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SILENT SCREAM / ELYSION
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2010年発表の1st。
サンホラファンとしては、まあバンド名の時点で取り敢えずチェックしますよね(笑)。

音楽的には、エレクトロ要素も含む、ダークで耽美的な雰囲気な中にもポップ性のある
ゴシックメタル(ゴシックロック)で、EVANESCENCEやMORTAL LOVEなどの聴きやすい、
モダンでキャッチーなゴシック勢が好きな方に受けそうな路線ですが…エンジニアや
デザインに一流どころが参加しているせいか、音的にもヴィジュアルイメージ的にも
1stとは思えないほど洗練されてますね。「俺達10年この路線で演ってますが」とか
言われたら信じます(笑)。

時流やプロモーションが軌道に乗れば、普通に洋楽ファンの間でブレイクしそうな普遍性、
質の高さがあるのは勿論ですが、曲が中庸的ではなく、ちゃんと印象に残るインパクトが
あるのが良いですね。歌メロも歌謡的というほどではないにしろキャッチーだし、何より
Christianna嬢の細かく(小節的な?)音程変化を入れてくる繊細な歌唱が素晴らしい。
この作品の歌詞の殆どは前任者が書いたもののようですが、次作以降では彼女自身による、
小節風音程変化を更に活かせるような歌詞にも期待したいところ。

しかし、帯コメントやジャンル表記など、CDショップで目に入る部分からは一切「メタル」の
単語が省かれているのが、プロモーション担当者の苦労を偲ばせますね(笑)。ライナーでは
ごく普通に使ってるのに…。まあ、ガチガチのメタラーよりも、一般的な洋楽ファンが
好みそうな音ではあるので、間違ってはないと思いますが…やっぱり「メタル」の単語が
入ると、非メタラーからの敷居は高くなっちゃうんでしょうね…。
Usher-to-the-ETHER 2010年5月16日(日)22時54分

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