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HYMN TO LIFE / TIMO TOLKKI
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トルキの2ndソロアルバム。前作とは全く違い、全体的にポップス、バラードの曲で占められていて、メタル色は1%もありません。だからメタルを期待している人は買うのを避けるべき。
このアルバムは少年期のトラウマ(12才の時に父親が自殺したらしい)をかかえたトルキのセラピーをお題においたものです。詩の詳細は説明するのが苦手なので省略しますが、8曲目の詩のインパクトは強烈。
肝心の曲の方はメタルでなくてもトルキらしいメロディが満載となっている。本作の目玉といえるキスクの参加したKey To The Universeとシャロン(AVANTASIAに参加した女の人)のAre You The One?は、2人のファンなら聴いてまず損することはないでしょう。2人のボーカルの良さが引き出された秀曲です。他の曲はトルキが歌ってしまってます(失礼)が、昔のストラトの時とは違って無理に高音を出しすぎていないので私はあまり気になりませんでした。彼の歌う曲では3、6あたりが好きです。
また、keyのミカ・エルヴァスの存在も無視できません。彼は昔ストラトに在籍(85〜88年)したことがあり、現在はクラシックピアニストとして活躍しているらしく、アルバム全編で非常にいい仕事をしていますね。この人のピアノがアルバムの完成度をより高めていると思います。

トルキは確かに上手くは無いけど、彼よりも下手なB級ボーカリストは腐るほどいますし、ファンならその事で躊躇せずに聴いてみて欲しい。これでトルキがストラトのニューアルバムに100パーセント集中できて良い作品を作ってくれるのならファンとして文句は無いです。

EnigmaSuite 2002年6月20日(木)3時0分

当時、ディレク・リックスによるジャケットのアートワークの美しさ惹かれ購入した覚えがあります。
まず頭からキスクの美声による渾身のバラードでガッチリと掴まれます。これだけでも買う価値はあったなと納得。但しこの曲を含め本作は全て完全にティモトルキのパーソナルな世界観に溢れています。ティモトルキの人生に同情したり理解しようという気持は全くありませんが、淡々と流れ出る楽曲はなんとも悲しげ。気持が落ち込んでいる時などにおすすめです。
帆船 2005年3月7日(月)4時37分

タイトルトラックはなかなか重くて、聴くだけで体力奪われます(笑)
ゲスト参加のキスクや、Within Temptationのシャロン譲の歌声も目玉かと。
しすか 2006年5月7日(日)19時32分

Fatherの詩を読んだら、本当に鬱になった(笑) そのせいか、聞いてみると本当におどろおどろしい憎悪に呑まれてしまいました(苦笑)
やはり目玉とセールスポイントは喜助とシャロン姐さん。どちらも外せない名曲に仕上がっています。キスクはキーパー12の時から全く衰えないその声量で、シャロン姐はパワーはイマイチながら却って増した優しさに満ちた声でそれぞれ魅せてくれます。
キスクは本当にメタルを嫌い、全く歌いたがらないらしいが、このアルバムなら全曲歌っても良かったんでねえの?という位ストラトとの距離感は鮮明になっている。ミキシングもミッコさんじゃないし。
Keyは元ストラトヴァリウス(!?)のミカ・エルヴァスカリ。アンティ・イコーネン以前にキードーディストがいたとは眼から鱗ながら、無意識に疑問視していた実力は想像以上。トルキのボーカルは特に進歩していないが(笑)、水準以上の実力は持っているので安心して聴ける……と思う。
とまあ、前回のソロと違ってストラト所かメタルのメの字も無いアルバムになっています。エレメンツ1の伊藤政則のライナーノーツによると「ファンを凄く喜ばせるか、凄く怒らせたか、どちらかだったようだ」とあり、黒ダイアや鷲心が好きな人は避けるのが無難と思われる。肝心のセラピーの効果はと言うと、エレメンツ2リリース後の悶着を見ると少々疑問符(苦笑)。トルキの別の一面を見たい人は買ってみるといい。
さいたまの仙人 2006年9月29日(金)17時57分

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