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SHADOW OF THE MOON / BLACKMORE'S NIGHT
何で誰も書きこんでないの?・・・・死ぬほど良いアルバムなのに。
これが1stアルバムなんですが、曲のハマり度から考えるとこれが最高の作品だと思います(2nd以降も好きだけど)。
リッチーとキャンディス、二人が織りなす絶妙のハーモニーとでも言うかなんと言うか、とにかく最高でしょう。ハードさ、ヘヴィさは全くありませんが、リッチーお得意の中世ヨーロッパ風のクラシカルな名曲が満載です。癒し効果はハンパではない!!
内容的には余裕で捨て曲無しだと思いますね。特に①③④⑤⑮なんかは名曲、メロディの綺麗さ美しさがたまりません。
好きな人にとっては歴史的名盤と言っても言いすぎでは無いかもしれません。
それにしてもキャンディスさんサイコー!!私と結婚してください、お願いします。
★★★★
1997年発表の第1作。日本盤はボーナス・トラック1曲を含む全16曲。
1.3.4.9.11.13.14.15.と名曲・名演が目白押し。
しかし8.のアレンジは謎だなぁ...浮いてるなんてモンじゃすまないんですけど。
ジャケットが今までの作品の中では一番イイと想う。
メタル好きで、クラシックも同じくらい好きな人間にとっては
かけがえのないアルバムですね。
もう、オープニングからこの雰囲気、大好きです。
一つの楽曲についてうんぬんするより、アルバム全体を楽しむべきかと思います。
そう考えれば、楽曲がどれも似ているとか、曲数が多すぎるなどの
反対意見も当たらなくなるでしょう。
DEEP PURPLEもRAINBOWも辞めて、奥さんのキャンディスナイトと共に新たなプロジェクトをスタートさせたリッチー。
彼はホント常に理想を追求し続けてますね〜。
その頑固な(というか我がままかも)姿勢は尊敬出来る事だと思いますよ。
まず、知ってる人がほとんどだと思いますがこれは完全にHRではありません。(フォークかな?)
しかし今までリッチーの曲に魅力を感じてきた人なら、違和感なく聴けるのではないかと思います。
自分は全体的に雰囲気が好きですね。
中世/ルネッサンス音楽の影響を受けたブラックモア御大がフィアンセ(もう結婚した?)とやってるアコースティック・グループの1stです。これを気に入らなきゃリッチーのファンじゃないなんて言っちゃう人もいるようですが、そりゃ無茶でしょう。ディープ・パープルやレインボーのハード・ロックとはかけ離れてますからね〜。
かなりとっつきやすくコンパクトにまとめられているので、フォーク/トラッド系音楽が好きな人ならすんなり聴けるはず。クラシック・ファンにはどうなんでしょう?
中世音楽をデッド・カン・ダンスみたくモロにやられると、さすがに「勘弁してよ〜」ってなりますが、リッチーのポップセンスはばっちりです。
哀愁漂う美しく繊細な曲の数々は、聴いていて心が洗われますね。ただキャンディス・ナイトの歌い方はかなり淡白なので、もうちょっと表現に幅が欲しくなる面も。でも余計な刺激を感じたくない気分の時はちょうどいいです。
曲数がちょっと多い(特に8曲目は邪魔)のと、ジャケのアートワークをもう少しなんとかして欲しかったですが、なかなかいいアルバムです。
たまにはMETALじゃなくてこういう曲を聞きながらワインでも飲みながら中世時代に浸るのも良いでしょう。アコースティック的な内容です。
キャンディスナイトの歌も、もろ癒し系。
リッチーもえらく若い奥さん貰って幸せもんだ。
このアルバムをかける場所、聞く場所は、畳の部屋、ちゃぶ台、タバコのヤニまみれの部屋には適さない。
1曲1曲は良いのだが全体通して聞くと正直飽きがくる。純な日本人なら毎日は聞けないかな。
曲を簡単にいうとポップスになったブラガとでもいいましょうか。
リッチーブラックモア大先生が新しいプロジェクトを結成してアルバム出したぞ、と大喜びで買って聴いてみたらびっくり仰天・・、何だこれは・・・大先生、愛に狂ってしまったか!?
と、数回だけ聴いてその後聴くこともなくラックの中に数年間埋もれてました。
しかし、私がバカでした。
よくよく聴いてみると、すごく良いじゃありませんか!
