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M.S.G. / M. S. G.
凄い無視されぶりだが、「M.S.G.」マッコリー時代の名盤である。
マイケル・シェンカーにファンが期待するものと言ったら、ほとんど奇跡的なぐらいの演奏である。
20年前よりはるかにスキルアップしながら、「魂が抜けた」とは何たる残酷。
若干体内時計が正確になってしまったがために、えらい言われようだ。
マイケルに悲しく切ないメロディーセンスが残っている事は、このアルバムを聴けば判る。
ロビンの湿った声質と哀愁のギターメロディーのマッチングは、決して悪くない。
過去のMSGに思い入れの無いHRファンは、この良品質版を見逃すな。
おっしゃる通りで(笑)
凄い無視振りに見えるので僕も書き込みましょう。ロビン時代の最後の作品となったのが本作。「Perfect Timing」がバンドとしてのMSGの傑作、「Save Yourself」がエースであるマイケルを前面に押し出した名作とすれば、本作はロビンとマイケルの2人が創造する音楽の秀作、といった印象を持っています。
既にバンドとして機能していない部分が聴き取れてしまい、ファンとしては寂しい感じも受けますが、作品としては哀愁のある高品質な仕上がりをみせてます。個人的には1、3、8、10あたりは誰に聴かせても恥ずかしくない名曲だと思います。
この時代の残した4枚(アコーステック含)の作品は僕にとっては宝物、時代には支持されませんでしたが、内容は濃い作品を残してくれて感謝しています。
EVEがいいですね。Aメロから絶品のBメロさらにCメロまであってサビもポップでなかなかおいしいメロディ盛り沢山。でもこのAメロみたいなダーティな歌い方をロビンがすると、ヴィンス・ニールみたいでモッコリしちゃう(意味不明)
When I'm Gone、What Happens to Me、Never Ending Nightmareなどのバラード曲も以前のTimeやAnytimeに続く名作となっている。ちょっとバラードが多すぎるけど、こういうのやるとロビンはさすがに上手いですね。
SAVE〜で新生M.S.G.に免疫できたのでこれは普通に聴けたなあ。
もともとロビンには何の不満もなかったから素直にいいと思えました。
期待していなかったマイケルのギターも前作よりもいい感じ。
弾きまくってた前作よりもこっちのが数段いい。
ただ、これって地味ですね。
ソフトな感触の曲が多くてハードロックとしてのエキサイトメントを求めると裏切られるかも。
僕は結構好きなアルバムだったりする。確かにサウンド・プロダクションから、ソフトな印象が先行してしまって、当時は正当に評価されなかったのかもしれない。しかし楽曲重視の前作の流れを汲むいい曲のオンパレードの作品である。ヨーロッパの「アウト・オブ・ジス・ワールド」の違和感と同じで、感触は異質だけど楽曲自体は良いという内容である。とにかく判りやすい泣きの楽曲が多く、晴れでも雨でもない空間に身を委ねて聞いてみると、案外気に入るファンも多いはず....。ロビン・マッコリー.....僕は結構好きだけどなあ〜....。
このCD、何年か前にうっかり踏みつぶしてしまい(^^;)それ以来聴いていません・・。
その時はそれほど何も感じなかったけど時を重ねるにつれ次第に「聴きたい〜〜!!」
っていう禁断症状が・・。どれほど悔やんだことか・・。
皆さんのコメントを見て「やっぱりいい作品だったよな〜・・俺の錯覚(錯聴?)じゃなかったんだ!!」って嬉しくなると同時に後悔が噴出してきました・・^^;
評判とは裏腹にメロディの充実した落ち着いた素晴らしい作品だったと記憶してます。
確かに他の作品との異質感を感じますね・・。
哀愁のPOP感が心地よい作品だったと記憶してます。(くそ〜・・中古探そ・・・^^;)
今風にいうならばメロディアスハードの名盤といえるのでは?
