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SLIP OF THE TONGUE / WHITESNAKE
120点を求めるファンの心理が、90点のアルバムを「マイナス30点」と評価してしまったようなものか。
たしかに、古い暖簾を掲げるラーメン屋の味が変わったら、古くからの客は減るだろうが、この「新作ラーメン」が、実はめちゃくちゃ美味かったことは、食べた人間のみが知る過去の思い出である。
私はWHITESNAKE結成時からのファンであります。
このアルバムまでいろいろなメンバーチェンジがあり音や曲が
変化してきました。何故このアルバムはオールドスネイクファンに
受け入られないのか?私は、昔のスネイクもこのアルバムのスネイクも
好きですが。。できればヴァンデンバーグと Vaiのツインリードが聴きたかった!
最高の組み合わせだと思う!
いつになくアグレッシブでハードなサウンドでしたが私は好きですね。別バンドとして発表されていたら支持されていたのかも?
当時はそりゃもちろん聴きましたさぁ。いろんな疑問を感じながらも
「いいアルバムのはず!」と力んで信じ込んでましたね。
様々な音楽に接し13年経った今、改めて感想を上げるなら、
「もういっぺんこのアルバム作り直さないかなぁ」。
楽曲はいい曲があるある、間違いなく。
だから、「いろんなメンバーの組み合わせで聴いてみたいアルバム」だよね、って。
そういう意味でヴァイの参加自体が「音楽の可能性」を見せてくれたんだと思う。
全体的なマイナスポイントは2つじゃないかなぁ。
・キーが高くってちょっと「無理してる」ように聴こえる
・ベースサウンドとミドルサウンドの間が開きすぎてるように聴こえる
・ギターのフレーズ/リフが細かい(→そりゃそうだ。弾いてる人が弾いてる人なんだから)
どのポイントも、結果的には「音が軽く」なっちゃうんだよね。
ほら「一丸まとまった束」みたいなサウンドのほうが説得力あるでしょう。
そういうサウンドメイクで今一度聴いてみたいなぁ。是非スタジオ盤で。
「サーペンス〜」とまでは行かなくても、充分強烈な作品になることでしょう。
そんな想いを抱く為にもぜひとも聴いてみていただきたいですね。
アルバムとしては非常に高水準だが、WHITESNAKEの名のもとで発表すると
過去を踏まえたうえでの評価をくだされてしまうので、不当な評価になっ
てしまった。違うヴォーカルで、違うバンド名で発表されていれば、簡単に
名盤として扱われるだろう。マイナス部分だけが語られるアルバム。その
ため、聴かず嫌いの人を多く生んでしまったかもしれない。
キーが高くライブでのデイヴィッドの金切り声は酷い有様になっている。
ヴァイを入れたのは自分なのに、こうなることはある程度は予測できたの
にヴァイのことを悪く言うデイヴィッドには少し閉口。
発売当初は「駄目じゃん。これ」と思った。
だが、WSも復活することだし、スティーヴ=ヴァイのことも好きになっていたので改めて聴いてみた。
これが結構いける。
上の方々やB!誌の広瀬さんも書いておられるが、デイヴィッドのVoが多少聞苦しい点を除けば、出来としては決して悪くない。当時はやたらにゴージャスな音作りにちょっと引いてしまったが、今になってみると当時の狂騒的な音楽シーンを象徴しているようで興味深い。
とりあえず捨て曲なし。ただし色々と問題もあるので、なにはともあれ買うべしとは言わない。機会があったら聴いてみて。
うん、このアルバム、悪くないと思うよ。そういうオレも後から聴いていい曲多いじゃんとおもった。スティーブ・ヴァイのギターの音数が多すぎて、メロディーが残りにくいから覚えにくかったのかも。
ベストチューンは、Slow Poke Musicです。
なんで腱鞘炎になったのエイドリアン…
元々リメイク版の「FOOL FOR YOUR LOVING」を聴いて
WHITESNAKEにはまったので私としてはこのアルバム好きですけど…
NOW YOU'RE GONEもいいですし…
ただカヴァーデールの意図と外れてしまったっていうのが私としては何だか残念。
ちなみに私はアジアンティストなスティーブ・ヴァイが大好きです。
SLIDE IT IN 以降しか聞いたことないけど、前作よりこっちのほうがお気に入り。
ヴァイのやりたい放題ギター悪くないですよ。
ホワイトスネイクのアルバムとしては問題作かな?
