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L'AMOUR ETERNEL / PRESTO VIVACE
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2007年発表の1st。
何となく、バンド名やタイトルからはクサメタルっぽいものを想像してしまいますが…(笑)

(B'zの)松本さんに師事していたというYu-G氏のネオクラシカルなギターを、
メタルの疾走感ではなく、ハードロックの重厚さに重きを置いたリフに乗せ、そこに演歌を
バックボーンに持つというSAKURA嬢の歌声による、歌謡的なメロディが加わる…という
作風ですが、演歌を通ったシンガーを起用している事が、凄くプラスになっているように思います。

ビブラートの良く掛かる、エモーショナルな歌声はハードロックのリフにも対抗出来る迫力と、
メタルから失われがちな愛想の良さを兼ね備えていると思う。ハードロックに歌謡曲的な
メロディが乗るということで、クサメタラーにもお勧めできそうなキャッチーさもありますが…
ただ単にクサいだけじゃなくて、クラシカルなセンスによって「上品なクサさ」のある作品に
仕上がっている感じ。ただ、ヴォーカルやギターのパフォーマンスはかなり良いんですが、
打ち込みのリズムが少しチープで、ハードロックのグルーヴには合ってない感じがするのが
ちょっと残念。もっとも、このリズムのチョコマカした感じ、個人的には嫌いではないですけど…。
Usher-to-the-ETHER 2010年4月12日(月)22時45分

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