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2008年発表の1st(6曲入りEP?)。
ブラジルから新たなシンフォニック・ブラックの期待の星の登場です。

某CDショップ…っていうかDISK HELLの入荷情報掲示板で、まだアングライズム前回だった頃の
CRADLEやDIMMU、Nocturnal Art Production所属バンドなどが引き合いに出され、90年代の
ブラックの妖しさを継承した、近年のメジャー志向のシンフォ系のバンドとは確実に一線を画す
新人バンドの登場…と、大絶賛で紹介されていたのでご存知のマニアの方も多いと思われますが…
私もその口車に見事に乗せられ、CDを購入したクチなんですが(笑)、これは良いですね。

キーボードの、「生音には無い独特の厚み」を利用し、独特の音像を構築する事で
ブラック特有の底知れない雰囲気を演出していくタイプのシンフォブラックで、確かに
初期LIMBONIC ARTの系譜にある音だと思います。ただし、こちらの方がリフの輪郭が
はっきりしていて、トレモロと厚いキーの絡みを聴かせたり、ピアノやギターによるソロも
挿入した展開重視の部分もあったりしていて、最近のLIMBO程度にはメタリックな音。
自主制作でのデビュー作とは思えないほど質は高く、もしかしたらブラックのマニア以外には
初期LIMBOより受けが良いかもしれません。

…っていうか、今レビューを書くにあたって改めてバンドの情報を調べるまで、すっかり
ノルウェーから出た新人だと思ってました。「さすが本場、出て来る新人もレベルが高い!!」
みたいな語り口でレビュー書こうと思ってましたもん(笑)。それくらい、本格的に
初期北欧ブラックの雰囲気を醸し出している作品です。青田買い大推薦のバンドです。
Usher-to-the-ETHER 2010年2月11日(木)0時4分

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