サーペンスの流れから行くと、聞いたとたんに非常にがっかりするアルバムである。
ただヴァイのアルバムと仮定して聞けば最高のアルバムだと思う。
曲もいいし、プレイも充実している。
よいアルバムだと思います。
ただ昔の音を知る人だと大きく変化しているため受け入れにくいかもしれません。
昔を知らない人のは受け入れ安いと思います。
これはこれでよいと個人的には思います。
コレはダメだというヤツは結構いるッス。
何故にコレがダメアルバムなのか?!そのような能書きを言うヤツはコレを100回聴きなおすべし!!
タッグパートナーのエイドリアン・ヴァンデンバーグが負傷欠場したため急遽組まれたデヴィッド・カヴァデールVSスティーヴ・ヴァイのシングルマッチ60分1本勝負みたいなアルバム。
スティーヴ・ヴァイはタッグパートナー後任にならなかった。
ヴァイってヴォーカルを活かすというより張り合うタイプだからなー。
ブルージーな歌声とテクニカルなギターの対比が異種格闘技戦みたいで面白かった。
ヴォルク・ハンVSウィリー・ウィリアムスみたいなものか。
こんなハードロックって貴重よ。
惜しむらくはデビカバさんの喉の調子さえ良ければ…
the deeper the loveが入ってるし、音の不自然さ以外は良いと思う
でも、ホンマに臭軽いサウンドプロダクションやな・・・
・デヴィカヴァ=WHITESNAKEだと思って聴くと「??」なアルバムかも。聴いた当時はすんごく好きだったけど、どうしても前作と聴き比べてしまいます。「サーペンス〜」にてんこもりだったシブさやブルージーさ、重厚さはすっかり消え、華やかさとスピード感が溢れた彩りのあるアルバム。前作の荘厳な「雰囲気」的空白を、スティーヴ=ヴァイの音が産め尽くした結果、というかんじでしょうか。そしてデヴィカヴァおじさんはシブさ重視のバンドに戻っていった・・・
・スティーヴ=ヴァイはこのバンドには合わなかった。しかし「人選『ミス』」ではなかったのだとおもいます。音楽そのものはまったく衰えていないのですから。ただ、デヴィカヴァ=WHITESNAKEだとするならば、バンドとスティーヴの音楽性が合わなかった。スティーヴはWSの音楽を根こそぎ変えようとは思っていなかったのでしょう。アルバム作りにはレスポールを用い、「エイドリアンを意識してプレイした」と解説書か何かに発言が記載されていました。WSの音楽を意識し、さらに自分流に広げてようとした結果・・・・デヴィカヴァ=WHITESNAKEだとするならば、WSの音楽ではなくなってしまったと。
・デヴィカヴァ=WHITESNAKEだとするなら、サーペンス・アルバス=WHITESNAKEなのでしょう。その耳を外してこのアルバムを聴いて気に入った所で、果たして「WHITESNAKEのアルバムとして」このアルバムを好きなのかどうか・・・。くだらない考え方なのかもしれませんが、この枠を外すことは、僕は無理だと思います。僕はあくまで「WHITESNAKE」を聴きたくてWSのアルバムを聴くわけですからして。
・デヴィカヴァ=WHITESNAKEだとして、このアルバムをWSのベストアルバムだとは思いません。が、このアルバム自体は、一曲ずつ聴いてもアルバムとして聴いても、すごくカッコイイと思います。メンバーチェンジによって引き起こされる効果の大きさには、これほどのものがあるのかと驚かされます。スティーヴ=ヴァイの「音楽」の我の強さと威力の成せる技なのでしょう。スティーヴ=ヴァイの入門編として、インストが苦手な方にも良いかもしれませんね。
・以上、スティーヴ=ヴァイもWHITESNAKEも大好きな(照)青二才の戯言でした。
この作品をオンタイムで聞いたファンは、「サーペンス〜」の続編を期待したわけであるから、少々辛かったはずである。多くのファンがそうであったようにサウンド、とにかく音そのものに僕も凄く違和感を覚えた。楽曲は、はっきり言って悪くない。メロディーもキャッチーだし、泣きの要素も充分ある。しかし楽曲にはバラツキがあり、少し落ちついた無難なナンバーが多すぎる為に、そこにどうしてもレコード会社等の戦略が見え隠れするのが、大きなマイナス要素である。もしジョンがいたならこのような作品にならなかったのは明らかであるが、もしセールス面での戦略がなかったら、もう少しアーティスティックな良い作品に仕上がっていた気がする。それでも質は高いし、そこらへんのバンドには努力しても書けない楽曲も多数存在するから、やっぱりホワイトスネイクは凄いバンドである。
前作「サーペンス・アルバス」と比較すると完成度が落ちるのは周知の事実(?)ではあるが、4曲目の名曲Now You're Goneから聴きはじめると、かなりアルバムの印象が良くなるかも。その後も⑤〜⑧の流れもなかなか良いし、ヴァイのプレイも素晴らしい。名盤とは言えないが、決して駄作ではないと思う。
ら〜しょん 2003年12月5日(金)15時31分
サーペンス・アルバスは神盤、これは名盤でしょ!
