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RIOT SQUAD / PARADOX
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早い!このインターバルの短さが、彼らの完全な前線復帰を物語ってます。
そして速い!失われた90年代を取り戻すかのように、聴き手の脳を寸断するかのように、切り込まれていくリフの鋭さ。
前作は素晴らしかった。前々作も素晴らしい。前々々作は言わずもがな、もうついでに、1stも素敵。
そして今作。前作の取りこぼし作品集みたいなものなら落胆もしますが、そんな事は全く無い。このバンドに駄作はありません。
恐らくバンド史上最も攻撃的な一枚ではないでしょうか。しかし、PARADOXがPARADOXたりえるメロディは忘れずに。
俺たちゃDESTRUCTIONでもHELLOWEENでもねぇ!PARADOXだ!という気概をビンビンに感じました。
よく似た活動経緯を歩むARTILLELYともども、今後が気になるバンドです。そんな気にさせてくれたアルバムです。
カットタン 2009年10月23日(金)3時13分

個人的に、数あるジャーマン・パワー/スラッシュ系バンドの中でも最も愛して止まない、
苦労人チャーリー・シュタインハウアー率いるPARADOXが'09年に発表した5thアルバム。
溜まりに溜まったフラストレーションを晴らすべく、叙情的なバラードや、起承転結を備えた様式美タッチの楽曲は
収録せず、ガンガン力押しに終始するアグレッシブな作風だった4th『ELECTRIFY』と同一路線を行く内容ながら、
どことなくサイバーな雰囲気が漂い、曲間にインストの小曲を配するなど、コンセプト・アルバム的な色合いも
感じられた前作に比べると、今回はややオーソドックスなHM路線へと引き戻された印象を受ける。
「掴み」には持ってこいインパクトのデカさを誇る名曲①を筆頭に、金属質なGリフと機関銃の如く刻まれるリズムが
一丸となって突進するハイパーな⑤⑦⑩等、昨今のスラッシュ・メタル・リバイバル現象に触発されたのか、
これまで以上に「スピード」に拘りの感じられる楽曲が数多く並んでいるのも本作の特徴であり、全11曲の
収録楽曲のうち、実に疾走系のナンバーが半数以上を占める。それでいて、男の背負った哀愁と憂いを伝える
チャーリーの歌メロや、ツインGが紡ぎ出す、如何にもヨーロピアンな風情を湛えた、暗い湿り気を帯びた
メロディに鈍りは皆無で、特に、スラッシーな攻撃性と疾走感を兼ね備えた曲調に、
勇ましくも劇的なツインGが絶妙に絡む②は本編屈指の名曲かと。
HOLY MOSESも来日するこの御時世、ぼちぼちPARADOXの来日公演も実現して欲しいなぁ、と。
火薬バカ一代 2009年10月28日(水)22時1分

前作のプログレッシブな要素は後退し、押して押して押しまくるパワー&
スラッシュメタルの怒涛のオンパレード。でもドラマチックなパートの
扇情力の高さは相変わらず。もはや一遍の迷いすら感じない。
超高速スラッシュの⑤⑦⑩はホント最高だが、ノリノリの③⑧なども素晴らしい。
とゆーか捨て曲ねぇ!ボーナス曲まで良いわ!純メタルの極み。
もうホント良いから、買えと言いたい!リフ、ソロとも充実してて、このギター
聴いててホント気持ち良いわ・・・。

アルバム出す度凄いの聴かせてくれるから、迂闊に最高傑作って言えないな・・・!
cri0841 2009年10月31日(土)22時35分

皆様が仰られているように今回も素晴らしいスラッシュメタルを
聞かせてくれます。
①を聞いたときは今回は疾走感重視の方向性かなと思いましたが、②以降に
なるとメロディもかなり上質なものになっていて冗談抜きに最高傑作といって
おかしくないほどの出来になっています。
漢らしい力強さと哀愁の籠ったメロディラインを歌うことのできるチャーリー
のVoは素晴らしいです。
そしてツインリードが今回は本当に素晴らしいです。突進力、叙情性、構築性
全てがトップクラスの仕上がりです。
まさに「鋼鉄」と呼ぶのにふさわしいアルバムです。

これ程のドラマスティック且つ端麗なスラッシュメタルを聞かせてくれるバンド
なんて早々いません。
THRASH NEVER END!!
無の英雄 2009年11月1日(日)0時33分

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