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BAD MOON RISING / BAD MOON RISING
判官びいき?曲作りの才能がない?
セカンドアルバム以降の冴えのなさが、最終的な評価を決定付けてしまったかのような感のあるBMRだが、このファーストアルバムは文句なしの高品質HR版である。
ブリティッシュロックの薫りを色濃く残した、湿り気のあるHR。ダグ・アルドリッジのギターは特にバラードのソロで抜群の冴えを見せる。「OLD FLAMES」は絶品。
'91年発表。1stアルバム。
本作発表の段階では正式メンバーはカル=スワンとダグ=アルドリッチの2人のみである。要するにBMRはこの2人のプロジェクトとしてスタートした。ということはつまり、亡きLIONの後継者として待ち望まれていた中で本作が発表されたことを意味する。
などと偉そうに書いてはみたが、実は私がこの作品を入手したのはつい最近のことである。
DIOでのダグのプレイに耳を引かれ、さらにはWHITESNAKEにも参加したということで、BMRに興味が湧いたのだ。最初に聴いたのは3rd。これがなかなか気に入ったので、3rdより評判の良い1stがどうしても聴いてみたくなったというわけだ。
結論。私は3rdの方が好きだ。だが、本作も名盤であると評価したい。
なにが良いかというと、非常にオーソドックスなHRを一生懸命やっているということ。①と②はなんか明るい感じだが、③のバラード以降はH・Wさんも言うように、湿り気を帯びた英国の香りがする良質のHRが並ぶ。個人的には③・⑥・⑧も良いが④・⑦・⑨などのハードな楽曲の存在に価値を見出したい。
LIONが空中分解し、主要メンバーであるカルとダグが立ち上げたのがこのBMR。
LIONと比較すると、随分英国ハードロック風味が減退し、アメリカンフレーバー漂う作風に仕上がっている。個人の好みの問題もあるけど、僕はLIONの方が好きだったので、この作品からの楽曲があまり印象に残っていません。やはりカルにはどこか陰鬱とした楽曲の方が力量を発揮すると思うので、妙に明るい曲調が増えてしまって?(クエスチョン)ですが、内容は中の上ってとこかな(笑)
ファンの皆さんすいません。私が感じたことを素直に書かせて頂きます。
このアルバムは発売当時購入しました。
ライオンの1stがかなり好きでだったので期待していたのですが
なんか表面だけ体裁よく作られた曲のつまらなさに愕然としたのをよく覚えてます。
ダグには曲作りのセンスが全く感じられません。ライオンでの 充実ぶりは何だったのか..。
ああ、ボクはライオンの方が良かった・・といったらブーイングがあるかな。このアルバムの後、彼らから離れてしまいました。余談ですけど、この頃ボクはLionとWhiteLionとGreatWhiteが混同して何がなんだかわからんバカになってました。ややこしいよね!!やっとバンド名で判りやすくなったと思ったのに・・残念ッス。
ははは kamioさんが(この頃ボクはLionとWhiteLionとGreatWhiteが混同して何がなんだかわからんバカになってました)と言われたましたが、なんとダグはwhiteつながりで
ついにWHITE SNAKEに、、、ってこれ批評じゃにですね^^
LIONの1stを聴いてた人は、やはりあのクオリティを求めてしまうので、
良いアルバムだとは言いがたいかもしれませんが、LIONとは別のバンドだと思って
聴けばそこそこ良いのでないかな?
↑うむ、そのとおりでござるな。ライオンからアタマが離れれば間違いなく良質の作。
確かにLIONと切り離して聴いてみたら良質のハードロックです。
しかーし!
やっぱりカルとダグが組んだらどうしてもあの音を期待しちゃうじゃないですかー。
LIONでも曲のクレジットではカルとダグの作になってるのに、この変わりようはいったい…
カルの歌はいいんだけどダグのリフがえらくアメリカナイズされてるような。
別バンドだからって気負ってしまったのかな?
LIONを知らずにBMRに触れた人がうらやましい。
LIONは随分好きで聴いてましたが、BMRになってからはなんか普通のバンドになってしまいました。
時代に迎合しようとして失敗したのか、単に才能が枯渇したのか。
なんか聴いてて悲しい。
あんまりギターテクに走らないところは好感が持てるんですが、なんせ曲が普通。
確固とした個性が無くなったのは寂しい限りなんです。
LIONじゃないと思って聴けば「普通」。
でもLIONが頭にあるから普通じゃだめなんだよね。
ダグのキャリアのハイライトはやっぱLIONだよなー。
けんしょー 2004年5月29日(土)12時59分
○ックオフの常連CDその一。
「FULL MOON FEVER」がかなり格好良い。他にも良い曲はいくつもある。
もし2〜300円で叩き売りされているのを見かけたら、迷わず救いの手を差し伸べてあげよう。○ックオフで朽ち果てさせるには勿体ないよ。
LIONが大好きで、楽しみにアルバムを聴いた覚えがある。メインの二人が作ったバンドだから同じ系統のアルバムを期待してたんだけど。曲自体がイマイチ。でもSUNSET AFTER MIDNIGHTは最高、この曲だけで満足。LIONが唯一感じられる。
あじじ
これはかなりブルージーなアルバムになっていますがダグのギターが凄い!迫力ある!