SAILING SHIPSやNow You're Goneは素晴らしい。
ヴァイが自由奔放に弾きまくっているとはいえ、
素晴らしくキャッチーな歌メロは健在なのである。
このヘンテコな調和は、全くもって御見事としか言いようが無い。
並のバンドじゃこんな事は真似できないよ。
これは個人的に嫌いではない。しかし、サーペンスアルバスや、後のBLUE MURDERがあまりに素晴らしいからどうしてもジョンサイクスとエイドリアンのソングライターとしての資質の差は否めない。しかし、それでも良い曲はいくつも入ってるし、ヴァイのギターもこのバンドにとっては「らしくない」が俺はそれなりに好き。よく、このアルバムが批判の対象になるのをみかけるが、その理由はヴァイとかのせいもあるかもしれんが、デイヴィッド自身のやたらに高音を使いまくるこの歌い方のせいもあると思う。個人的に、The Deeper〜やNow Youre goneやJudgement Dayはめっちゃ好きだし、オープニングのSlip Of〜も何気に好き。
これ駄作ですか!?俺は全然そうは思わないです。
スティーヴヴァイがぶち壊したという意見もありますが、そんなことはない。これこそ隠れた名盤の類でしょう。
「NOW YOU'RE GONE」「THE DEEPER THE LOVE」「SAILING SHIPS」とかけっこう美しいですし、激しい曲だって全然良いですよ。
「FOOL FOR YOUR LOVING」のリメイクだって全然昔のやつにひけをとらないアレンジだと思います。
買って損なしですよ。
前作が売れまくってしまった後なのでこの作品を発表する時は精神的にいやだったでしょうね。
しかし、全米10位まであがれば売上げ的には非常に立派ですよ。
単純に前作との一番の違いは「サーペンス」ではハードな楽曲の中にもブルージィな表現がされていましたが
本作は昔の曲でさえブルースの香りを出さないようにしたことなのでは?
一番、HMな作品なのでハードなのが好きなら楽しめると思います。
バラードの出来が素晴らしい!ギターがスティーヴ・ヴァイでもゼンゼン気になりません!
しかし欲をいうなればバラードだからこそエイドリアン・ヴァンデンバーグの泣きのソロが聴いてみたかったなぁ。
バラード以外は「スティーヴ・ヴァイ印満載、デヴィカバさんの声無理しすぎ」状態で苦笑した覚えが…
リアルタイムで聴いた人はさぞかし驚いたことでしょう。
個人的には可もなく、不可もなく、って感じのアルバムです。
勿論それなりに丁寧に作ってあるし。聴きどころも多いし。
曲にはそれなりのフックを感じるけれども、ヴァイ弾き過ぎをどうとらえるか、ですね。
「Fool For Your Loving」のリメイクはしない方が良かったかとも思う。
この曲で、ヴァイにはブルージーなものが上手くできない事が判明してしまったアルバムでもあるかな。
同時期にでてた『Passion and Warfare』は凄く好きなアルバムだったけれども。
同じメンバーが、ゴタゴタなしに、急がずに次のアルバムをレコーディングできれば、もっと良いものができたはずなのに。残念。
このアルバムは他のWHITESNAKEのアルバムと比べてかなり異質な感じがする。
それはやはりヴァイの唯一無二のギタープレイがあるからだろう。
俺はそんなヴァイのプレイが大好きだ。
しかしヴァイってホント個性の塊のようなギタリストだ。
妥協を知らないって言うか我が道を行くって言うか・・・。
とにかくヴァイがギターを弾けばどんな曲でもバンドでもヴァイ色に染まっちゃうもんね。
「WHITESNAKEらしくない」とか「ヴァイが弾き過ぎてる」なんて風に言われてるけど、
ヴァイを愛する俺にとってはかなり満足できるアルバムなのである。
故にこのアルバムは俺にとって最高の作品なのであります。
結局このアルバムってヴァイの好き嫌いですべてが決まったように思います
アルバムそのものは、いいものだと思います。十分なヘヴィメタルだと思います。
すばらしいアルバムであるのは間違いないです。 ただし、前作がよすぎたために及第点ですんでしまったんでしょ〜 かわいそうな作品 さらにカヴァーデルがこの作品を否定したこともこのアルバムがあまりいい印象をもたれてないことなんだと思います
『Fool For Your Loving』は今聞いても名曲ですね〜。
『Slip Of The Tongue』、『Cheap An' Nasty』、『Kittens Got Claws』も
素晴らしい。
ただヴァイと比べると悪いが、サイクスが弾くこのアルバムを当時聞いてみたくて
残念がってたな〜。
KITTENS GOT CLAWS にも書きましたが、RESTLESS HEART のプロダクションで聞いてみたい!
