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THOSE SHREDDED DREAMS / FURBOWL
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92年発表の1st。
09年にデモやライブ音源を収録したボーナスディスクを付け、リマスターして再発されました。

武骨さ・野蛮さを強く感じさせる、ロックンロール的なノリも取り入れたデスメタルで、
今のHEARSEの雛型とでも言えそうな音楽性ですが…これを聴くと、良い意味で泥臭く思えた
HEARSEが如何にアップデートされた音かというのが良く分かりますね。煌びやかなギター
ワーク、ブラック並の邪悪リフも登場し、耳を引く部分も多いHEARSEと比べ、こっちは
飾り気の無い武骨さを感じさせる、本当の意味でオールドスクールな音という感じ。
この破れかぶれ感が好きという方も多いのでは。音質はリマスター効果なのかドス黒く
聴こえるほど重く、それがまた曲の武骨さを際立てていると思う。

Johanのヴォーカルは、この後に出たARCH ENEMYの1stでは、それ程強烈なデス声という
訳ではなかったため、活動最初期のこの作品も然程でもなさそう、と思ってたら…
初期ARCH ENEMYやNONEXISTでのパフォーマンスより強烈で、ビビったんですけど(笑)。
最初の第一声からして獅子の如き、堂々たる、獰猛たる咆哮。アー写見ると考古学とか
学んでる大学生にしか見えないですけど(笑)、声は完全に年季の入ったデスメタラーのそれ。

ヴォーカルは最近のHEARSEでのパフォーマンスに通じる痛烈さだし、音もARCH ENEMYの
1stに通じる、ゴリゴリした迫力のあるものですが…当時は録音環境とか今一つだった
はずなのに、やはりリマスターの効果なんでしょうか。一瞬、再録かと思いましたもん。
取り敢えず、Johanファンだけど録音状態が悪そうだと思って再発盤に手を出しかねてる
という方は、安心して買っていいと思います。
Usher-to-the-ETHER 2010年6月13日(日)19時18分

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