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DIMENSIONAL BLEEDTHROUGH / KRALLICE
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Alcestに並ぶポストブラックの革命児として一部のブラックメタラーの間で話題になったらしいKralliceの2009年2ndフル。
なんか前衛芸術の絵画の様な不気味なジャケが目を引きます(笑)。

基本的には前作の路線を継承してますが、今作では展開がやや複雑になり攻撃性が強くなった感じですね。よりブラック色が濃い音作りになってます。
なので前作の潔いまでのトレモロ一辺倒(勿論褒めてる)が気に入っていた人にはやや残念な感はあるかもしれません。

・・・もっともそれで別に彼等の個性が薄れたという訳では無いですし、音そのものはより前作より確実に進化しています。
特にアルバムラストの約19分に及ぶ大作「Monolith of Possession」は間違い無くこのバンドを代表するキラーチューン。
個人的には1stを越えた超名盤。
Scarlet Destiny 2010年1月10日(日)23時4分

2009年発表の2nd。

曲の殆どをトレモロで弾き倒しているだけだというのに、明らかにテクニカルで、劇的な
世界観を演出してしまうスタイルの前作には、「驚愕」レベルでの衝撃を受けたんですが…
今作もその路線を継承、またもトレモロフェチにはたまらない音源になってます。
特殊なギターを使用しているらしい、独特な音色のトレモロももちろん引き継いでます。

前作と比べると、ギターだけでなくドラムもテクニカルで攻撃的なフレーズを叩いていたり、
懸念材料であったヴォーカルが凄みを増していたり、カオティックなメロを紡ぐアルペジオも
あったりして、ブラック本来の攻撃性や邪悪さが揺り戻されている印象。前作は、儚いメロや
ミニマルな展開など、シューゲイザーに通じる=メタルから離れた価値観も取り込むことで
独自の世界を構築していましたが、今作は一周回って攻撃性や技巧など、エクストリーム
メタル本来の魅力も更に強調されているような印象を受けました。

個人的に、この作品って伝統芸能とか、アートロックに通じる近寄り難さを感じるんですよね…
自分達が崇高で芸術的な音楽を演っていることに、誇りと確信を持っているような感じ。
まあ、本人達がどう思っているかは分からないし、崇高さや芸術性はともかく、それらに
しばしば付随する難解さはあまり無いですけど。前作同様、聴けば「トレモロリフの魅力とは
何か」が良く分かる名盤。ただエンディングだけは正直嫌いかも。頭痛くなるんですけど…。
Usher-to-the-ETHER 2010年4月26日(月)18時5分

ブラックメタルもここまで来たかと言う感じ。同郷のWolves in the Throne Roomと共に期待してるよ。

気味の悪いジャケットが雰囲気出してるね。ブラックメタラーに限らずプログレファン、いや全音楽ファン必聴だぜ!?

今回の最大の聴き所は、なんと言ってもラスト曲の「Monolith of Possession」だろう。もう超名曲!激ドラマティック!エンディングにかけてからの最後ノイズまみれになる所はマジ逝きそうになる!昇天!!!
2010年6月5日(土)19時35分

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