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THE 7 DEADLY SINS / SADS
まさかの復活にして、やはりの清春以外総入れ替え。しかし、新メンバーが新メンバーだけに不安など何もありませんでした。
へヴィでメタリック。しかしそれだけに終わらない。極悪大人のおもちゃ箱とはよくいったものです。
一曲目のEVILでさっそく大喜びです。最後のSADISMのカッコよさときたらもう・・・
EVILだのSATANだのVENOMだの、メタル好きが飛びついてきそうな曲名が並んでますが、この作品はへヴィメタルではありません。メタルは要素にすぎないと思います。
SADS流のへヴィロック。やはりSADS。いついかなる時も唯一無二。
それにしても、あの一夜限りの黒夢復活ライブが、このSADS復活の引き金になったってのも面白い話ですね。
まさに極悪大人の玩具箱。
ヘヴィでダーク。
メンバーそれぞれがやりたいことをやってるけれどすごくバランスの良いアルバムだと思います。
活動停止から今まで、sadsも大人になったということでしょうか。
新生sadsにこれからも期待!
2010年発表の6th Album。
ベスト盤を入れて通算7枚目という意味だろうか、7という数字にこだわっている。
路線は3rdに近い、破壊力・攻撃力のあるヘヴィロックです。
演奏は過去とは比べものにならないくらい巧いです。
流石にそれなりのメンバー連れてきただけあります。
キャッチーさを求めるのなら、3rdに勝る要素はほぼ無いでしょう。
清春ならではのキャッチーで口ずさめる歌メロはここには無く、極悪でダークな雰囲気が全編を支配しています。
10曲36分程度の本編に⑮「怠惰の偶像」と題されたシークレットトラック付き。
初心者にお勧め出来ない度が、これまでの比じゃないです、最高か最低に別れるリスナーの評価も頷ける。
一聴しただけでは到底気付かないであろう、このアルバムのもつ不思議な中毒性に目醒めた方のみが、冷静な評価が出来ると思われる。
81点。