ロビンの歌声と曲がみごとに合っておます。歌うまいっすよね、この人。
ただマイケル・シェンカーが裏方に徹しすぎてるような…やっぱこの人には劇的なギターソロを期待してしまうんですが…う〜ん…
ただ曲を全体的に聴くとよいんですわ。哀愁のある歌メロにメロディアスなギターソロは魅力的です。
メロディに重点を置いた感じのするアルバム。よってロビン好きにはたまらない。曲の質の高さはこれまでにはないほど。HR/HMファン以外でも聴き入られそう。最初から最後まで一気に聴ける捨て曲のない名盤。
>>「やっぱりいい作品だったよな〜・・俺の錯覚(錯聴?)じゃなかったんだ!!」
~~~~
笑った。(笑)
まあ、名盤とまではいかないけど、いい作品とはいえるかな。
マッコリーシェンカー時代の名盤。
それまでのゲイリー・バーデンに変わり、歌メロが歌える
ロビンの存在が際立つアルバム。
ロビンの歌を全面に出す、という事がこのアルバムの目標なので
シェンカーは前にはでず、サポートにまわっています。
はっきり言ってこのアルバムでのシェンカーの存在感はかなり薄い。
しかし所々であの泣きのギターは健在ですが、その辺がイマイチこのアルバム
の評価が低い理由でしょうね。
「WHEN I'M GONE」「WHAT HAPPEN TO ME」「NIGHTMARE」...。これ以上ないというくらい切ないメロディー。
本作の魅力はそれだけじゃありませんが、やっぱりこの3曲が凄く良い。
初期MSGファンにはあんまし勧められないけれど、哀メロファンは是非。
また、後期MSGの良いトコ取りをした名作「神々の饗宴」もお忘れなく。
それと、極上のメロディアスハードを沢山生み出した名バンド・GRAND PRIXもよろしく。
これも名盤ですよね。BURRN!はなぜあんなにロビンを叩いたのだろうか。
でも一人だけこのアルバムのクロス・レビューで90点つけてたな。
メロディアス極まりない泣きの楽曲が目白押しの傑作!
マッコリー(モッコリではない)と組んだMSGのアルバムは、アコースティックのミニアルバムを含め、どれも名盤!
発売当時、友人含めよく聴いていたので結構思い入れがあるアルバム。
メロディアスでいい曲が揃った作品だと思います。
巧みにキャッチーに展開していくメロディを核としつつ、アップテンポな曲はあくまでノリ良くカッコ良く、バラードはとことん繊細で美しく、と。
それらの楽曲の中で縦横に舞うマイケルのギターですが、確かにデビュー当初より恐ろしくスキルアップしてますね、この人。
ロビンはあまり巷で評判が良くないようですが、力強さと個性があっていいボーカルだと思います。
全体を包み込む憂いを含んだウェットな空気感も特徴的。
メロディ重視派の人は一聴の価値ありだと思います。
なかなかメロディアスで、タイトルに恥じないアルバム。
マッコリーの名盤ですね。
当時ヴォーカルを除いたメンツに興味があり聴いたが、比較的普通だった。
こういう音楽性が巷に溢れていたからかも知れないがもっと元気なバンドがいっぱいいた。
メンツを集めた割には全体のヴォルテージが多少落ちているのかな?という雰囲気もある。
いい曲も数曲あったが、計算されたアルバムのような内容であまり面白くなかった。
反面、完成度は高いのではあるけど…。
マイケルの音楽的ルーツはブリティッシュよりアメリカンなのかなと思わせる一枚。マウンテンのレズリー・ウェストの影響でギターを弾き始めたという人だし。初期のUFOはブリティッシュだが、MSGはファーストからアメリカンな影響の方が強い気がする。
全体を通してさらっとした感じでインパクトは薄いものの、これもいいアルバムだと思います。
名バラードの"When I'm Gone"・"Never Ending Nightmare"を筆頭に、"Eve"・"We Believe In Love"・"What Happens To Me"・"This Night Is Gonna Last Forever"など意外なほど良曲が揃ってるんですよねぇ。
なかなか味わいのあるアルバムですね。
ムッチー 2009年10月29日(木)23時56分