TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るTHE SARCOPHAGUSのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
TOWARDS THE ETERNAL CHAOS / THE SARCOPHAGUS
このCDをamazonで探すstyle=border:none

2010年発表の1st。

クレジットを見る限り、作曲の舵を握っているのはKvarforthではなく、Nahemothと
Thyrouthの2名のギタリストのようですが…ここで聴けるのは寒々しいリフを纏って疾走する
パートが中心の、メロディックブラックの王道を行く音とも言える作風で、今までKvarforthが
関わってきたバンドとは明らかに一線を画してますね。トルコのバンドの感性なのか、
北欧勢よりも「冷たさ」が少し弱い代わりに、独特の上品さがメロディに現れている
気がします。…もっとも、音は整ってはいるものの、ノイジーなギターの音圧が強く、
全く上品な感じではありませんが(笑)。

そして肝心のKvarforthのヴォーカルですが…今まで抽象性の高いブラックや鬱系のバンドで
その表現力を発揮してきた彼ですが、意外にもこういう王道な音にも凄くマッチしてます。
WATAINやONDSKAPTを凌駕する悪意をばら撒きながらガナりつつ、途中声が上擦るほどの怒りを
篭めたり、呪い殺すような低音で呻いたりする、泥濘の中でもがき苦しみながら歌うような
スタイルは、どこかFUNERAL MISTや(Arioch加入後の)MARDUKに共通するものがあるように
感じます。宗教性・神秘性が高く、エフェクトも多用するFxMxと比べると、こっちは
生々しさ・感情重視という違いはありますが。

純粋に曲のみを見ても、メロディック・ブラックとしてメジャー級のクオリティのある
作品ですが、Kvarforthのヴォーカルによって更に「特別な」ものに仕上がっているという印象。
Kvarforthのネームバリューで買った人は今までの彼の参加バンドとの違いに戸惑うかも
しれませんが、こういうスタイルのバンドでもしっかり個性を発揮していて素晴らしいですよ。
Usher-to-the-ETHER 2010年3月7日(日)1時25分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!