当時も今も賛否両論の問題作(ビルボード最高10位)。
PVもクールだったリメイクの1stシングル「FOOL FOR YOUR LOVING」(37位:オリジナル・ヴァージョンは53位)、イントロが泣かせる2ndシングル「NOW YOU'RE GONE」(96位)、そしてAOR風バラードの3rdシングル「THE DEEPER THE LOVE」(28位!)と、
なかなかのチャート・アクションを記録した。
ヴァイならではのゴージャスなタイトル・チューン「SLIP OF THE TONGUE」、WS流疾走HR(?)の「WINGS OF THE STORM」、リリース時は何と第二の「STILL OF THE NIGHT」と言われていた「JUDGMENT DAY」、ヴァンデンバーグを意識して弾いた「SAILING SHIPS」と、実は佳曲も多いことに気付くのに時間はかからないだろう。
プロデュースはマイク・クリンク&キース・オルセンで、前作には及ばないが決して
プロダクションも悪くはない(むしろWS史上2番目にいいのでは?)。
音の隙間を埋め尽くすヴァイのギターが好きかどうかによって、評価が分かれる作品。
今一度、是非先入観を抜きにして聴いて欲しい。84点!!
意外に評価低いアルバムなんですね。
ホワイトスネイクを偉そうに語れないが(だから言える)、好みで言えば「1987」よりハードでカッコいい!
取っ付きはこっちの方が良かったですよ。ヴァイがどんなソロを弾いてくれるのかワクワクしながら聴けます。
何故デヴィッドが、エイドリアンの代わりにヴァイを呼んだのか今もってよくわからない。どう考えても奇抜な人選だ。ヴァイがどんなにテクニシャンであろうとエイドリアンにはなれないのだ。
しかし、そんな奇抜な出来事も予想外におもしろい作品を生み出した。
全体にヴァイの色で染まった、良くも悪くも、ハイテンションでハイクオリティ、へヴィでハード、カッコよくて優れた曲揃い。
ヴォーカルが苦しそうだったり、エイドリアンが怪我したり、音がゴージャスになったり、細かい文句やいろいろな思い入れ、事情があるにせよ、興味深くておもしろいアルバムである。
スティーブヴァイって、もの凄い才能の持ち主だけれど、それがゆえにバンドを壊す印象がある。アルカトラズもそうだった。前作と全く異なる先進?のサウンドに「ありゃー」って感じ。
本作も似たような感想でしたが、辛うじてデヴィカバのソングライティングに救われた感があります。「JUDGEMENT DAY」はすばらしい!さすが御大です。
スティーブ・ヴァイが弾くなら"FOOL FOR〜~ではなく"SWEET TALKER"あたりをカヴァーすれば良かったのに・・・・。正直言って"FOOL FOR〜"のカヴァーは15年経った今聴いても良く聴こえない。本作の印象が私の中で未だに良くない原因はこのカヴァー曲のせいです。そのほかのオリジナル曲の完成度が凄く高いだけに(特に⑧以降)その点だけが重ね重ね残念でならない。
タコスケ 2004年11月24日(水)22時21分
このアルバムは曲自体はけっこう好きな曲が多い。WHITESNAKEのアルバムとして聴かなければかなりかっこいいハードロックアルバムだ!
