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MOVE / 聖飢魔II
1998年発表の第14大教典。
オープニング曲1.が、いきなりバラード。
(リリース時期に行なわれたツアーでも、この曲が1曲目を飾るメニューがあったとのこと)
しかもそれ以外に5.10.という合計3曲の絶品バラードを擁しており、唄モノとしての出来は極めて高い。
また曲作りに初めて外部ライター(*)を導入するなど、解散を1年後に控えてるとは思えない大胆さ。
*ダミアン浜田殿下は決して「外部ライター」ではないので、そこんとこご理解よろしく
そのぶん音(曲のタイトルも?)が軽くなったことは否めないものの、NEWS と LIVING LEGEND を結ぶポイントと考えれば、結果的に果たしたその役割も見えてくるのではないか。
オススメは上記の3曲に加えて4.9.ですね。
全体的に重い内容の歌詞が含まれています。(重い=考えさせられるような)
勿論、聖飢魔II自体そういった歌詞の曲が多いと思うんですけど。
前作の「NEWS」を明るく爽やかなアルバムと例えたとすると、
こちらはどちらかというと、暗め!?な曲が多いです。
ちょっと暗いというと語弊があるかも知れませんが・・・。
私的には一番最後に収録してある、STILL ALIVEが好きですね。
何となく彼らの心境を今の心境を歌っているような気もして・・・。
「これまでメタルをやり続けたけど・・・」みたいなALBUMですね。でもこれも聖飢魔IIの幅広さというか、メタルだけしかできないようなバンドではないってことを感じますね。ちょっと大人の視点から物事を見ている、というか、等身大の曲が多いです(「神」「悪魔」「殺し」といった表現が少ないし)。一人称に「僕」を使ったことにかなり驚きました。そしてstill alive!聖飢魔IIの中でtop級に名曲だと思います!否、これ以上のバラッドを作ったバンドがいるんなら教えて欲しいくらいです!
ぶっちゃけ、このあとにLIVING LEGENDに行くのは少々無茶だったのでは?と。当方としては納得し難い部分があります。せめてもう1クッション欲しかった・・・
応援歌、癒されるという
聖飢魔IIに似つかわしくないようなアルバムではあるけれど
社会人になったばかりの俺を救ってくた
後期の作品としては「NEWS」と肩を並べる作品です(方向性は違いますけど)
日々、辛いことが沢山ある・・・。
でも、このアルバムって・・・すごく励ましてくれますね
あぁ・・・これが聖飢魔IIの優しさなんだな・・・・。
頑張ってる人にプレゼントしたくなる 教典ですよね。
オススメです。
勇者まるこ 2004年3月11日(木)20時33分
『空の雫』いいね〜。激しさに物悲しさを感じるかっこいいメロディアスハードロック。
『MASQUERADE』、『サクラちってサクラ咲いて』といった名曲あり。
聖飢魔IIじゃないのかもしれない、しかし屋台骨を支えたルークの色が滲んでます。
そういう意味ではこれも聖飢魔II。酸いも甘いも経験した大人に送るアルバムです。
悪魔の彼らも苦悩する、私たちと同じように。だから心を震わす曲がある。
一度聴いても損はしないよ。
この色はCANTAが引継いでいる、これのアルバムの詞や曲に惹かれたならCANTAのアルバムも一度聴いてみてください。入手しやすいので薦めなら「fraction」あたりをどうぞ
「エガオノママデ」
この一曲に尽きます。
いや〜、もうこのアルバム最高です!
詩、曲が良いのはもとより、閣下のヴォーカルがすばらしい!!!
私個人としてはこのアルバムの唄が飛びぬけて最高だとおもいます。
皆様も是非心に染み渡る「悪魔の声」を聴いてみてください!
聖飢魔Ⅱって矢張りハードロックなイメージがあるので、
これを聞いた時はちょっと驚きました。
最近聞きなおして、聖飢魔Ⅱ流のポップスなのかな、と。
人生の応援歌。
悪魔に応援されてもなぁ、と思うことなかれ。
これびみょーですよ
上野田吾作 2005年11月16日(水)21時31分
"魔暦紀元前1年、「挑戦」という精神がある限り、我々は立ち止まらない、変態し続ける。"
ジャケットの帯にこう書いてたの見て、違う「へんたい」をイメージしてたんですけど
歌詞といい、編曲といい、何も知らずに聴くと、聖飢魔IIとは気づかないかも。変態してました。
↑僕もそう思いましたwwwww
このアルバムは、非常にいい出来かと
思うんです。私は大好きな大教典ですね
エガオノママデは名曲だよ
上野田吾作 2006年10月16日(月)9時33分
音は紛れも無く聖飢魔Ⅱなのだが、曲は今までよりも世間一般にわかりやすいものが多い。
個人的にもわかりやすい「空の雫」が一番のお気に入り。
しかし「MASQUERADE」なんかも入りやすかったのでよく聴きます。
後期の「メフィストフェレスの肖像」「NEWS」「MOVE」はどれも名盤と言って差し支えない出来ですが
その中でも特に歌メロが素晴らしく、聴きやすいので人に勧めやすいですね。
ドゴスギア 2006年12月31日(日)16時15分
ポップな聖飢魔Ⅱも悪くない。
しかしアクが強くない分信者には受けないかも。
好きな曲が結構入ってるので割とよく聞いたりする。
この頃の歌詞が一番好きだな。
丸っこいキュートなアルバムですね。
棘の先にR(半径)がかかってるような。
中曽根栄作 2008年11月16日(日)19時5分
「恐怖のレストラン」をリリースした同じグループのアルバムとは思えないほど優しさと哀愁に満ちた作品です。
そして、今更説明するまでも無いと思いますが、閣下のヴォーカル、演奏組のプレイは相変わらず超一流です。
