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AT THE EDGE OF TIME / BLIND GUARDIAN
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私にとっては、5th「IMAGINATION FROM THE 〜」までが大好きなブラインド・ガーディアンでした。

それ以降は、実験的アプローチを模索、大作志向・複雑化へと傾倒していった結果、初期の疾走感・荒々しさは影を潜め、逆にハンズィのエフェクト多用や不必要に仰々しいに過ぎるクワイヤが鼻に付くようになり、そしてトーメンの脱退と、古くからの日本のファンが離れていくには十分でした。

9th「At The Edge of Time」。
このバンドはこうあってほしいと3rd、4th、5thの黄金3部作に郷愁を未だに抱いている私のようなファンにとっては、その気持ちに真っ直ぐ正面から応えてくれた作品となりました!聴いてて自然と拳を握りしめる、高揚感を煽る純度150%のパワーメタルです!
もちろん、単純に原点回帰だと申せません。キャリアを重ねた彼らが、あの頃の荒々しさと、現時点のモダンプログレッシブな曲調を違和感無く融合させた結果だといったほうが良いでしょうか。

数回聴いただけですが、例えば②「Tanelorn」は3rdの楽曲群に入っていても遜色ない突進力ですし、「⑤「Curse My Name」なぞは4thの名曲「The Bird's song」と双子で生まれたかのような美しいケルティックナンバーです。⑦「Control The Divine」は、5th「Bright Eyes」のような後半にじわじわ盛り上がる曲調展開、シングルカットの⑨「A Voice In The Dark」は、5th「Born In The Morning Hall」を彷彿とさせる進歩的で疾走感溢れるナンバーです。

数回しか聴いてませんが、もしかしたら新旧ファンどちらにとっても新たな名盤になるかもしれません。
自信を持ってお勧めします。このCDを聴け!
ともろふ 2010年8月14日(土)21時34分

9th。

ともろふさんが絶賛している中たいへん申し訳ありませんが。。。。
ちょっと期待しすぎたかも…。
駄作ではないし、良く練り込んでいますし、高品質とも思いますが、
どうにも煮え切らないというか、いや煮込みすぎでおかしくなったとでも表現すべきか。
良い曲と悪い曲の差があまりにもはっきりしていて、個人的には6thで感じたような散漫さを受けました。
ドラマティックかつプログレッシブとも感じれそうな、私が大好きなカテゴリなんですが、ちょっと通して聴くには、複雑すぎてしんどい部分がありました。
なんというのか胸打つメロディが無いのか。

そもそも先行してリリースされた⑨がめちゃ良い出来だったことと、このバンド自体の評価が個人的に高いことが裏目だったか。

意味のない話ですが、オペラチックを極めた7thの次にこのアルバムを聴いてそのあとに「A Twist In The Myth」を聴けばこのアルバムの評価ももっと良くなったでしょう。
前作からまた舵取りを迷って変な方向に向いてそうな気が。
それだけ前作「A Twist〜」が良いアルバムだったために悔やまれます。

ただ最初に申し上げている通り良い曲もちらほら(③、④、⑤、⑨あたり)混ざってはいますしファンであれば問題ないとも思います。
(やっぱり特段好きなバンドだとどうにも辛い評価になってしまいますね・・・
メタルン 2010年9月17日(金)23時23分

僕は、前作を高く評価した。
でも、点数を付ければ正直70点ぐらいであった。
それは、どういう事かと言うと、分かりやすい彼らが戻ってきたという点のプラス評価と楽曲自体はバラツキもあり、今ひとつというマイナス評価があったからである。
でも、今後の事を考えると、これは絶対に良い方向に向かうと思ったので、この路線は間違いではないという点を考慮しての高評価と、僕の場合そうなった。

アーティストだって迷う........完璧である必要性なんて無い......どの方向性が正解なんて答えも無いし、ファンがアーティストに振り回されるのは、運命なのである。

この新作、確かにわかりにくいブラガに戻っている。
せっかく、前作で戻ってきたのに......と、感じたファンもいるだろう。
でも、6thや7thにあった消化不良的な感覚を僕は感じなかった。
むしろ、統一性もあり楽曲もよく出来ていると僕は感じる。
やっぱり、前作があったからこの完成度に結びついた感じがする。

正直に言えば、3rd〜5thの方向性を期待したいけど、あれは若いから出来た作風でもあるし、時流的な要素も多分に含むので、ちょっと難しい気がする。
今、出来る事......この視点から考えると、この新作は実に彼ららしいし、完成度も高いと僕は思う。

点数つければ、86点かな。
僕は、好きですよ。

ヤングラジオ 2010年9月18日(土)20時11分

なるほど、メタルン様もヤングラジオ様も読んでいて共感できる部分があり、ひとそれぞれだなぁと思いました。3rd,4th,5thの彼らへの郷愁とメタルン様のおっしゃるバンドへの思い入れが私の場合は辛口よりも甘口へいってしまったようです。でも昔を懐かしむ気持ちは同じ、今後もこのバンドはもちろんのこと、サイト全体も応援して微力ながらHRHMシーンを盛り上げていきましょう!
ともろふ 2010年9月22日(水)0時42分

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