ただし、ヴァイは凄いギタリストだが、やっぱり英国のバンドには合ってないと今でも思う。エイドリアンも素晴らしいギタリストだが、カヴァデールの右腕になれるほどソングライターとして優れているとは思ってない。やっぱり、初期のメンツか、やはりジョン・サイクスがジャストフィットだと思う。サーペンスがあまりに素晴らしいから、あの延長上で聴くと確実に肩透かしを食らうであろう。そして、それと比べられてしまうから、そういう意味では悲劇的な運命を背負った可哀想な作品だ。
しかし、個人的には好きだ。「SLIP OF THE TONGUE」「NOW YOURE GONE」「THE DEEPER THE LOVE」「JUDGEMENT DAY」は好き。
正統派のギターとヴォーカルのプロレスを期待して、フタを開けてみればその2人の異種格闘技、
んでそれに戸惑って、馴染めないまま引いちゃった人多数、って感じがするアルバムです。
でも、この異種格闘技、実は迫力満点でとってもエキサイティングですよね。
「Fool For Your Loving」のセルフカバーには、あまりのアレな感じにズルッとコケますが、
それ以外の曲のどこに貶される要因があるのか、私はいまだに全くわかりません。
このアルバムを酷評する人は、その根拠を2000字以内でまとめて提出しなさい(笑)
最近までWHITESNAKEのアルバムをこれ以外聴いた事がなくて普通に完成度高いアルバムなのにどうして賛否両論になるのか気になっていましたがようやく聴いて理由が分かりました。
このアルバムではWHITESNAKEはアメリカンハードロックバンドになってますもんね。
でもWHITESNAKEのアルバムとして聴かなければ素晴らしいハードロックアルバムと思います。
ヒステリックなデビカバが多少腹が立ちますが、いい曲が多いのも事実です。
ほとんどの人が否定している「Fool For Your Loving」ですが、僕は最初にこちらを聴いたので素直にカッコいいと思ってしまいました。
全体的にアメリカンな色が強くなりましたが音は良いです。前作と比較をしなければ素晴らしいアルバムだと思います。
WHITESNAKE名義だから違和感があるだけでカヴァーデル スティーブ・ヴァイのアルバムという観点で聴くと楽しめる。弾き過ぎな所も多々あるけどヴァイの個性丸出しでいい。へヴィなJudgement Day、シングルヒットも狙えるメロディアスな曲(実際には96位どまりらしいが。。)NOW YOURE GONE等名曲多し。
初期WSの信奉者には心中穏やかにならざるをえない問題作(?)。
昔、僕の友達はコッチのバージョンの「Fool For Your Loving」だけは「どうにも虫酸が走る」と言っておりました・・・。
コレはもうマルっきり中身が「アメリカン」。
そこを割り切るコトが出来れば良質なHRアルバムです。(ぶっちゃけ、もぅ違うバンド ? )
ゴージャスなアリーナ・ロックのお手本。シャウトするカヴァーディルが堪能出来る稀有な一枚。
当時は確かに多少違和感はありましたね。WSにスティーヴヴァイ加入は衝撃でした。
どうしてもスティーヴヴァイが弾いているという先入観があり、なおかつ前のアルバム
があの「サーペンス・アルバス」ですから・・・
しかし時が経って今聴いてみると違和感はほとんど感じないですね。エイドリアンの
事を考慮しながらそれぞれの楽曲に合ったギタープレイをしているし、それでいて
ヴァイ氏の個性も十分にアピールできている。
収録曲については、①「SLIP OF THE TONGUE」、⑥「WINGS OF THE STORM」などは
曲そのものがかっこいいし、ヴァイ氏の魅力も発揮されていると思う。
あと印象的なのは④「NOW YOU'RE GONE 」、⑦「THE DEEPER THE LOVE」での泣きの
ギターソロですね。 どうしてもヴァイ氏というと派手なギタープレイのイメージ
があるが、この2曲のギターソロは感動的で素晴らしい。
