TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るAPOCRYPHAのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
THE FORGOTTEN SCROLL / APOCRYPHA
このCDをamazonで探すstyle=border:none

現在は人気バンドTHIRD EYE BLINDに籍を置くトニー・フレディアンリ(G)が中心となって、アメリカは
ネヴァダ州にて結成された4人組パワー/スラッシュ・メタル・バンドが、プロデューサーにCACOPHONY時代の
マーティ・フリードマンを迎えてレコーディング、'87年にSHRAPNEL RECORDSからリリースした1stアルバム。
ダークな雰囲気漂うジャケット・アートワークを、タトゥー・アーティストとして大成したガイ・エイチソンが
手掛けていたりと、今考えると結構豪華な陣容で制作されている本作だが、各楽器の分離の悪いゴチャッとした
音作り(エンジニアはSHRAPNELお抱えのスティーヴ・フォンタノ)や、欧州HMからの影響を伺わせる、アグレッシブだが
キャッチーさに欠けるマイナー調のパワー・メタル・サウンドは、如何にもSHRAPNEL RECORDS謹製といった感じ。
ただ、ドラマティックなバラード⑨に良く表れている通り、声域4オクターブを誇るというロブ・ハルフォード型の
Voがちゃんと歌える実力派である事と、何よりトニーの華のあるGプレイが、作品の完成度をガッチリと底上げ。
緩急もへったくれもなく終始派手に弾きまくっているため、鬱陶しく感じられる場面も無きにしも非ずなれど、
例えば①のような大味なHMチューンでも、彼のGソロが切り込んできた瞬間、パッと楽曲が輝きを放つのだから大したもの。
CACOPHONYやRACER Xといったバンドが楽しめる人なら、購入する価値が大いにある1枚かと。
長らく廃盤状態で国内盤はプレミア価格で取引されてましたが、最近ようやっとリマスター盤が再発されたしね。
火薬バカ一代 2009年9月23日(水)21時38分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!