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BEYOND THE PERMAFROST / SKELETONWITCH
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アメリカはオハイオ州出身のツインGを擁する5人組が、PROTHETIC RECORDSから'07年にリリースした2ndアルバム。
デス声の入ったVo、トレモロ・リフ、時に炸裂するブラスト・ビートetc・・・と、その作風は露骨に北欧の
ブラック・メタルや、IN FLAMES、AT THE GATES等のメロディック・デス・メタル・バンドからの影響が透けて見えるが、
SLAYERばりのテンションの高さで暴走する高速スラッシュ・ソング①がアルバムのOPを飾っている事からも明らかなように、
このバンドの根幹にあるのは、間違いなく80年代のオールドスクールなヘヴィ/スラッシュ・メタル・サウンド。
特に、中心メンバーがNWOBHMからの強い影響を公言してるだけあって、メロディックに弾きまくったかと思えば、
劇的にハーモニー・プレイを決めてくれるツインGは、各楽曲のハイライトを飾るほどの存在感を発揮。
中でも、笑っちゃうくらい(良い意味で)ベタなクサメロに悶絶する④、JUDAS PRIESTの名曲“THE HELLION"を
彷彿とさせる劇的な導入部を備えた⑥、そしてイントロからクライマックスのツイン・リードに至るまで、
IRON MAIDENへの憧憬もろ出しでスラッシーに疾走する⑫は、本編最大の聴き所と言うべき名曲に仕上がっている。
正直、サウンド・プロダクションや演奏、楽曲のアレンジはかなりラフで、アグレッシブな音楽を演ってる割りに
凶暴さや禍々しさよりも、微笑ましさが先に立つ垢抜けない内容に眉を顰める向きもあろうが、個人的には、
アメリカのバンドらしからぬ湿気った作風は決して嫌いになれない・・・というか積極的に支持したい所存。頑張れ。
火薬バカ一代 2010年3月10日(水)22時45分

US産とは思えない湿り気を帯びたメロディ、いわゆる北欧メロデス風ですが、
火薬さんのおっしゃる通りオールドスクールなHM/HRファンなら身を乗り出さずにはいられない(火薬さんの高尚な文章の後のコメントは割愛しますよ)、懐かしき香のするバンドです。勿論懐古主義などではなく新しい感性も充分に感じられその中に80年代ど真ん中な世界観が見受けられるのです。なんたって国内流通は我らがHOWLING BULLだもの(大きな会社になったなぁ)、この手のサウンドをさっぱろ聴かなくなり、たまたま贔屓にしているCDショップで流れているのを聴き大人買いを敢行!印象的なフレーズを奏でるツインギターにチョコチョコと琴線を触れつつ、ひよっている自分に活を入れるべく熱きスラッシュサウンドにもんどりうっています。
失恋船長 2010年3月21日(日)14時31分

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