時が経つにつれて自分の中でこのアルバムの評価が変ってきました。当時は④⑦の
バラード2曲しか好きになれなかったけど今ではアルバム一枚通して聴くように
なりましたね。名盤だと思いますよ。
あれだけロバートプラントと派手な舌戦をやりながら、平然とこのアルバムを出すデビカバは只者ではない。特にアルバム後半、似てるなあ。この人、歌詞にロック古典曲の中のフレーズ・単語をめちゃくちゃ引用するし、WS初期はもうそれは本当にポールロジャースそっくりのことをやっていたので、こういう体質なんだろう。で半分引退の昨今の作品はどちらよりでもなく、ただ地味。デビカバー独自のカラーというほどでもない。この人の本質はいったいどこにあるんだろう。
スティーヴ・ヴァイ加入作。
ファンからも世間からも問題作とされているようだが、個人的には全く問題作だとは
思わない、発売時期的にどうしても前作と比べられるが前作は前作、今作は今作と別
のアルバムなのだから比べる事自体がおかしいでしょ、確かにこれまでの白蛇の音楽
性とは違うアルバムだがこの作風は白蛇の違う一面が見れておもしろい。
リアルタイムで聞いて無いのが幸いして先入観なしに聞けてよかったとも思う。
味のある名曲揃いで十分名盤を名乗れるアルバム、スティーヴのギターは個人的に好き
なのでこれくらいやりたい放題でも問題無しです。
ただまだ未聴でこれから聞こうと思ってる人は前作とは全く別物と理解したうえで
聞くのがいいと思う。
普通に名盤。楽曲よし、当然ヴォーカルもよし、ヴァイのギターも独創的でカッコいい。100点満点で言うなら、90点は超えるだろう。
ドラマティックに疾走する哀愁の「WINGS OF THE STORM」や
ZEPのカシミールを彷彿とさせる「JUDGEMENT DAY」をはじめとして、
このアルバムでなければ聴けないタイプの名曲がずらりと並んでいるよ。
前作「サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)」と2枚組みのリマスター盤がフランスから出ている(新宿のDISK UNIONにもあるよ)で買い直しました。
最高じゃん、やっぱ。
色々言われる「FOOL FOR YOUR LOVING」のリメイクだって、
そんなに悪いか?オリジナルよりいいと思える瞬間だってあるしね。
もちろん初期〜中期も好きですけど、これはこれで傑作!以上。
↑えーっ!リマスター盤出てるんですか、お茶の水のDISK UNIONにもあるかな〜、よし行ってみよ。
anthemさん貴重な情報ありがとうございました。
悪くない。聴く方の要求水準が高すぎて気の毒なくらいで、充分聴くに値するアルバムだと思う。
ただし、全体的にアレンジが軽いと言うか、この点だけは物足りなさを感じる。
前作の『サーペンス・アルバス』とSTEVE VAIの大ファンだったので、どんなコラボが聴けるか非常に楽しみにしていました。
出来たのは、WHITESNAKE feat. Steve VAIでした。
VAIが参加した良質のHRアルバムと捉えれば充分合格点ですが、前作があまりに偉大だった為にVAIちゃん随分とこき下ろされました。
VAI愛好家にはMUSTなアイテム、それ以外の人は聴く価値アリの作品です。
なんでジョンサイクスを首にしたのか凄い疑問である。ジョンサイクスがいれば恐らくまた傑作を出していただろう。このアルバムからは、ネオクラシカルとブルーズを両方器用に弾きこなすエドリアンヴァンデンバーグが参加している。ホワイトスネイクにエドリアンは合うのか?と思ったが、これがマッチしていて良かった。ただギターはVAIになっている。エドリアンが腱鞘炎を起こした為だ。エドリアンのギターで聞きたかった。VAIも悪くはないがトリッキー過ぎる。なんかホワイトスネイクは地味なギターがあっているような気がする。楽曲は今までで一番メロディアスな作品です。
ん〜「豪華な駄作」なんて言ってるのは誰だ?
