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SCREAMWORKS : LOVE IN THEORY AND PRACTICE, CHAPTERS 1-13 / HIM
'10年2月発表の7th。
重くて鬱々だった前作から、再び『Dark Light』系統の明るさとポップさを取り戻した感があります。これまでの音楽誌レビューを読んだところ、5th発表時はめでたく婚約、前作発表時は婚約破棄の憂き目に遭い、本作までにまた彼女が出来たとか。幸と不幸がそれぞれに分かりやすく出たものです。
しかし、さすがHIMというべきかヴィレがまた成長したというべきか、幸せ一辺倒とはいきません。ゴシック・ロマンスな曲であろうとラヴ・ソングであろうと、どこか死や血を匂わせています。ジャケット・アートワークの目と口がぶれたシスターの絵よろしく、優しげでありながらも一抹の不穏さは残されているようです。
『Venus Doom』ほどの超低音ボイスは聴けませんが、吹っ切れたようなシャウトが多くそれはそれで聴いてて気分がいいです。また、リード・シングル「Heartkiller」を筆頭にエレクトロ・サウンドが増えているのも特徴。
もはやラヴ・メタルも優しいばかりではなくなった……と言うとマイナスに聞こえそうですが、「着実に進化している」という意味で聴いてほしいところです。
7th。
というかHIM初体験(汗
視聴して買いましたが…
なるほどこれがラブメタルですか、、、まぁメタルっていうよりはキャッチーなゴシックもっと砕けて言えばエレクトロポップでも良いかも。
でも実はこういう爽やかなサウンド実は大好きなんですよね〜
Voもなかなかエモーショナルで表現が伝わってきます。レンジの幅は狭そうですが、それが逆に功を奏しているのでしょうか。
ジャケットのセンスも良いですね。
一般大衆受けしそうな半面、このサイトでの評価はかなり分かれそうな気しますが。