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TERMINAL REALITY / RAPED APE
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古き良きスラッシュ・メタルが壊滅状態にあった'90年代半ばに、オールドスクールなスラッシュ・サウンドを
聴かせてくれるバンドとして好き者達の間でちょっぴり話題を呼んだ、フロリダ出身の4人組が'93年に発表したデビューEP。
プロデューサーにスコット・バーンズを迎え、MORI SOUNDスタジオにてレコーディングされてるだけあって、
流石にそのクオリティは安定。デス・メタリックな要素も散りばめられたサウンドは迫力満点で、リリース当時は
スラッシュに飢えてた事もあり、嬉々として聴き込んだ覚えがある。・・・のだが、ある程度同ジャンルが復興を
果たした現在、若いスラッシャーにアピールし得る魅力を本作が備えているかと言えば、正直それはかなり微妙。
やはりこの作品は、スラッシュ冬の時代にリリースされたからこそ、評価された1枚だったんじゃないかなー、と。
但し、じゃあツマランのかと言えば断じてそんな事はなく、特に本作の国内盤には、ボーナス・トラックとして
初期デモ音源4曲がリメイク収録されているのだが、これがドスの効いたVoといい、ザクザクと刻まれるGリフの
切れ味や、畳み掛けるように疾走するリズム、それに意外にメロディアスなツインGといい、
「これぞスラッシュ・メタル!」的な旨味に満ち溢れた名曲揃い(⑩はジョークみたいなもんだが)。
そんなわけで、'94年にテイチクからリリースされた国内盤限定で購入をお薦めする次第。
火薬バカ一代 2010年6月15日(火)21時16分

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