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VERFUHRER / ENDSTILLE
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2009年発表の6th。

同じファストブラックであっても、例えばMARDUKや1349はアルバム毎に多少なりとも
カラーの違いがあるものですが、このバンドは見事なまでに前作同様の路線ですね。
「俺達はこれが演りたいんだ!!メジャー化やリスナーの嗜好など知った事か!!」とでも
言わんばかりの我の貫きっ振りが素晴らしい。この分だと、ヴォーカルの狂性や音質全般、
リフの切れ味などクオリティの底上げはあっても、デビュー時からずっと変わらなそうです。
まあ、このアルバムと前作しか聴いた事ないので、あくまで印象ですが。

という訳で、相も変わらずスウェディッシュ勢のファストブラックを更に凶悪化させたような、
撃滅WARブラックを演ってますね。ヴォーカルの喉が引き千切れる寸前のような自棄くそ絶叫、
憎悪の炎を宿したような音色のヂリヂリギター、機銃掃射系ブラストビートと音の全てで
「戦争」を体現しているような感じ。一応、毎作恒例のバンド名を冠した曲を初め、
ミディアムを含むパートもありますが…やっぱり「蹂躙された跡」みたいな印象しかなく、
どこまでも戦争は続きます(笑)。前作よりも若干叙情味が減退した感はありますが、その分
更に荒涼感が強調された作風になった気がします。

例えば同じWARブラックでも、INFERNAL WARなんかは、エクストリームメタル好き全般に
勧められそうですが、こっちはファスト系・WAR系ブラック好きの為のWARブラックという感じ。
ただし、その質の高さと徹底した作風から、嗜好にハマれば凄まじい名盤になるかもしれません。
Usher-to-the-ETHER 2010年2月12日(金)21時28分

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