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TOWARDS THE DEPTHS / WOODS OF DESOLATION
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2008年発表の1st。
バンド名の「荒廃の森」、アルバムタイトルの「深淵に向かって」という言葉からは、
聴いていると死にたくなるような音を予想してましたが…良い意味で裏切られました。

スローなテンポで物悲しいリフを奏でていく作風は、いわゆる「鬱ブラック」の範疇で
語られる音だとは思いますが…メロディのエモーショナルさ・儚い哀愁にはALCESTなど、
トレモロリフを中心に組み立てていく曲展開にはKRALLICEなど、シューゲイザー系の
ブラックに通じる要素も強いのが特徴ですね。ただ、こちらは闇の奥から響いてくるような、
割れ気味のヴォーカルや、荒く厚いギターノイズに覆われた、枯れた雰囲気を漂わせる
音質など、アングラなブラックならではのカルト性もまた高いのが、他の多くの
シューゲイザー系ブラックとの違いでしょうか。

シューゲイザー寄りのブラックや鬱系ブラックが好きな方以外にも、「Rasluka Pt1/Pt2」
「Geliebte des Regens」期のNARGAROTHのような、エモーショナルなメロディをミニマルに
繰り返していく作風が好きな方にもお勧め。鬱系の中でも「哀愁」の特に強い好盤です。
Usher-to-the-ETHER 2010年4月29日(木)6時47分

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