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1916 / MOTORHEAD
91年にリリースされたモーターヘッドの快作。こんなにも多くのジャンルから支持を受けるのも珍しい。メタルもパンクも全部デフォルメされたR&Rは文句ナシでクールだ!
他のバンドと、このモーターヘッドというバンドを明確に区別するもの、それは、
「大地にズッシリと足をつけている男」にしか出せない音を出していることでしょう。
かのブラック・サバスとは違い、人間臭い、男臭いヘヴィさが感じられます。
あんまり評価されていないようですが、レミーを筆頭に、このバンドが変わるわけ
ないし、このアルバムもよいですよ。
バラエティに富んだアルバムだと思う。お決まりの爆走ロックンロールは勿論、レクイエム
のような1916という曲まである。1916は名曲です。レミーの汚い声(レミー様ごめんなさい)もこの曲では美しく聴ける。
MOTORHEADがバラード!?とびっくりしたがMOTORHEADらしさ十分でOK。
ヘヴィナンバーで始まって爆走、のりのり、パンキッシュといろんなロックンロールがでてきて最後はしっとりと締めくくる。
名作です。
Basterdsからメタルっぽくなっている彼らですが、このアルバムはロックンロールですね。 良質の。AC/DCを想起させるようなたてノリの曲が多くて◎です。 それにしても佐藤蛾次郎(寅さんに出てくるゲン公)みたいな顔のドラマーの危ういドラムにはヒヤヒヤものです。色々な意味でスリリングですね。
捨て曲ナシの大名盤。
ファストナンバー、たてノリロックンロール、パーティーチューン、
バラード果てはレクイエムまで存在するんだから充実度は鬼高。
徹頭徹尾我々を楽しませてくれる、そんな一枚。
中期MOTORHEADの弾けっぷりが良く表れている。
モーターヘッドってかなり自分の中では苦手な部類のバンドではあるんですよね。
名作とされてるACE OF SPADESを聴いた時も、「何これ?パンクじゃん」って思ったぐらいだし。
でも、この1916だけは何故か好きなんです。曲がバラエティに富んでいて普通のノリのいい
ハードロックとして聴けるからだと思うんだけど。
銘菓ひよこ 2003年12月7日(日)20時41分
色々な事に挑戦したモーターヘッドの通算10枚目。
曲自体も物凄くバラエティに富んでいて、ニヤリとできるところ満載。
地味なブルース・ロックから暴走チューンはもちろん、バラードまで聴かせてくれる。
近年稀に見る名作。
過去の偉作と十二分に渡り合えるモーターヘッドの代表作。
バラードを披露し、度肝を抜いた作品。
所謂ロックンロール系の曲が多く(というか全部)ノリノリで聴けるし、なにより楽しい。こうなるとこのアルバムに関しては「レミーの声」だけがMHを主張しているようだ。それでバンドとしての説得力を全く失っていないところなど、脱帽する。カッコよすぎる。
その反面、歌詞は割りとヘヴィーなものもあったりする。
はっきり言って全曲が充実していて、アルバムの長さも良い。
キャッチーで聴きやすいMHも、また実に素晴らしいのだ。
一番の傑作です。
メジャーレーベルからのリリースという事も関係していると思うがMOTORHEADの全アルバムの中で最も万人ウケしそうな作品になっている。
とにかくノリの良いご機嫌なナンバーが多くバラエティ豊かな内容で、摩訶不思議な雰囲気の⑤やバラード系の⑥、レクイエムのような⑪の配置も絶妙。
後半に暴走チューンをもってきていてアルバム全体を引き締めているのもいい。
ライヴで絶対に外せないような代表曲は無いけど(個人的に①③⑥⑩は超名曲)、らしさをまったく失うことなくキャッチーな楽曲がずらりと並ぶ中期の名盤。