ライオンのセカンドとさほど変わらないような気がしますが。。。
改めて聞いてみるとこれはスルメ盤である事に気づきました。ライオンのようなメロハーが好きなので最初このアルバムを聞いたときはブルージーで駄作だなと思ってましたが、聴きこみにつれて味が出てくるスルメのようなアルバムです。個人的にはブルージー系のハードロックは嫌いなのですが、これはいけます。ただ3曲目のバラードはあきらかにエクストリームのモア・ザン・ワーズのぱくりで、ギターのアルペジオはそっくりである。でもこっちの方が好きなのは僕だけでしょうか(笑)
3枚アルバムの中でダントツだと思う。ライオンの英国ハードロックを引き継いでるのはこのアルバムだけ。セカンド以降はオルタナ、グランジ系に変化している。ダグが弾きまくってるのもこのアルバムだけです。ライオンのダグが参加した2枚とBMRのファーストだけあれば十分です。ほかのアルバムは個人的には必要なし。とてもじゃないけど聴けない。
たしかに他のアルバムに比べてこれはライオンに近いつくりになっている。正統派ブルージーメロディアスハードって感じでしょうかね。タグの歌には癖があるので好き嫌いが別れるかもしれないが、個人的には好きである。サードアルバム以降は手を出さない方が良いかも。ギターだけなら聞く価値はあると思うけどね。
追記でタグのギターは素晴らしいと思う。この作品はライオンに近い作りだけど、少しアメリカンで明るい。哀愁のあるブルージーな曲もあるが、全体的にライオンよりもアメリカンである。もちろん、このバンドの作品の中では最高傑作で、メロディやボーカルに艶があり、FMのアフォロジアックが好きな人ならマスト。
個人的にはたまに聴くとはまるアルバムで、好きは好きですが、ライオンのほうが好きですね。リズム隊がチャック・ライトとケン・メリーで強力ですが、ライオンと比べるとマーク・エドワーズのドラムの味って、結構大きかったなと思いますが、どうでしょうか?
僕はライオンより好きですが、少数派みたいですね・・・
LIONを経過してこのバンドということになるが、ここまでのいきさつを知っていると、楽な気持ちでこの作品に接することが難しい・・・・・・・・。
LIONの方が泣きの要素は強いが、この作品には言葉で表現しづらい世界が存在する。半分は名曲と呼ぶにふさわしい出来である。
報われなかったバンドの一つとしても有名であるが、カルやダグの苦悩がなんとなく伝わる陰の名作かもしれない。
ハード○フで、105円で売られていた。しかもプリプリやT-BOLANといっしょに・・・・・・・・(もはや洋楽という認識さえもないのか)
そんなに価値がないのか?
価値は聴いた人が決めるものですので...。私にとっては、カルとダグの機転となる大事な大事な作品の一つであることは間違い無いです。たしかにドラムスのセンスはマークの方が好きですが。(ケン・メリーはFIFTH ANGELの時は好きだったんですけど)しかしここにFM好きな方が折られるとは思いませんでした(嬉)。
追記:BMRは来年1月ポニーキャニオンで再発になるようです。気になった方は是非チェック!!
ファンタジックでエロくてダークなジャケだけでも買いです。美しい。
楽曲も素晴らしい。LIONと甲乙つけがたく、これも傑作。
最初のコメントのやつ、反感って字も解らんのかな。。どうやったら、あんな変換の漢字になるんだ?それに誰も反感や作曲能力が無いとか、なんて言ってないだろ。適当なコメント書くなよ。セカンド以降も良い作品だったし。とくにセカンドは、このファーストと甲乙付けがたい作品だ。
【判官びいき】(はてなキーワードより)
弱いものに、弱いからと言う理由で、えこひいきしてしまうこと。
ここで「判官」とは九郎判官義経のこと。
はんがんびいきともいう。はんかんびいき、ではない。
H・W さんは決してBMRをけなしていないと思われる。『反感』ではない。
はっちゃん 2009年6月23日(火)19時14分
戦国時代の言葉かよ。そんな古い言葉出すなよ。でも、このアルバムでの意味が、あってないじゃねーか。しかも、ほうがんって読むんだよ。えこひいきなんてアルバムで有り得ないだろ。良いものは良い。悪いもの悪いだろ。作曲能力はライオンでも証明されているし、けして、セカンドは悪くないし、作曲能力もあるから。
判官ははんがんともほうがんとも読む。義経は戦国時代の人ではない。まあそれはともかくLIONが好きな人はこのバンドがそんなに好きじゃない、というパターンが多いみたいだけど、両者にそんなに大きな違いがありますか?このバンドの方がいくぶん明るい曲が多いのは確かだが、それほどの違いは感じない。ダグがLIONはWHITESNAKEをモデルに音楽を作ったと言っていたが、BAD MOON RISINGはWHITESNAKEプラス少しL.Aメタルという感じ。作曲能力は上がっていると思う。