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HAMMERED / MOTORHEAD
『SACRIFICE』の後の2作品は購入しなかったのだけれど、久しぶりに聴いてみました。MOTORHEAD。
ブルーズが根底に脈打つ非常に良質かつラウドなHRを、思う存分堪能できます。
本当にレミーのVoは熟成されたウィスキーのようだわ。渋いし格好良いし、とにかくROCK!な作品。
渋い歌声が魅力のレミーおじ様についていきます。
い〜いアルバムだよぅ。
MOTORHEADのメロウサイドが詰まっていて、
ずっと聴いていたくなるような作品です。
でもタフネスはちゃんと背骨に通ってるところが素敵。
にしてもこの人達元気だなぁ。
いつまでも元気でいて欲しいわ。
キャッチーなMOTORHEADが聴ける。
レミーの歌心っていいなあ。
なかなか歳をとらない親父達。
素敵だ。
疾走曲は少ないが、炸裂、爆裂のRED RAWは必聴です。
これは最高!!タフネス、リフのかっこよさ!!,渋さ、コンボイを180kでぶっとばしている感覚。とはいってもスピードメタルじゃないからね。この重量感のある乗りはミドル向けかも。
久しぶりにいいんじゃない?興奮するよ。
暴走ロックンロールもいいけど、渋いMOTORHEAD
も最高!!
とても味わい深いアルバムでごわす。
グレートJ 2003年12月22日(月)20時14分
「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。」
これは経営学の権威ピーター・F・ドラッカーの言葉である。私は一介のヒラリーマンに過ぎないが、ドラッカーのこの言葉を座右の銘にしている。座右の銘だけは部長クラスである。これはビジネスマンに向けてのメッセージであるが、この言葉はそのままプロのミュージシャンにも当てはまるのではないかと考えている。
自らの強みを生かすことが得意なアーティストがいる。モーターヘッドである。モーターヘッドほど自らの強みを生かしているバンドがいるだろうか?モーターヘッドの強みとは何か?レミーのキャラクター、ダーティーなイメージ、ロックンロールである。この3つの強みが三位一体となって相乗効果が生まれ、それが他のバンドには真似のできない強烈な個性となってサウンドに表れているのである。唯一無二のロックンロール・ワールドここにあり!長年の間、自らの強みに集中し続けてきた結果である。昨日今日沸いて出てきたような若僧バンドとは明らかに何かが違う。「継続は力なり」とはよく言ったものだ。モーターヘッドのためにあるような言葉である。
正直言って、初めてモーターヘッドの音を聴いた時、私はレミーのあの声に拒絶反応を示した。しかし、その声が今では神の声になっているのだから、慣れというのは恐ろしいものである。一度モーターヘッドの音に病みつきになってしまったら、おそらくモーターヘッドのCDなしでは生きていけないだろう。酒やタバコはやめることができても、モーターヘッドを聴くのをやめることは私にはできない。絶対にあり得ない話である。「ダメだ。最近どうもしっくりこない。体調も良くないし、精神的にも安定しているとはいえない。」といった時は、大抵の場合、モーターヘッドをしばらく聴いていなかった時である。嘘みたいだが、モーターヘッドを聴くとなぜか症状が治まる。完全にモーターヘッド依存症である。
さて、この『HAMMERED』であるが、とても渋くて味わい深い作品である。ミドルテンポの曲が中心で、疾走感は少々控えめだが、モーターヘッドのもうひとつの魅力である「渋さ」を前面に押し出した快作である。人間味溢れる手作りのサウンドで、聴く者の心を満足感で包み込んでくれる。昨日今日沸いて出てきたようなバンドに、この音は出せないだろう。演奏力とか、上っ面の重さだけではこの音は出ない。自分たちのやっていることに信念を持ち、それをひたすら継続して実行しない限り、モーターヘッドのようなオンリーワンの存在になることはできない。自らの強みを信じて走り続けてきた職人だけが、オンリーワンの称号を勝ち取ることができるのである。アルバム『HAMMERED』は、オンリーワンの域に達したモーターヘッドが魂を込めて完成させた、まさに芸術作品である。
『HAMMERED』最高である。
グレートJ 2004年4月14日(水)22時32分
このアルバムもMOTORHEAD独特の渋い魅力が光る傑作です。
特にレミーの歌メロが良い感じで「ANOTHER PERFECT DAY」の頃?を彷彿させる。
個人的に①は彼らのメロウサイドを代表する超名曲だと思う(歌メロと後半のインスト部分が最高!!!)。
④と⑤で同世代のAC/DCやKISS風の要素が聴けるのもおもしろい。
前作ほどの疾走感は無いけどリフも程よくゴリゴリしていて味わい深いね〜、などと油断して聴いていると、最速爆裂ナンバー⑩でぶっ飛ばされるからご注意を!!!
う〜ん 渋い かっこいい 当時完全復活した感があった。