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DECLINE / DETENTE
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女性ブルータル・ボイス・シンガー、ドーン・クロスビー(故人)を擁し、現在では名プロデューサーとしての
名声を確立するロス・ロビンソンが、ギタリストとして在籍していた事でも知られるLA出身の
4人組スラッシャーが再結成を遂げ、デビュー作以来、実に23年ぶりに発表した2ndアルバム。
復活当初報じられた「元HELLIONのアン・ボレインが新Voとして加入」のニュースに、一体どんな音が
出てくるのだろう?と大いに期待に胸膨らませていたのだが、レコーディング作業前に既に彼女は脱退済み。
オマケに多忙なロス・ロビンソンも不参加とあって、本作に対する事前の期待値はみるみる萎んでいったのだが、
実際に聴いてみればコレがなかなかの力作で、バンドの底力を改めて思い知らされた次第。
3代目シンガー、ティナ・ティール嬢はドーン・クロスビーと非常に似通った声質の持ち主で違和感は皆無だし、
武骨なりフ・ワークから、耳を惹くソロまで安定してこなすGの踏ん張りも、ロス・ロビンソン不在の穴を
良く埋めている。それに何より楽曲が、変にモダンな方向へ色気を見せる事なく、往年の作風を素直に
継承した正統派スラッシュ・メタル・スタイルなのが素晴しい。(流石にヤケッパチ感は薄れたけれど)
特に緊迫感を伴って疾走する②は、DETENTEの健在っぷりを強烈にアピールする名曲。
もう少しDsにキレが欲しいのは相変わらずなれど、その辺も含めて、往時と変わらぬ魅力が味わえる1枚かと。
火薬バカ一代 2010年9月7日(火)0時14分

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