聴きこまないうちは確かにそう思ったこともある。
サーペンスリアルタイムで、本作はつらかった事も認めよう。
しかし、当時は聴きこんだ。
今、また聴いてみる。なんと身にしみる心地よさよ。
僕の単なる思い出ノスタルジーではないのは、ここに書きこんだ若いリスナーたちの声を聞けばよくわかる。過去の功績も認めた上で、アメリカンになりきったCOVERDALEと、STEVE VAIのいたWHITESNAKEの必然がここに存在する。
昔のも好きだけどね、これはこれで大好きなんだよね。
最初に聴いた時、他のバンドのCDと間違えたかと思いました。
初めはやはり、拒否反応の方が強かったです。気合が空回りしちゃっているように感じて、聴いていてどうも辛かった。
しかし時間を置いて聴き直すと、これはこれで楽しいです。「FOOL FOR YOUR LOVING」のセルフ・カヴァーが入ってるのは疑問もありますが、このヴァージョンも好き。
やはり現役のバンドはベテランになっても多少冒険した方が面白いです(って、もう十数年前の作品ですが)。
そんなに悪いアルバムじゃないと思う。
なんか文句言われてるFOOL FOR YOUR LOVINGもボンジョヴィが好きならこの曲も違和感なく聴けるし、NOW YOU'RE GONE もいい曲だし、とにかくスティーブ・ヴァイのギターはすげぇと思ったけど?
世評では前作『WHITESNAKE(邦題サーペンス・アルバス)』が名盤という事になってるけれど、私はこっちの方が好みです。今聴いても全く古臭さを感じさせないモダンなハード・ロックになってます。とりわけ「Kittens got Claws」は名曲!昔からのホワ・スネファンのうけは悪いらしいけど、スティーヴ・ヴァイに陳腐なホワイトブルースをやらせて一体何になるんだろう?自分のスタイルを確立しているアーティストにブルースだのブルースじゃないだのナンセンスですよ。ヴァイ在籍時のライヴを見れなかったのがすごい残念・・・。「Still Of The Night」をヴァイがどうアレンジするのか聴いてみたかった。
ノアール 2006年12月18日(月)17時58分
ヴァイさん、ほかの人たちに遠慮して敬称で書きませんでした。妬まれるんじゃないかと思って
ノアール 2006年12月31日(日)12時42分
WHITESNAKEはSLIP OF THE TONGUEから入ったから、昔と違うとか、ギターが合わないとか、全然関係なく聴けた。今でもヘビーローテーションで聴いているし、前作より好き。
COZYⅡ 2007年1月19日(金)19時28分
僕は1回ベスト盤を聞いてあんまりホワイトスネイクはピンと来なかったんですが、ある機会にこのアルバムを入手して聴いたんですけど
めちゃめちゃいいですよ、これ
僕もアルバムはここがスタートだったんでなんも先入観なしで聴けました
疾走系のナンバーも多いし、なによりスティーブ・ヴァイのギターソロが美しいです
色々言われたアルバムですが聴かず嫌いは良くないですよ
前作が評価のベースラインになってしまうから、損をしている感が強いけど、
実にカッコいいアルバムである。
Queensrycheの「Operation〜」とか、Motleyの「Dr.Feelgood」とか、Judas Priestの「Painkiller」とかは、その作品自体の完成度が高いがゆえにそのバンドのその後の作品のベンチマークとされてしまう不運も実はあったりする。
いきなりこの作品からWhitesnakeを聴かれた方の、本作に対する評価の高さは、そういったカラクリがあるように思われる。
私は、前作も好きですが、本作も普通に好きです。
最初聴いたとき笑った笑った☆あまりにユニークな変わり様だったものだから、なんかもう嬉しくなっちゃって♪
それまでの白蛇とは別世界の音楽。
別世界だから、比べらんない。
比べらんないから、これはこれで楽しむしかない。
楽しむしかないから、楽しんでみる。
・・・・・そしたら結構、おもしろいアルバムですぞ☆
「??!」
「☆☆☆」
「♪!!♪☆☆?♪!」
「成功」か「失敗」かを分析しちまいがちな狭い立場から、聴き手である我々を解き放ってくれる素ン晴らしぃ作品。
それにしても「豪華な駄作」って巧いなぁ(笑)。誰が言っていたのでしょうか。ウム、敵ながらあっぱれ!
いろいろ言われているアルバムですが僕は好きですよ。
「FOOL FOR YOUR LOVING」のリメイクはオリジナルよりずっと好きだし、④「NOW YOU'RE GONE 」⑦「The Deeper the Love」は素晴らしいバラード、①「Slip of the Tongue」⑥「Wings of the Storm」はすごいかっこいい曲、そして⑩「Sailing Ships」は個人的にWSの中でもかなり好きな超名曲!!
