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THE GREAT ESCAPE / ZINATRA
1990年発表の2ndアルバム。
key.として加わったロビーさまのデビュー作。
そして、このアルバムのもう一つのポイント。
それは外部ライターとして、かのポール・レインが数曲提供していること。
ポールのファンの方で未聴の方はチェックしてみては?
ハードポップアルバムとしてのクオリティの高さは尋常じゃない。
ポップなのもOKな方は必聴。
ジョーイ・テンペストのようなよく伸びる声質のVOは、キーボード主体の柔和なサウンドにピッタリハマッてます。なにより曲がいい。部活の後に飲んだチェリオの味を思い出させるような!?爽快な曲が全編で楽しめます。ちょっとおとなしめのプロダクションだけど、80年代の空気をいっぱいに吸い込んだ音は開放的でありながら憂いをふくんでいて、ひたすらに気持ちがいい!!
絶対におすすめです。
うん、これは傑作です。間違いありません。
ポール・レインが②③⑨⑩の4曲を提供、
ソロ転向前のロビー・ヴァレンタインが①⑤⑥⑦を書いてます。
それ以外の曲たちのクォリティも概ね良好。
中古盤が比較的簡単に手に入りますので、気が向いたらチェックしてみるといいかも。
オタンダ出身のバンドにはメロディ重視のセンスの良いバンドが多い。
このZINATRAも、メロディアスハード系としては、なかなかいいものを
持っている。
特にこの2NDは、ポール・レインがソングライティングで加わり、
ロビーヴァレンタインも作曲とキーボードで参加している。
個人的には、クサメロのロビーヴァレンタインのソロは全くといって
いいほど受け付けなかったが、ボーカルがヨッスメネンということもあり、
ロビーの楽曲も聴ける域にある。
ポールの曲とロビーの曲でその色がはっきりと分かれるが、さすが
VANDENBERGを生んだオランダといったところ。
ただ、バラード系ではボーカルの不安定さが際立ち、残念だ。
出ました、無果汁清涼飲料系ハード・ポップの至宝!
スキッと爽やかなキーボードと元気良く伸びる歌声が
魅力的な彼らのセカンドアルバム。
ポップ、ポッパー、ポッペストなロビー・ヴァレンタインも
全面参加してますが、彼らしい気恥ずかしくなるほどのポップ
ソング(もちろんそんな曲も大好きですが)と言うよりは
照れずに聴けるスタイリッシュにまとまった曲が多く、
よりメロディアス・ハードに近い作品となってます。
音の広がり方が悪く、全体としてぼんやりとしたサウンドに
なってしまっている感じを受けるので、そこがマイナスポイントですかね。
キラキラしたキーボードを主体にした極上のハード・ポップ作品。
普段、HRを聴かない人でも十分受け入れられるだろう。
ソロ転向前のロビー・ヴァレンタインが参加していることで知られる本作は、
ポール・レインも作曲に関わっておりクオリティが高くなった。
ヴォーカルも非常に聴きやすい声質で、爽快感抜群だ。
数年後にTERRA NOVAが彗星の如く現れるが、オランダと言う国は
なかなか侮れない。
ここ数年はメロハー/ハードポップがマイブームでいろいろと聴き漁っていましたが、ロビー・ヴァレンタイン繋がり(殆どの人がそうだと思うけど)で知ったのがこのバンド。
タイトル曲であるイントロを経ての2曲目で大抵のハードポップファンは「よっしゃ!」と確信することでしょう。
Keyと一部の曲作りで参加のロビーもソロよりは控えめながら抜群のメロディセンスを発揮してます。
LOVE NEVER DIESやTOO BLIND TO SEEのような、癖の無くしっとりした曲も書けるんだなぁというあたりに彼の凄さを見た。
こういうアルバムが陽の目を見ずひっそりと埋もれているので、メロディアス系は益々発掘しがいがあるというものです。