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CONTROL & RESISTANCE / WATCHTOWER
MEGADETHを、よりプログレッシヴに、そしてより無秩序にしたような狂気のスラッシュアルバム。
キャッチ—さが以上に希薄なためとっつきにくいが、何か妙に惹かれます。
個人的には特徴的な(みんなそうかな)リフをもった③がお勧め。
高校生の時聞いてしまったのが、運の尽きか。
いや、リスナーを平気で引き離す彼らのポリシーに脱帽。
しかし、小気味よくなるまでにそんな時間はかからない。
プログレスラッシュ?そんな言葉に踊らされ、聴いたりすると後悔するかも。
しかし、不世出のバンドには違いない。
某有名CDガイド本レビューでは、
「キレたラッシュか、壊れたホールズワースか!? (中略)悪夢の変拍子に絡む高音ハイトーン・ヴォイスと狂気の旋律。究極の名盤!」
とあります。正にそのとおりで「キレたラッシュ」は言いえて妙です。
ドリームシアターとラッシュを足して、そこにメタリックなギターをブレンドした複雑・怪奇なヘヴィメタルでテクニカル・プログレ好きな人なら聴いて損はないどころか、きっとハマってしまうでしょう。これは確かに傑作です。他には無いよ。
プログレデスのバンド紹介でよく引き合いに出されるので、買おうと思うのですが、kotoraさんと、定ちゃんさんの評価はかなり違いますね。
DTとRush足した時点でかなりメロディックなものになってしまいますので、少なくともそんなことは無いと思うのですが。
最近のMeshugaaと比べてはどうですかね?彼らは全く無味乾燥なインダストリアル的手法をとっていますが。
http://sound.jp/stevemorse/やっています見てくださいね。
完璧なメンバー間のコンビネーション、息を飲む曲展開、多彩なリフに見え隠れするメロディ・・・マジカルな音世界を生み出している名盤。
DREAM THEATERと比較しても劣る部分など一つもない。
こりゃ何だ!?というのが第一印象。
とりあえず買っておいて損はない奇怪アルバム。
凄まじい、、、。
彼らを初めて聞いた時、「何だこいつらは?」と呆れてしまいました。DREAM THEATERのジョン・ペトルーシをして「クレイジー」と言わせてしまったのが頷けます。ある意味、ロン・ジャーゾンベグは鬼才です。奇才とでも言うのでしょうか。
ヒステリックな金切り声に、怒濤の展開、変拍子、テクニカルなソロなど、フリージャズをメタルの人間が解釈したようなサウンドは最初は受け入れられませんでした。
でも、これ以降に出た他のプログレデス系やさらなる複雑怪奇なサウンドによって頭を痛めつけ……じゃなかった、免疫ができてしまったせいか、かえって心地よささえ感じてしまいます。
まあ、どう考えてもこれは聞き手を選ぶ音です。好きな人はハマれるでしょうが、嫌いな人は徹底して嫌うような元祖変態系メタルではないでしょうか。
Frank ZappaのJazz Rock作品をMetal化したモノ、という表現がいちばんしっくりくる気がします。Zappaと同じく、キレてはいるが同時に異常にキャッチー。トータル感の高さも信じがたいほどです。
個人的には、聖飢魔Ⅱの『The Outer Mission』と並ぶ、究極のRock Albumだと思っています。(あとはMESHUGGAHの『Nothing』…ドラムス以外再録してくれればこれも。)
最初聴いた時、ATHEISTの2ndアルバムを聴いた時と同じくらいの衝撃を受けました。
目まぐるしい曲展開も素晴らしいが、Doug Keyserの凄まじいベースプレイは特に素晴らしい。
個人的にはTony Choyと並ぶくらいのプレイヤーだと思ってます。
ベースだけでなく、ギターもドラムも激ウマの部類に入る腕…。こんな曲がやれるのも納得がいきます(^^;
しかし、Alan Tecchioの声はキンキンしたハイトーン系ボーカルでバンドとしては少々浮き気味。
でも、そういったことは関係なく聴くだけの価値がある音だ。
聴きたい奴だけ聴いてくれ。。。
好き者だけ聴いてくれ。。。俺たちってスゴイッしょ...。ってそんな感じ??
ユニゾン、変拍子、決め。。。の連続。一応曲という体裁はとっているが...。
誰か彼らにエサを与えて音楽を続けさせてやってぇ〜。
...って、も〜とっくに解散してるっちゅ〜ねん(笑)
悲しい。こういうん好きやのに....。
>T2さん
再結成してツアーしたりしてますよ。少なくとも昨年までは。
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar/4935/thrash_or_die.html
最近のライヴをみた方のはなしです。いっやあ、うらやましすぎますね。
大変失礼しました。
正しいアドレスはこちらです。
ttp://www.hamanaka.com/pilgrim2/headfest/headway_report_jpn.htm
きゃぁ〜♪いきてたんやぁ〜♪
>s.h.iさん
ありがと〜!