今頃やっと理解出来ました。
癒されます。
遊佐未森を思い出してしまった・・。
疾走曲ばかり聴いているとこういう曲も聴きたくなります。
要するに大傑作。
ハードロックから脱却したてな分、トラッドフォーク色が強いのがミソ。
PENTANGLEとかPLANXTYとかFAIRPORT CONVENTIONといったトラッドフォーク勢に
かなり近い音が清々しくて非常に良いですね。(掛布のように)
この調子だと、イアン・アンダーソンだけじゃなく、
ヴァン・モリソンとかTHE CHIEFTAINSとかともジャムれそう。
あとはドロレス・ケーンがいれば...って、しまった、キャンディスが浮く。(笑)
まあとにかく。
これ以降は何かロックに対する未練というか習気というか、
どこかにRAINBOWを引きずってしまうのが悲しい部分も。
と、8曲目が無ければ地球最高のアルバムの一つのはず。
けんしょー 2003年12月14日(日)17時37分
メタルじゃないので激しさ、速さは皆無ですが、それを補ってあまりあるメロディーの良さ!
またこの素朴なヴォーカルがイイ!ヘビーローテーションには向かないが、たま〜に、
ホントに大切な時にのんびりと聴きます。さすがはリッチー大先生ですね!
ロックではないが、これは名作です。さすがリッチーと思わせてくれるようなキレイなアルバムです。様式美っていいもんですなぁ。
俺はものによってはクラシックとかフォークなどそういうものもいけるので、このプロジェクトは結構好きです。中でも「OCEAN GYPSY」は特に気に入ってます。
⑧のアレンジは残念だが、他が良すぎるので気にしない。
曲単位では2ndの方がいい気もするが、当然これにしか入ってない名曲もあるため買っときましょう!
どのアルバムもそうでうが(まだ2枚しか持ってないけど)、夜に聴きたくなりますね。それに、どんな季節にも合う気がします。1日の疲れを取ってくれるでしょう。
いいアルバムです。
こんなのが作れるならパープルもレインボーもやる必要ないじゃん、と思ってしまいました。
全然ロックじゃないですが、アコースティック楽器のよさとリッチーのメロディセンスの素晴らしさを再確認させてくれる1枚。
Wish You Were Here, Spirit Of The Sea, Ocean Gypsy, Memmingenが好き。
リッチーのトラッドフォーク趣味全開ですね。
中途半端にロックっぽさを残さずにここまでやったことがすごいです。
キャンディスの歌声も透明感あって優しげで雰囲気にピッタリ。
REDNEXのカヴァーというのも以外でいい。
しっとりと落ち着いて聴ける1枚です。
趣味丸出しでやるならここまでやってくれないとね。
このアルバムは大好だが・・・2ndで飽きてしまいそれ以降買ってない・・。
やっぱリッチーは巨乳好き。
癒しの名盤。リッチーブラックモア先生の本領発揮
何と言うか、似た感じの曲が多いからか、曲の良さを素直に受け入れられるというより、こちら側からその曲の良さを探していってどんどん好きになっていけるアルバムでした。まあ今ではすごい好きなアルバムですけど。
雰囲気がイイですね。心が安らぎます。不評気味の8曲目も僕は好きです。ジャケットも好き。
ヴォーカルは上手いけどもうちょい感情込めてほしいところですね。
純粋に古典クラシックと言うには時代が違いますが、ここで彼らが挑戦しているのはそれよりももう少し前、15世紀初めから16世紀終わりにかけてのルネサンス音楽、はたまたそれよりも以前のまだ宗教の影響力のあった頃の世俗音楽の現代的解釈かもしれません。聞いているとパレストリーナの一連の作品のような宗教色を感じます。そしてBLACKMORES'NIGHTの場合はそれにややロンドやバラードのような民謡色を加えています。
全曲素晴らしいですがやはり注目は「Ocean Gypsy」と「Wish You Were Here」という2曲のカバーではないでしょうか。
前者は言わずと知れた70年代を代表する英バンドRENAISSANCEの曲。原曲も良いですがキャンディス・バージョンを聞いたときも感動しました。完コピではなく多少アレンジを変えていますが、それでも曲の良さは変わらず、ましてキャンディスが歌うことによってやっとこの素晴らしい名曲が現代に蘇った気がしました。
