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CARPE DIEM / HEAVENLY
待ちに待ったHEAVENLYの新譜がようやく発売しました。
しかしこのアルバム、なんと言っていいのやら言葉が見つからない。
悪い意味でも、もちろん良い意味でも。
1周したときの感想は「これってHEAVENLYですよね?」という疑問を抱いた。
前作「VIRUS」の面影はなく、そこには新たな「聞かせるHEAVENLY」がいた。
ミドルテンポやバラードが中心で、疾走曲は⑥と⑧くらい。あとボートラか。(インストだけど)
今までB級グルメのようなガッツリコッテリ系っぽい魅力をHEAVENLYに感じていたんだけど、今作にはそれがない。A級になったかと言われればそうでもない。
とにかくなんとコメントするのが適当なのか分からないが、ひとつ言えることは「前作が神すぎた」ということ。
前作を期待して買うことは薦めないが、それでもHEAVENLYのファンでありたいなら買っておいて損はない作品。
私はこの作品にもっと何かを見出したいので何周も聞いてますが、今現在はこんな感想です。
後にレビューを変更するかも。
やっぱHEAVENLY最高だ!希望と勇気が沸いてくる。
今回Queenに影響を受けたバラードが新機軸です。
9曲(ボートラ除く)しかないけど1曲1曲が個性を放ってて濃いです。
新鮮味とお約束をどちらも保って一歩先に進んだ名盤です。
Pちゃん 2009年12月20日(日)11時24分
基本的には前作の流れを汲むが、さらに洗練されたイメージ。
私がHEAVENLYに望むもの。それはHELLOWEENとGAMMMARAYが置いてきたものを上手にすくい上げる作業(笑)。
そういう意味ではみごと期待通りの答えを出してくれた。もちろん完成度の高い曲ばかりだが、
話はやはり疾走系の⑥、⑧に尽きる。それも⑥は笑ってしまうほどのGAMMARAYで⑧は笑ってしまうほどのHELLOWEEN。
でも言い換えればこの曲こそが本家GAMMARAY、HELLOWEENに求める理想形と言っても過言ではない。⑥は出だしから
大丈夫かと思うくらいクリソツで若干とっちらかった感は否めないが展開に富んでいる分聴き応えたっぷり。
⑧はみごとkeeper期HELLOWEENが甦った。楽曲もさることながらBENの歌いっぷりがKISKEそっくりで感涙もん。
この⑥、⑧だけでも買って損は無いと思う。
また、こんなアルバム出しちゃって!
相変わらずクソ真面目だな。
良く言えば懐かしさと凄まじさが半端じゃ無い!
悪く言えば古臭い。
とは言え聞き応え十分の良作だ。
疾走曲が少ないのが大きなマイナスポイントではなく、
むしろ、過去の作品と比較した場合、
「現状維持」という感が否めないのがマイナスポイントだと思う。
それにしても、
他のメロスピ・メロパワバンド等が様々なジャンルを取り入れて、
新境地を開拓しているにも関わらず、
HEAVENLYは、80年代メタル、GAMMARAY・HELLOWEENやQUEEN等の要素を取り入れて、
昔ながらのメロスピ・メロパワバンドである数少ない存在となってしまった。
また、それらの要素を取り入れながらも、
古臭さをそれほど感じさせないのも、HEAVENLYの強みだと思う。
相変わらずクッサクサだし。
いつまでも変わらぬHEAVENLYであってほしい。
聴く価値有り。