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DRUDENHAUS / ANOREXIA NERVOSA
どうやら2000年リリースの彼らの2ndらしいです。
3rdとほぼ同じ方向性の凄まじいシンフォ・ブラックです。
厳かに楽曲を盛り立てる劇走シンセは、もはや装飾などという陳腐な表現では言い表せない怒涛の勢いで突っ走ってます。こんなに攻撃的にシンセを使うバンドは他に知りません。
そして相変わらずヒステリックに喚き散らすVoもまたこの凄まじいテンションを持続させることに貢献してます。そう、彼らの魅力の一つはアルバム1枚通してのテンションの高さなんですよ。アグレッシブでありつつ、ここまでのハイテンションをアルバム単位で持続させてるのはSLIPKNOTとSTRAPPING YOUNG RATくらいかな。
傑作!(個人的には)
ド派手なKEYに怒濤のブラスト。ブラストなんですが無茶苦茶な疾走感というわけではないです。とにかくKEYの人なかなか良い仕事してます。
00年発表の2nd。
怒涛のブラストに大仰且つ荘厳なKey、
そして狂気とも絶望ともとれるVoが一体となり
聴き手に襲い掛かる。
真正、メロディック両方のブラックファンをも
納得させるモノがあります。
このオーケストレイションと激走ぶりはヤバイです。
ホラーっぽい雰囲気もあります。
ほぼ休みなく疾走している上にVoは叫びっぱなし。
だからこそ割と静かめなパートのメロディーが映える。
ボドムっ子 2004年1月20日(火)23時19分
素晴らしい。この一言に尽きる。
悲愴とか悲痛とかにも受け取れる、ちょいと叫びのベクトルが違うところとか。
Keyの使い方がオーケストラ風と言うよりも、むしろオペラ風なところとか。
いやもう何て言うか。素敵。
……言いたいことが既に全部言われていると言う罠。
一曲目からブチかましてくれる。
誰かが発狂したワーグナーと言っていたがまさにそんな感じだ。
まさに「シンフォニック」ブラックメタルって感じ。
終始ギャーギャー咆え続けるvo、狂ったオーケストラのようでいて実はセンス抜群のkey、どこまでもひたすらドカドカと突き進むds等々・・・これぞシンフォ・ブラックの究極の形なのかも。
初めて聴いたとき、「君たち、そりゃヤリ過ぎ!」と思った(笑)
怒りや憎しみ、すべての悪が詰まったようなボーカル。
ドラムが暴れまくり、キーボードも豪華絢爛。
爆音でストレス発散できますよん。
Voのあきらかに正気ではない叫び、悲壮感漂う荘厳なサウンド。
ハイクオリティーなブラックメタルの代表です。
シンフォニックなのにかなりやかましい(褒め言葉)アルバムです。
シンフォブラックでここまで攻撃的なバンドはそういないでしょうね。
いえ、並みのブルータルブラックのバンドを超えるテンションの高さ、激しさをかねそろえているでしょう。
3rdより後にこれを聴きましたが、こちらの方がシンセが強調されていて、よりオーケストラルで、退廃的なメロディーが多いですね。
このアルバムではシンセが主役って感じです。そこに絡むのがあのテンション高過ぎのボーカル。畳み掛けるパートは本当に凄まじいです。
スローなパートも悲壮感も本当に素晴らしい。
ドラムは3rdに比べると手のパートがやや遅いですが、ツーバスの連打は物凄く、地鳴り状態です。
これは病み付きになるかも。。。
第一印象は、超やかましい。
このバンドは3rdとこの2ndしか聴いたことがないのですが、こちらの方がKey.が前面に出ていてより絢爛ですね。
また、3rdよりも若干ですが音量が大きめに感じるし、良くも悪くも(3rdに比べ)音質が洗練されていなく、キンキンした感じです。
(耳に突き刺さる様な音質なので好き嫌いもありそうですが、自分は好みです。)
Vo.は終始ほぼ絶叫しまくり、楽器陣も全編通して非常に攻撃的なアレンジ。Ba.はよく分からないですが・・・
しかし、よくもまあここまでブチ切れハイ・テンションで突っ走れるもんだなぁと感服せざるを得ません。
ただ、ブラック・メタル特有の滲み出る様な邪悪さはあまり感じられないかなぁ。
あと個人的にはVo.のノーマル(クリーン?)・ヴォイスが何か凄い好きで、
特に「The Red Archromance」の3分過ぎから始まる嘆きを表現している様なクリーン・パートを聴く度に、
何でか良く分からないんですが感動して泣きそうになります・・・
このアルバムもシンフォ・ブラックの金字塔的な作品ではないでしょうか。
自分はこの2ndを推します。
このバンド初めはI'll kill you 目的で4th買ったんですけど、正直大したことねーなってのが本音でした
なんていうか思ったよりマッタリとしていたので退屈でした
なんで注目されていたのかすらわからなかった
でもこの2ndで納得しました。
これは素晴らしい、目まぐるしい展開が最高に好みでした
最後の9曲目が最高に好きです
たまねぎさんがおっしゃっているように、シンセの音色と相乗効果で泣きまくりです
いいアルバムです
解散(?)が惜しまれますね
俺は3rdから入ったが、これもカッコイイアルバムだった。3rd程の暴虐性はないが、それでもシンフォニック・ブラックとしては相当暴虐的。シンフォニックな要素は3rd以上に感じられ、中世ヨーロッパのクラシック音楽を思い起こさせる。その頃のヨーロッパの貴族達が発狂して暴れまくって自滅していく様子を想像できる(謎) 良いアルバムである。
2ndアルバム。00年作。輸入版のみ。
燃え盛る教会をジャケットにした、なんとも素晴らしい一枚。
3rdアルバムが有名なだけに、こちらの2ndはあまり耳に届いているリスナーは少ないと思うのだが、
EMPERORの2ndのように、ストレートで実直な狂気と荘厳の沙汰を聞けるため
ANOREXIA NERVOSAというブラックメタルを聞くには、この2ndが一番ではないだろうか。
何よりも特徴的なのは、緩和する役割であるはずのキーボードですら攻撃に走っている、ということ。
激烈なブラストビート、エグりこむように刻まれるリフ、血を噴出すのではないかと思えるほどの壮絶なヴォーカルと相まって、非常に邪悪で荘厳な世界観をかもし出している。
まさに文字通り「シンフォニック」ブラックメタルである。
しかしキーボードはいい仕事をしているのだが、全体的に勢いがありすぎて耳が疲れる、ということもしばしば。
あと確実に真性じゃないので、雰囲気は生ぬるいです(笑)
やばいなー
はじめはうるさい気がしたが、だんだん慣れてしまいましたー
メロデス、シンフォニックが好きなら慣れるんですな。。シンフォブラックは。