後者は僕は知りませんがスウェーデンのREDNEXと言うバンドのカバーらしいです。しかしよくこんな良い曲を掘り出してきたもんだ!!!。リッチーが紹介してくれなかったら僕らはこんなに感動的な素晴らしい名曲を聞き逃していたのかもしれないのだから・・・。是非いつの日か原曲も聞いてみたい!!!。
また「Play Minstrel Play」ではJETHRO TULLのイアン・アンダーソン爺さんがフルートで参加しています。リッチーの手前、いつものような派手なプレイはしていませんが、後半のアンサンブルでは良いソロを奏でていると思います。
「白鳥の湖」のカバー(?)は・・・まあいいや。
とにかく、一度ハマると抜け出せない音楽の迷宮へようこそ。これはハマるぜ〜・・・、ゲヘヘ(笑)。
しかし伊藤政則氏、酒井康氏、広瀬和生氏の3人同時ライナーというのも凄いですよねぇ。
さすがの御大もそろそろ指は言うこと利かないだろうと思っていたのですが
いやいやさすがです。エレキは気分屋だがアコースティックはきっちり弾くのね・・。
ただ、アコースティックでもリッチーとわかるところが凄い。
「No Second Chance」は全盛時のジョーリンターナーが歌っても映える曲だろう。
ある意味衝撃的で、うれしい誤算的な作品です。
97年発表のデビュー作品。
収録曲16曲は正直多すぎる感はあるものの、リッチーファンなら納得の楽曲が並ぶ名盤。このバンドへの期待感ってやっぱりそれまでリッチーがやってきた、もしくは好んでいたとされる中世音楽をいかにクオリティ高く聴かせてくれるか、そしてそれを愛妻キャンディスがどこまで表現できるか、ってところにあった訳だけど、その点においては見事に期待に応えてくれていると思う。誰もが思っただろう、師匠ったらこんな音楽がやりたかったのね、って。そして、いいなぁ若い嫁もらって、って(笑)。
やはり師匠は人生の師匠でもあり、ファンの羨望を受けて当然なのである。あ〜リッチーになりたい、リッチー最高!
今までのリッチーの歴史から考えれば、天地がひっくり返るぐらいの驚きがある。
まぁ、リッチーがこのような音楽を求めていたらしいので、僕がどうこう言ってもしかたありません。
が、やはりその出来栄えや曲の構成は見事の一言。インストでさえ感動を与えてくれるのだから。
どれだけ年を取ろうとも、彼の作る音楽は自分にとっては常に名曲でありつづけるのだなーっと思いました。
これからも「貴方の音楽」を作り続けてください。
ディープ・パープル〜レインボーのリッチー・ブラックモア(g)が
ルネッサンス・トラディショナル・フォークに目覚めて
自分の彼女をヴォーカルに迎え発表した作品です。
これが中々ハマっていて楽曲も佳作そろいです。
落ち着いたアダルティなサウンドが好きな人にはお勧めの作品です。
DEEP PURPLEやRAINBOWのファンには悪いが、
このBLACKMORE'S NIGHTが一番好き。
聴いていると、ルネッサンス時代ではなくてもいいから、
中世にでも生まれたかったとよく思う。
チャイコフスキーのカバーも好きだ。
テクノドラムをなくして、クラシックカバーアルバムをやって欲しいくらいに。
きっと、墓場まで持っていくに違いない。
BLACKMORE'S NIGHTのクラシックカバーアルバムこそ、自分の理想だけど、
絶対に実現されそうにはない。
でも、ブラックモアがこんなに素晴らしい音楽をやっていることがとても嬉しい。
それだけで満足。
Nazi 2005年10月11日(火)22時35分
たまに、無性に聴きたくなる。
キャンディスのVo.はこの1stではまだ若干頼りなさげな部分があるが、基本的に癒し系なので十分。まあ及第点。
ROCKじゃあないが、こういうのも良いよね。
俺はブラックモアのプレイとストラトのトーンが大嫌いだけど
このアルバムは素晴らしい。曲は多少コマーシャル寄りな部分も無くはないが
よく練られていると思う。ブラックモアのアコギプレイも美しい。
彼が往生するまでこの方向性を貫いてほしいものだ。
二度とストラトを手にしてハードロックを演らないでほしい。心からそう思う。
こういうアコースティックものもいいですね〜。
キャンディスのヴォーカルは無表情であんま好きじゃないですけど。
ゆったりと楽しめるアルバム。
でも、俺ははっちゃんさんと反対で、リッチーのプレイとストラトのトーンが大好きなので、いつかもう一度ロニーかジョーと組んでRainbowをやってくれたら嬉しい。
多分ありえないだろうけど。