えっ?あの超絶技巧やりながら動いてるってぇ???...。ホントかょぉ...貞子より怖い(笑)
でラストに「2112」かぁ...。も〜、見た人全員羨ましすぎぃ。。。
新作でるかも♪
前作から4年振りにリリースされた2nd(1989年)。
ヴォーカルがジェイソン・マクマスターからアラン・テッシオに代わったが、同タイプのハイトーン声なので違和感は無い。
リック・コラルカのドラムの音が良くなり、曲も前作以上にテクニカルになった。
テクニカルなスラッシュなら前作で演り尽くしたんじゃないの?という心配も無用な傑作。
匹敵するバンドはATHEISTか精々CORONERくらいだが、彼らも及ばないかも。
イヌスケ 2005年12月18日(日)15時29分
最高傑作。89年でこの音は信じられないです。
変拍子の嵐。しかし聴いててストレスは感じないです。
ひねくれまくったリフが素晴らしいですね。また、ギターソロも超絶。
何度聴いても飽きない究極の名盤!楽器やる人には是非聴いてもらいたいです。
僕の知り合いにこれを聴かせたら気持ち悪くなったとの事
まさに、変態(いや、天才か?)サウンド。
いつ聴いても病的なアルバム。曲を覚えるのが大変だ。。。
99点。
ハイトーンを駆使した狂った変態スラッシュメタル。
ロンはこの頃から変態さんなんですね。
まぁ今やってるSPASTIC INKに比べたら幾分まともか。
ちょっとタムの音がデジタルっぽくて不満ですが、面白いアルバムです。
カズチン 2006年11月19日(日)20時12分
強引に乗っけたヴォーカルを聴いていると気持ち悪くなる・・・ので無視〜と思ったら
④とかメロディアスでイイ感じ♪
特に③、⑤が強烈に気に入ってます。
何故かネクロファジストというプログレ・ブルデスデスバンドからこのバンド
を知った。皆が変態変態というから聴いてみた。が、こりゃ凄い!
最初、音飛び??と思ったら本当に音飛びしてて、ディスクを拭いて聞き直したら
・・・あんま変わんねーじゃん(笑)
本当に音が飛んでるように聞こえるほどに変(態?)拍子を多様している。
しかし・・・一発でオレのツボにはまった。ヴォーカルもこのハチャメチャな
音楽に合っていると思う。滅茶苦茶なことをやっているようできちんと整合性
がとれている。ギターはギャリギャリ、ピロピロでベースはずっとブリブリしてる。
これならスラッシュメタルファンでも行けると思う。ドリームシアターはコアな
スラッシュファンはあんまり好きじゃないと思うのだが、これはありとあらゆる
ところでスラッシュが散りばめられている。まるでスラッシュメタルを削いで削いで
削ぎまくって剥き出しにしたかのよう。1stは聴いてないが、これは超名盤!
解散してたんですか・・・残念です。オリジナルで再結成してほしい。
なんという鬼の演奏…このアルバムは間違いなく歴史に残るだろう
と演奏力重視の俺に思わせるほどすごいアルバムだ。ジャズ・フュージョンやクラシック好きのオレの親も「すごいね〜」と言わしめるほど(まぁ聴かせる気はなかったんだが;)
まぁポップス慣れしたオレには全くメロディアスな部分が見当たらないのですが変態慣れした耳ならなかなかイケルと思います。
89年にしてこの作品…ちょうどDream TheaterのI&Wのレコーディングを始めた時期でしょうか?このアルバムの登場によって結構Dream Theaterのみなさんにも影響を与えたことでしょう。
この作品でオレはロン・ジャーゾンベクさんを好きになりました。彼のソロアルバムも探してみようかと思います。(トラック数が45曲らしいですね…;まさに変態)
「ユニゾン、変拍子、決め、の連続」というのは言い得てますが、この音の感触に
近いのは中期VOIVOD、初期寄りのSAVATAGE、そして何より2nd『The Spectre Within』と
3rd『Awaken the Guardian』の時期のFATES WARNING(←ジョン・アーチの歌メロの方が
聴き難い気がしますが)。
プログレ・スラッシュとでも言うのか、'85年作だそうなFATES WARNINGの2ndをもっと
メロディアス(『I&W』までのD.THEATERぽく)かつキャッチーにした作かと。
曲の長さにしても、WATCHTOWERの方がコンパクトだし……ソロ作の方を知りませんが、
このバンドそのものはそこまで変態音楽かな?
疾走感と耳を引く決めが続くので聴き易いです。
変態とか色々言われているが、個人的に最も強く印象に残ったのはインストパートの独特の硬質な美しさだった。聴いていると金属で覆われた未来的な建築物とか、そういう光景が浮かびます。サウンドの要となっているのはやはりギターだろうか。残念な点はこれと言った魅力はないのに無駄に存在感があるVOで、聴いていて疲れる。もっと楽器隊と一体化するようなタイプにしてほしかった。
改めて好きな曲のクレジットを見ると、必ず本作ではプレイしていないBILLY WHITEの名がある。ということは、数々の斬新なリフのアイデアも彼が出したものなのか? 幻の名手という感じの人だが、今は何やっているんでしょうか。