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MEET VS AT THE SOVTHERN SIGN / GLORIOR BELLI
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2009年発表の3rd。
Southern LordからCandlelightに移籍してのリリース。

前作「Manifesting the Raging Beast」では、DEATHSPELL OMEGAの「Si Monumentum〜」
アルバムの様式を踏襲し、若干キャッチーに仕上げたような邪悪で高品質な作風で、
ブラック好きからは将来を楽しみにする声も多く上がっていましたが…今作もプレイボタンを
押すと、「Si〜」期のDSO的な不穏なリフが流れ始め、Mikko Aspaを少し歌詞の発音を
明瞭にしたような低音デス声が入り、今作でも安心してブラックの本質を衝いた作品を
聴けるな…と思っていたら…。

一分も経たない内に、不穏なメロディに混じってブルース的な、渋みの効いた乾いたメロディが
挿入されて面食らいました。これは、デザートロックとかサザンロックと呼ばれる音楽性なのでは…。
しかも「In Every Grief-Stricken Blues」なんて曲まで出てくるし。
ただ、普通この手の新要素を導入すると、邪悪さがその分減退するものですが…このバンドは、
DSOを自分達なりに解釈した邪悪さと、ブルージーで乾いた雰囲気を見事に両立させて
しまっているのが凄い。

寧ろ、デザートロックの要素を盛り込んだ事で、今まで形而学上の存在であった悪魔達が、
急に身近な存在になってしまったような気持ち悪さがあるんですよね。アメリカの農村部を
ごく普通に悪魔が闊歩しているような風景が思い浮かぶ。人によってはDSOよりも強く、
邪悪さを肌で感じられるアルバムかも。でもこのアルバム、前作を聴いてDSOの3rd路線を
引き継ぎ、高めていく事を期待したリスナーはどう思うんでしょう(笑)。

このバンドは邪悪さの表現のセンスが元々高いから上手く行ってますが、一歩間違えば
とんでもない(外れた)方向に行っていた可能性も否定できない変化ですよ、これ…。
Usher-to-the-ETHER 2010年6月14日(月)21時56分

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