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ELECTRIFIED / PINK CREAM 69
看板声アンディ・デリスが抜け、一時グランジミュージックそのものの作風に変化してしまった事もあって、ここ日本での露出度も急激に衰えてしまった彼らが、「原点回帰」を旗印に一念発起して作り上げた、良質メロディアス・ロック・アルバム。
メロディーを大切にしながら、決してそれが古臭く響かないのは、先鋭的な嗅覚をもつ彼らのセンスの良さである。
そして何より、デヴィッド・リードマンの歌唱力は凄い。
抜群の表現力だ。
おかえり!PINK CREAM 69といった感じです。
初期のPINK CREAM 69を思わせるアルバムです。
デヴィッド・リードマンの歌唱力には脱帽です。
MINE 2002年11月30日(土)13時55分
モダン路線も悪くなかったので、あっさり従来の音楽性に戻ったのは、何だかなーとは思うが、それまで以上にデヴィットのVoが映えていて、やっぱりこういう曲やりたかったんだ?ってな感じかな。③⑤⑧などは、まんまジャーマンメタルで、アンディがいた頃よりもハードになってます。
すみません。PC69を見縊っておりました。
「ELECTRIFIED」とてもよいアルバムです。
まだ間に合います。
みんなでもっと応援しましょう。
デニスワードが繰り広げるアンサンブルは確かにすごい。
そのプロデュース力、アレンジ力は目を見張るものがある。
本作に納められた、どの曲もまずイントロの切り込み方で圧倒される。
しかし、いかんせん、このボーカルはメロディが弱い。
歌唱力はあるのかもしれないが、バックの演奏にのせるメロディが
あまりに貧弱だ。はっきり言えば、ヘタクソである。
この作品の完成度は、かろうじて、デニスが懇切丁寧に自ら練り上げた
メロディによって支えられている。ボーカリストが自らの裁量で
築き上げた印象的なメロディは皆無といっていい。
特筆すべき曲は、1,2、4曲目と、あと強いてあげれば8曲目ぐらい
だろう。
ここ数年デニスがプロデュース業に専念しているのも頷ける。
思い切って、ボーカリストの首を切れない人の良さが災いして、
PINK CREAM 69はついに日の目を見ることがなかったように思う。