく全体の流れがこれ以上無い完璧さを誇ります。これこそTRUE METALだ!!!
MANOWAR初心者でもメタルの精神を理解している者であれば、このアルバムを聴いて拳を天に突き上げるだろう!!MANOWARこそがメタルの真実でありMANOWARこそがメタルなのだ!!
メタルって何だ?と聞かれた時にはこのアルバムを渡し、胸を張ってこう言ってやろう!!「これがメタルだ!!」と
We are Heavy Metal Warriors Hail!!
後10年ぐらいしたら、本作は「2000年代のHM/HR名盤」として称えられることになると思う。
純粋なへヴィメタルよりも、「〜メタル」の方が支持の強い現代に、ここまで熱いメタルアルバムを叩きつけた彼等に感謝 !
前作『LOUDER THAN HELL』から、実に6年のインターバルを置いて、'02年に発表された待望の9thアルバム。
間に2枚のライブ・アルバムを挟んだとは言え、幾らなんでも6年は待たせ過ぎでしょうが!とか、しかも漸くリリースされた
国内盤の歌詞には日本語訳がないという、今時有り得ない手抜き仕様(これはバンドよりもレコード会社の怠慢だが)等、
湧き上がる数々の不満を力ずくで捻じ伏せてみせる本作の凄まじいクオリティの高さは、流石MANOWAR。
基本は『LOUDER〜』同様、コンパクトに練り上げられたキャッチーなHMチューンが次々に繰り出される、
コンセプトよりもメロディに重きを置いた楽曲重視路線だが、個々の楽曲のクオリティは、傑作だった前作をも軽く上回る勢い。
ボーナス・トラックも含めて全11曲、熱きメタル魂を胸に思わず行進したくなる勇壮な①に始まり、
エリック・アダムスの驚異的な歌唱力が堪能できるプッチーニの③、厳粛且つドラマチック極まりない⑤を経て、
後半の小細工無用の剛球メタル・チューン4連発(⑧⑨⑩⑪)からオマケ収録の名曲“KILL WITH POWER"の
ライブ・バージョン⑫に至るまで、本編のテンションは一時も緩まる事無く、当然、捨て曲なし。
惜しむらくは曲順がイマイチな点で、似たり寄ったりのテンポの楽曲が並んでいるため緩急に乏しく、
折角の楽曲のインパクトの強さを、十分に活かしきれていない印象なのが勿体無い。尤も、前半に壮大で劇的な楽曲を、
後半にストロングなメタル・チューンを揃えて、「静」と「動」のコントラストが引き立つ構成を狙った
バンドの意図も理解できるので、この曲順も一概には否定できないんだけど・・・。
ともあれ、そうした些細な部分が気になるのも、本作の完成度が半端ないからこそ。疑いの余地なく名盤だ。
どこぞのアホがこのアルバムを聴いて「Manowarってこんなもんか」とかほざいてた。
でもそいつがDragonforceみたいな速さで全てをごまかしたようなクソバンドを聴きこむメロスパーだったので許した。
このアルバムの凄さは「本物のメタル」を追求するものにしか分からない真のメタルなのだ!!
名曲揃いのこのアルバムの中で捨て曲は一切無しなんだが敢えてNo.1を選ぶなら・・・・って、選べるかぁ!!!!!
確実にどの曲もNo.1級の名曲、買って損無し!!