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CALCULATING INFINITY / THE DILLINGER ESCAPE PLAN
2000年発表の初フル。凄まじいまでのテクニックを用いたカオティック・ハードコア。楽器陣だけ聴いてると、クリムゾンを彷彿とさせます。(ちょっと言い過ぎか?)
⑥"THE RUNNING BOARD"はBeastFeastのコンピにも収録されているので知ってる人も多いと思います。とにかくリズムやテンポが異常で、よくもまあこれだけキッチリと合わせられるなぁと感心させられること請け合いです。そういう意味ではSLIPKNOTに近いものがありますが、あそこまで整合感はありません。
全曲フルスロットルなので、疾走感が欲しい人にはうってつけです。ただ、デスメタルのような残虐さはありませんが。
ちょっと風変わりでイカれたのが聴きたければ買うべし。
クリプトプシーやキャンデリア好きには絶対おすすめ!
ジャジーでありながら、激速激音。バラバラなようで、きっちりした構成。独特!
コントロールされたカオス。矛盾のようだが、それが成立してる一枚。
不協和音と、とちくるったボーカル、イカれたリズム。
個人的にはスリップノットなんぞというヘヴィでシンプルでキャッチーな音楽と一緒にしてほしくないんですけどね。いや、スリップノットがきらいというわけじゃなくてまったく違うもんで。
なんかとてつもない音の塊を聞かされた感じです。
よく分からなかった…というのが僕の感想です(^-^;)
サイバーチックなグラインドコアとでもいう感じでしょうか。
それでいてきっちりと音合ってるんだもんなぁ。
デスメタルの残虐さも皆無です。なんたってサイバー!
スピードとかテクニックとかを逸脱した世界を体験してみてください!
演奏隊はジャジーな緊張を湛えつつ、ボーカルはぶち切れっぱなし・・・むしろ非人間的。
整合性が無さそうに見えて実はある、という奇怪な構成もやってくれる。
このアルバムに閉じ込められたのは純粋なまでの殺気だ。勿論聴いたら疲れる。こりゃ一暴れしてスカッとしたい人には不向きか。
演奏隊はジャジーな緊張を湛えつつ、ボーカルはぶち切れっぱなし・・・むしろ非人間的。
整合性が無さそうに見えて実はある、という奇怪な構成もやってくれる。
このアルバムに閉じ込められたのはガチガチの殺気で、人間味をことごとく拒否している。だから聴いたら疲れるのなんの。
聴いててモッシュできないわけではないけど、私には爽快感よりも疲労が先立ってしまうだろう。
実際はこのハイテンションもケイオスコアのお家芸、ってな訳で、この辺は好き好き。私はあり(盛大に疲れるけど)。
1/144 2004年2月17日(火)23時36分
手加減という言葉を知らなそうなアルバム。異常にテンションが高くて、しかもそのモチベーションがよく分からないだけに、恐ろしい人たち。フェスで脱糞して観客に投げつけたという武勇伝がすげえ。マイク・パットンとはスカトロつながりだね。
Geehh 2004年3月27日(土)17時53分
久しぶりに衝撃を受け3曲目を聴いた時には泣いてしまいました(笑
ゴッチャリしてるようできちんとまとまってる辺りが憎いっす!
演奏能力も素晴らしくただ笑みを浮かべひたすらうなずく事しかできません(泣
さあ今夜もヴォリューム全快で祭りだ祭りだーっ!!!
一言で言い表すなら………マッドサイエンティスト?
こんな音楽を作り出せる連中は超天才なキチガイに違いないだろう。
比べる物は無いし、比較は無意味。
本当に評価されるのはずっと未来になってからだと思う。
めたりょん 2004年7月16日(金)14時41分
ハイテンションを維持しつつも、ジャジーなパートを盛り込んでいます。
押し寄せる変態的な轟音に身を任せましょう。
ボドムっ子 2004年10月11日(月)14時57分
イカれたヴォーカル、変態楽器陣、奇抜なリズム・・・。
ホンモノの狂気を感じます。
初めて聴いた時はかなり衝撃を受けた。
ブチギレまくりのヴォーカルにイカれた演奏陣。
ライヴの映像も見たが、音源以上にメンバーが大暴れ(笑)。
しかもバツグンの演奏力。説得力ありすぎです。
最初から最後までブチギレまくりの狂気の1枚。
キレた時に聴くのをオススメします。
これ1枚でしばらくお腹一杯になれる、カオティック・ハードコアの名盤です。
テクニカルで複雑かつ激烈な演奏と、絶叫ヴォーカルの組み合わせ。張り詰めたテンションが全編に漲っています。歌詞以外は本当に素晴らしい。
テクニカル・デスとかプログレ・メタルが好きな人にはおすすめできます。
あと人力ドラムンベースやアンビエントみたいなのも聴かせてくれるので、インダストリアル/テクノやデジタル・ハードコアあたりが好きな人も楽しめると思います。
何じゃこりゃ的マスマティックなカオティックハードコアの異論無し名盤。
Naked Cityをよりメタリックに、より無機質にした感じで好きです。
ただアクが強すぎるからあまりリピートはしてません。
狂ってる。
言葉で説明なんてできません。
ただ間違いなく凄い。
最近、はまり始めた。WATCHTOWERのような変態系と聞いていたので。
しかし最初聴いた時は…「何だこれ?なんかよく分からん音だし
ただのノイズじゃね?」とか思った。しかし不思議な事にまた聴きたくなる
気持ちになりそそられた。そしてようやくこの音が理解できるようになる。
ジャズ、フュージョン系の音が織り込まれ、複雑に展開するしお気に入りのバンドに
なった。
このバンド聴いてると精密機械のようなイメージが出てくる。
この作で突っ走ってるときは何かに取り憑かれたような趣です。
言うなれば耳に山葵、鼻に芥子、目に花山椒、口にスピリタスを同時にぶち込まれた狐憑き走る、とでも言いましょうか。好きですよ?馬鹿馬鹿しくてワンダフル。
中曽根栄作 2009年1月26日(月)22時44分
思うにリーダーのベンジャミンさんは、音楽活動へのシリアスさと実力において世界有数の過小評価されやすい人。
このアルバムは異常さと整合感の両立において、完成度高すぎて嫌になる。
近作の方がもちろん音質もいいし、聴き易いんですけどトラウマにはならない。