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THE ESSENTINAL JUDAS PRIEST / JUDAS PRIEST
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二枚組、限定だと3枚組のベスト版。タイトルやジャケや仕様がマイケル・ジャクソンの
ベスト版に酷似しているが、STAR BOXのような企画ものの一つなのだろうか?

選曲としては2nd『Sad〜』から『Angel〜』まで、ロブvo.限定。
ディスク1の冒頭が「Judas Rising」、本編ラストであるディスク2のラストが「Revolution」。
限定仕様らしいディスク3は曲数が少ないものの、「Better〜」「Rock Hard〜」「Riding〜」「All Guns〜」と、
ある意味「2番手の名曲」が揃い踏み。

オリジナル・アルバムのみ収録の曲まで聞いてこそのバンドという批判もあるだろうが、ここ数年のうちに
出したベスト盤として考えると大したものではないだろうか。
『Deffenders〜』でクーカイさんが書いていた、曲順の作りがうまくないバンド、という
特徴(同感)も拭われていることだし。

JPはもう今のバンドではない(少なくとも、キッズの「同年代のバンド」でも、破竹の
新進気鋭バンドでもないはずだ)。
I.MAIDENやMETALLICAの歳のバンドでも昔の遺物になっているような昨今の感性をもつ層に、
遡れば'70年代に由来する音を本気で全部楽しめというのは酷だろう。
それを考えると、美味しい曲を真面目に(誰がかはともかく)考えたであろう曲順で
(通常版で)34曲も聴けるベスト盤というものの意義は小さくないと思う。

JPは純然たるメタル・バンドではないと思う。(時代背景の問題で。ブリティッシュ・ロックの一流派かと)
それでも時代に見事に乗ってきた功績からゴッドになってしまった、レザーと鋲の写真しかベスト盤に載らなくなってしまった。
そんなバンドの遺産として、新規リスナーにはお薦めしたいと思う。
『Painkiller』くらいしか通して聞けない新しいファンにこそ、こうしたチャンポンCDで
昔の曲を聞く楽しみがあるんではないだろうか?と。
なにしろ、
Judas Rising
Breaking the Law
Hell Bent for Leather
と来て、ここから
Diamonds and Rust
Love Bites
Heading〜
Ram it Down
Beyond〜
と続く。こんな曲順、よく考えついたと思う。
k.s.m.2 2010年4月30日(金)22時5分

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