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EXHIBIT B:THE HUMAN CONDITION / EXODUS
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「EXHIBIT A」に続く9th。
Aよりもスピードナンバーが増え、彼らならではのクランチリフ
も健在の快作だが相変わらず曲が長いし、中盤中だるみがするのは
否めない。
もう少しコンパクトにすれば締まった印象になったと思うが全体的
には3rdの頃を彷彿させ、再結成後のアルバムでは一番の出来だと
思う。
GC8改 2010年6月6日(日)0時15分

久し振りにメンバー・チェンジなしで制作、'10年に発表された9thアルバム。
「人類の残虐行為」をテーマに据えた、7th『THE ATROCITY EXHIBITION(EXHIBIT A)』と対を成すコンセプト作
ということで、基本的には前作の作風を受け継ぐ、殺伐とした空気が充満するスラッシュ・アルバムなのだが、
テーマがテーマなだけに「重苦しい」「キャッチーさに欠ける」と賛否が分かれた『EXHIBIT A』に比べ、
こちらは疾走感3割増しの上、ゲイリー・ホルトとリー・アルタスのGコンビが、前作以上に華麗にして流麗な
ツイン・リードを随所で炸裂させまくっているため、取っ付き易さでは本作の方に軍配が上がる。
「EXODUSの声」として益々凄味を増したロブ・デュークスの肉食獣シャウト、独特の音色と切り口で刻まれるGリフ、
高揚感を生み出すリズム、それに正統派へヴィ・メタリックなツインGとが抜群のコンビネーションを発揮して
畳み掛けて来る、キレとノリの良さを併せ持つ①②④⑤⑧といった疾走曲のカッコ良さはこのバンドならではで、
②⑧なんぞ、聴いていてテンション上がり過ぎて、血管がぶち切れるかと思いましたよ。
通常のスラッシュ・アルバム2枚分に相当する、70分超の収録時間は明らかに詰め込み過ぎだし、
楽曲の中にはもっとストレッチ出来たのでは?と感じさせられるモノもあるにはある。また「南京大虐殺」を
題材に取ったヘヴィ・チューン⑦の対訳を載せないレコード会社の腰の引けた姿勢も気に食わないが、
そうした諸所のマイナス点を差し引いても、本作のクオリティの高さはやはり脱帽モノ。EXODUS凄し。
火薬バカ一代 2010年8月1日(日)21時12分

前作より疾走曲が増えて個人的に大変嬉しく思っています。7〜8分の曲が割りと多くて若干ダレ気味になりますが・・。
その辺をどう思うかは個人によるでしょうね。前作が正直イマイチだったので今作は大満足です。
ぽこ丸 2010年9月16日(木)11時9分

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