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SUPER NATURAL BIRTH MACHINE / CATHEDRAL
このアルバムはカテドラルの作品にしてはドゥ-ミーじゃなく不評ですが、、、
その実このアルバムは名曲揃いです、断言できます。重たいリフはもちろん、アルバム全体をとおしていえばハードロック+ドゥ-ムな曲が揃っています。 個人的に3rdには失望したわけですが、この4thにはビックリしました。捨て曲なしといえます。少し方向性を見失った感は否めないけどこれだけのアルバムを完成させたら文句なしです!
カテドラルにドゥームのみを求めた場合、このアルバムは全然ダメということになります。
なんたっていきなり疾走曲とすらいいたくなるようなアップテンポの曲で幕開けですからねぇ。全体的に健全な(笑)速さの曲が多くなっています。
そのため、真性ドゥームはきついと思ってる人や、やっぱり速い曲が好きという人にはとっつきやすいと思います。一番キャッチーなアルバムかも。
これ、70年代の薫りが濃厚なブリティッシュ・ハード・ロックと思っても聴けるんじゃないでしょうか。もちろん思いっきり妖しくヘヴィですが。
分厚く粗い感触の音と、ぶっといグルーヴが病みつきになりそう。
リー・ドリアンの歌は上手くないというか、はっきり言えば変なので、そこらへんは好き嫌いが分かれることでしょう。でもこの独特の味がたまらないんですよね〜。
しかし彼らにSFな歌詞はあんまり似合わないな〜。やっぱり中世的暗黒世界の住人でしょう。
このアルバム、中古で買ったら初回限定特別仕様で(?)アートワークが表の分だけで切れてました(泣)。買い直そうかな〜。このバンドはアートワークこみで楽しまなきゃ、魅力半減だもんなー。
あ、このアルバムは日本盤を買うことをお薦めします。ボーナス・トラックのファンキーなインスト曲「TUCKERS RUCK」が、彼らの音楽性からは外れてて面白いので。
いきなりアップテンポな曲で始まり「おやっ?」と思わせるが、その後しっかりとドゥーミーな曲も聴かせてくれる。
キャッチーな曲とドゥーミーな曲の色分けがはっきりしているし、リーの歌も微妙に唱法を変えてたりして面白い。
レオのカラーも微妙にでてきて幅が広がったアルバム。
ふわぁ〜。これがカテドラル初体験である。サバスの声を地獄の鬼に任せたような感じである。しかもやたら速い。しかし、死にそうな声である。
Cathedralは極端に捨て曲が少ないバンドだがこの4thは捨て曲がちょっと多いか。
前作よりも軽めの音になったがストーナー色は強くなった
真性ドゥームマニアでない僕にはこれが一番とっつきやすい。でもどんな音楽性でもVOはうまい方が良い。リー・ドリアンのVOのせいでリスナーを限定してるのは間違いない。