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WOLVES OF WARFIELD / CODE RED
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横浜出身のスラッシュ・メタル・トリオが'08年に発表し、雑誌等で高い評価を受けたというデビュー作。
バンド名やジャケット・アートワーク、戦争をテーマにした歌詞の数々がSODOMっぽさを漂わせているが、
実際、整合性よりも勢い重視の荒々しく好戦的なスラッシュ・サウンドは、『NUCLAER WINTER』『AGENT ORANGE』
の頃のSODOMと重なる部分多し。(Voはトム・エンジェルリッパーというよりもミレ・ペトロツァってな感じだけど)
何より、結成が90年代初頭のベテラン・バンドが演ってるとはとても思えぬ、若々しく刺々しい初期衝動に塗れた
楽曲の数々がカッコイイったら。特に、畳み掛けるように疾走するリズムの上に、ささくれ立ったGリフと、
攻撃的且つキャッチーな歌メロが乗っかった④は、どうしても似たり寄ったりの楽曲が多くなってしまう、
この手のタイプのスラッシュ・ソングの中ではかなり強いインパクトを受けた1曲。デストローイ。
戦場を思わせるSE①に導かれて、ドカドカと豪快に突進を開始する②に始まり、ライブ映えしそうなラスト・ナンバー
⑨に至るまで、全9曲収録でランニング・タイム30分強という、無駄なくタイトに絞り込まれた構成も○。
裏声シャウト型(FAST KILLと良く似たタイプ)のVoは好き嫌いが分かれるところなれど、80年代の
ヨーロピアン・スラッシュ・メタルが好きなお人なら、買って損はない(というか積極的に買うべき)1枚。
火薬バカ一代 2010年7月30日(金)23時40分

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