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UNDER A STONE WITH NO INSCRIPTION / ANATA
3rd。ドラマーが替わったせいか整合感が一層増しました。
禍々しいジャケットに禍々しいサウンドを繰り広げます。
このアルバムのギターサウンドは、リアで弾いたときの癖のあるサウンドを強調した単音リフが強烈です。
デスの特徴というといわゆるブルータルなところが大きいと思いますが、この禍々しさは
それとは微妙に異なっていながら、デスとしての音楽性を
貫いているようであります。
また、リフが2ndに比べて強烈なまでに頭に残りやすくなったのも良いと思います。
Shackled to Guiltの壮大なドラムフィルから入る強烈な単音リフとか
A Problem Yet To Be Solvedの8分の陳ねくれたリフとか
Entropy Withinの目まぐるしく転調するタッピング部分とか
Sewerages Of The Mindの冒頭のツインリード、メインの単音リフとか…
難点としてブラストの使い方が単調に感じることもなくはないのですが、付加価値は聴き込めばいっぱい出てくるように思います。