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KREUZFEUER / SUBWAY TO SALLY
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2009年発表の10th。
タイトルの意味は「十字砲火」で合ってますか?

最近ELVEITIEやEQULIBRIUM等のバンドがメタラーの間でメジャーな評価を得るなど、
最近フォーク/ペイガンメタルはかなり注目を浴びているようですが、その文脈でこのバンドも
結構話題になることが多いですね。ただ、前述のバンドがメロデスやクサメタルなど、モダンな
メタルを志向している感じがするのに対し、この人たちの作品はリフやリズムなどに
ハードロックの骨太さ、グルーヴ感が息づいている感じですね。

バグパイプやハーディ・ガーディなどの民族楽器も取り入れたスタイルで、おそらくベースに
あるのはドイツの中世の雰囲気なのではないかと思いますが…時々中近東っぽい
エキゾチックさに聴こえたり、ゴシック的な耽美さが垣間見えたりもしますね。ゴシック/
プログレの美しさや幽玄さがあり、ハードロックの要素も強い音という事で北欧の
GREEN CARNATIONなどが好きな方にもお勧め。

ただ、このスタイルが完全に好みかというと、実は個人的にはそうでもないかも…。
特にヴォーカル、スタイルが確立されている貫禄があるのはいいんですが、濁声で狭い音域の
歌メロを追ってるだけなので正直聴いてて疲れる…。私的には朗々と歌うか、邪悪に
唸るかの方が好みなので。可憐な女性ヴォーカルがサブで入ってますが、彼女が全曲
歌ってくれたらもっと良かった…かも。

とはいえ、曲毎の個性もしっかりあるし、「深み」「渋み」もある音だと思うし、
十分クオリティは高い音。あとは個人的な好みに合うかどうかだけですね。
Usher-to-the-ETHER 2010年3月1日(月)22時5分

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