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THE ONES I CONDEMN / SACRIFICE (CANADA)
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スラッシュ・メタル再評価機運の高まりに乗じて、ANVIL CHORUSとかAT WARとかBULLDOZERとか、思わぬバンドの
リユニオンが相次ぐ昨今、とうとうカナダのSACRIFICEまで再結成を果たして復活アルバム(5th)をリリース。
しかもこれが、全盛期を彷彿とさせる勢いが全編に渡って横溢した内容に仕上がっているんだから嬉しいじゃありませんか。
活動後期には、スラッシーな疾走感はそのままに、ある程度正統派HM寄りのドラマ性やキャッチーな要素も
打ち出していた彼らだが、この復活作では、ダーティなシャウト型Voに、ドリルの如く高速回転するGリフと、
忙しなく疾走するリズムが組み合わさった②を手始めに、「カナダのSLAYER」と評された1st〜2ndの頃を思い出させる
バイオレントなスラッシュ・メタル・サウンドを志向。何せ初期作からのリメイク曲⑬⑭と並べて聴いても
全く違和感がないのだから、メンバーが本作で目指した方向性は明らか(多分)。
勿論、嘗てのようなヤケクソ気味なテンションの高さは望むべくもないし、正直なところ、強力なキメ曲にも
欠く印象なのだが、とは言え緩急の効いた④、“HIROSHIMA"の名を持つ高速スラッシュ・ナンバー⑦、
同郷のカルト・スラッシャーSLAUGHTERのメンバーも参加している⑧、そこはかとない構築美を備えた劇的な⑩等
収録楽曲の平均レベルは十分に高く、SACRIFICEファンならコレ聴いて失望する事はまずない筈。
火薬バカ一代 2009年11月24日(火)22時29分

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