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「ぼく、まふねこ。」 / まふまふ
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2009年発表の1st。

メンバーがあのクサメタルバンドDRAGON GUARDIAN絡み、更にDEATHSCYTHEやHATRED ANGEL
など、個人的に好きなバンドと交流があり、尚且つ価格も手ごろ(1200円)とくれば…
そりゃ興味本位で手を出してみたくもなりますよね(笑)。
…実際に聴いてみると、ジャケやアルバムタイトルなどのコミカルな雰囲気とは裏腹に、
おふざけ要素の殆ど無いマジなメタルでかなり良い感じ。

路線としては…各レビューサイトでもCOBを引き合いに出す人が多い通り、ネオクラシカルな
メロデスをベースに猟奇色の強いV系やプログレのエッセンスを取り入れたようなメタル…と
言えるでしょうか。ヴォーカルのミックスや歌メロが前に出ていたり、歌詞が抽象性の強い
ダークなものであったりなどV系要素が強いのは、一部メタラーの反感を買いそうですが、
個人的には大正解だと思います。

凝った展開とも相まって、「ジェネリックなメタル」と言えるような曲は1曲たりとも
存在しない、独特かつバラエティに富んだ仕上がりで、ラストまで緊張感を維持しつつ
聴かせてくれるアルバムになっていると思う。ただしヴォーカルはデス声、見得の切り方が
V系ライクな普通声、妖しいファルセットなど多彩な歌い方を駆使してますが、デス声が
弱目だったり普通声が勢い重視だったり、多少大味なところもあるので、そこも
(特にメタラーには)好みが分かれるところかもしれません。

でもこの作品、一聴しただけでマジもののメタルだというクオリティはあると思うんですけど、
(アートワークやアルバムタイトル、コメントなどを抜きにして)曲だけ聴くとどの辺りが
「猫を愛する」なのか全く分からないんですけど(笑)。最初歌詞を読んだとき、余りに
全編シリアスで結構驚きましたもん。
Usher-to-the-ETHER 2009年7月19日(日)10時52分

初期COB系メロデスとの情報を聞き試聴とかせずに購入し見事騙されました。
完全にメロパワです。デス声らしいのもたまに登場しますが弱過ぎる。
デス声と言うかしよっぱいスクリームと言った方が正しいでしょうか?
ノーマル声も自分の嫌いなV系テイスト丸出しな感じなんですけど
何故か問題なく聴けたのは不幸中の幸い。
バックのサウンドですがやりすぎとも言えるくらいオーケストラヒットがバンバン鳴り響く
クサクサでキラキラしてるもろにタイプの音で悶絶。
それだけにこのヴォーカルが…って思ってたら現在は脱退しててメンバー募集中みたいです。
かっこいいデス声の人が入ってくれれば個人的には嬉しいんですけどね。
黒バット 2009年12月3日(木)2時37分

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