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VEDD EL AMI JAR / POKOLGEP
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ハンガリアンメタルの大御所、ポコルゲップが1992年にリリースしたアルバム
時代はグランジ・オルタナミュージック全盛の時、東欧の彼らにもその波は押し寄せてダークでヘヴィな世界観で覆われています。いわゆるNWOBHMの影響を色濃く滲ませ東欧的な翳りのあるメロディを基調とした小気味良い疾走ナンバーは影を潜め、ファットな音使いも見受けられ時代性を加味したサウンドは実に興味深いものです、僕は彼らの事は完全に後追いなので今の感覚で聴く分には慣れた感覚ですが当時の流れで聴けば「お前たちまでも」と言ったのでしょう。時より垣間見る翳りのあるメロディアスなフレーズやバラードでかろうじて彼らの色を感じます、また前作から加入しているパワフルな歌声を披露しているVoの存在が支えていますね。とりわけギターソロのフレージングの扇情的なこと、ただの時代に擦り寄ったまがい物では表すことの出来ない独自の世界観を披露しています。でも彼らがやらなくても良い音ですがそれだけグランジ・オルタナミュージックが音楽シーンに新たな風を吹き込んだことなのでしょう。実に面白いですね
失恋船長 2009年12月31日(木)17時58分

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