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WAR WITHOUT END / WARBRINGER
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カリフォルニア出身の5人組スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにビル・メトイヤーを迎えて制作、
'08年にCENTURY MEDIAからリリースした1stフル・アルバム。
新世代スラッシャーの多くがそうであるように、彼らもまた、ヒステリックなシャウトを繰り出すVo、ヤスリで削り
出したような刻み目の荒いGリフ、それにバタバタ忙しなく疾走するリズムと、メンバー全員の平均年齢が20歳とは思えぬ、
80年代テイスト満載のオールドスクールなスラッシュ・メタルを実践。ジャケット・アートワークに戦車をあしらい、
歌詞のモチーフに「戦争」を選ぶ姿勢からも明らかなように、アグレッシブで高揚感に満ちた好戦的なサウンドが
その持ち味ながら、フラッシーに弾きまくるツインGと、正統派HM由来の構築性を湛えた曲展開をフィーチュアした
楽曲は存外キャッチーで(ポップという意味ではない)、個人的には1st〜2ndの頃のEXODUSとの共通点を見出したりも。
方々で指摘されているように、ドタバタと落ち着きのないリズム・ワークや、荒削りなサウンド・プロダクションのせいで
「B級」との印象は免れないものの、血沸き肉踊る①④、アグレッシブな曲調にメロディックなGソロが映える②⑥⑩、
メロウなイントロをメロデス風味のクールなGリフが引き裂く⑤といった、WARBRINGERというバンドの魅力が
上手いこと表現された強力無比なスラッシュ・ナンバーの数々を聴くにつけ、これくらい自棄っぱちな勢いが
感じられる方が、スラッシュ・メタル・バンドのデビュー作としては好感が持てるってもんです。
個人的には「大化けした」と評判の2ndアルバムより愛聴してたりして。・・・なんて書くとバンドに怒られるか?
火薬バカ一代 2009年8月19日(水)22時28分

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