前作も素晴らしいですがこれも名盤です。
VAIのギターも素晴らしいです。
「らしくない。駄作だ!」と叫ぶファンと「いや、曲は素晴らしい」と庇うファンが
真っ向から対立する不思議アルバム。で、僕はどっちかと言うと断然後者なのです。
"Fool For Your Loving "、いいじゃないですか。ヘヴィ・メタル版って感じで。
"Now You're Gone"、感動的です。スティーブ・ヴァイの泣きのギターが堪らん。
"Wing Of The Storm"、素直にかっこいい!疾走感溢れるハイライトナンバー。
らしくない? 誰がらしいか、らしくないか決めるんですか!?というアルバム。
このアルバムはメチャ哀愁的なアルバムですね。
「スリップ・オヴ・ザ・タングー」、「ディーパー・ザ・ラヴ」、「セイリング・シップス」など....
アメリカのハードロックバンドにはない哀愁的なカラーがあります。
でもEUROPE,FAIR WARNING,DEF LEPPARD,FMあたりのようなメロディアス・ハードが好きな方にはこれもイケると思います。
サーペンス〜を基本とすれば、やっぱり「駄作!」なんだろうけど、
ワタシ的にはコレもイイ!!楽曲は最高レヴェルですよ!アメリカ的!!
Vaiがぶっ壊したと言われていますが、このアルバムを単なる
H/Mとして聞いた場合、こんなアルバムは作れないくらいの名盤です!
是非、一聴あれ!
100回聞いても(それ以上無理して聞いてますが…)
ヴァイのギター…嫌いです。
基本的にヴァイの音楽性、プレイ全てが嫌いです。
このアルバムは買って損した。
完全に駄作。
まぁだからといってこれを好きな人を否定はしません。
上には人の感想を否定するような馬・蛯ェいましたが…
100回聞いても(それ以上無理して聞いてますが…)
ヴァイのギター…嫌いです。
基本的にヴァイの音楽性、プレイ全てが嫌いです。
このアルバムは買って損した。
完全に駄作。
まぁだからといってこれを好きな人を否定はしません。
上には人の感想を否定するような馬・蛯ェいましたが…
ホワイトスネイクをこのアルバムから聴き始めた私にとってはこれとサーペンス〜以外は
物足りないと感じるのだが、ホワイトスネイク全体からするとヴァイ参加のこのアルバム
がかなり異端。
ずなきち 2008年11月30日(日)18時33分
今さらながらコメントします。このアルバムは思い出深いアルバムで、初めてCDを買ったのが、この作品だったからです。バンド自体はテープで持っていたのですが、新作が出て、すぐ買ったのが、これ。一番の目当てはエドリアンとVAIでした。しかしエドリアンは腱鞘炎の為、レコーディングに参加できず、残念でした。すべてVAIが弾いていますが、特に問題は無いと思います。VAIは器用ですからねー。内容は前作の延長線上で、エドリアンが作曲しているだけあって、ヴァンデンっぽい曲がある。それをデビが歌うんだから、凄いと思った。今聴くと凄く懐かしい気分にさせてくれるアルバム。
さすがに前作と比べると完全に劣りますが、悪いアルバムではないですよ。
初期のブルージーな雰囲気は無く、HM的になってます。
ヴァイのトリッキーなギタープレイは面白いし、バラードナンバーは非常にいいです。
皆さん投稿数が多いのはほめてるからじゃないですよね?ヴァイでなくてヴァンデンバーグがギターを弾いていられれば(彼はこの当時左手を痛めていた 彼は故障が多く、今ではギタリストを引退しているとか もったいない)、評価もかなり良かったのではないかと思われる佳曲そろい。ヴァイは凄いギタリストだけれど、パーティロック系のロスには向いてもブリティッシュ色がどうしても残るデビカバには向かない好例。あれほどクレバーなヴァイも失敗することがあるんだ、という好例でもある。
超名盤のサーペンスとくらべてはだめです。これも名盤にはちがいない。
当時ヴァイのギターが合わないとか色々批判されたが、
ギラリと光る曲ばかりで、ふつうに傑作だと思う。
カヴァデールもヴァイにしっかり感謝していたし、
バンドにとっても、この選択は良かったと思う。
ある程度時間が経ってみて、冷静な判断ができるというか、
ヴァイの仕事としてもかなり評価されているのではないかと思う。
まあまあですね。
ヴァイはミスマッチとまではいかないが、無難にヴァンデンヴァーグの書いたメロを弾いただけ・・・
そんな印象です。
「Judgement day」だけが光っている。