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ETERNAL PRISONER / AXEL RUDI PELL
いろんな所で「ギターが下手だ」と吊るし上げを食らっているぺル君のアルバム。何枚目かは知らないのだ。ごめんね。
ジェフ・スコット・ソートが出来のいい歌メロを歌っているので、まずまず楽しく聴ける。
ギターについては、確かに上手くはないが、HRギターの典型的フレーズを奔放に弾いていて、ノリのいいナンバーでの扇情性は結構高いし、あんまり無理して小難しいフレーズを弾こうとしてないので、個人的には結構好感を持っていたりする。
今聴くと、ちょっと古臭い感じは否めないが、こういうのがすきって人、結構いると思う。
これはアクセル・ルディ・ペルの3rdアルバム。自分がアクセルに出会った最初のアルバムということもあり、今でもこの作品が自分にとってのアクセルの最高傑作である。
ヴォーカリストはジェフ・スコット・ソート。(ファーストのVo.はチャーリ・ハーン、セカンドはロブ・ロック)ジェフは曲作りにも全面的に参加し、作品をより強力なものへと押し上げている。内容は楽曲重視のオーソドックスなヘヴィ・メタル。初めて聴いたときに楽曲の充実ぶりに驚かされた。本当に良い曲ばかりなので買って損なし。(しかし、日本盤はテイチクから出ていたが既に廃盤。輸入盤を買おう!)
“Streets of fire"、“Long Time"、“Shoot Her To The Moon"、“Wheels Rolling On"・・・ すべての曲がカッコよすぎる!
?どこが下手なの?上手いじゃん。っていうか無駄な速弾きではなくて曲やヴォーカルに合わせての弾き方だよ。曲も良いい過小評価されすぎだね。昔、DIOのトリビュートを聴いて以来のファンである。名盤!
お約束一曲目のスピード・チューンはリード・ギターにコケるが(苦笑)②③④⑤と、素晴らしい曲が続く。ジェフ・スコット・ソートは音楽界の宝やね。最高!
あとフェンキーな⑥は正直弾けてない・・とか色々思ってしまうが、とにかく正統派HRファンは買うべし(僕は中古で購入)!
アクセルはこのあと、作品を重ねるごとにギターは上手くなっていきます(ってプロのギタリストに対して言うことばじゃねぇよな・・苦笑)。
ジェフ・スコット・ソート!!ライジングフォース、タリスマンも好きだけど、ここもいい。アクセルもかっこいい!!
Voにジェフ・スコット・ソートを迎えて制作された3rd.歌えるVo手に入れ楽曲の表現力も高まり高水準な正統派のHR/HMを聴かせてくれています。お約束なツーバスが聴けるスピードナンバーの①ノリの良いアクセル節全開の②RAINBOW的な大作ナンバー③泣きのバラード④重量感のあるHMナンバー⑨等、魅力的な楽曲が聴けます。
失恋船長 2007年11月25日(日)14時31分
Voをロブ・ロックから、必殺仕事人シンガーことジェフ・スコット・ソートにチェンジして'93年に発表された3rdアルバム。
その他の面子は、ヨルグ・マイケル(Ds)にフォルカー・クラウツァク(B)と前作と同じ布陣で(Keyのみメンバーは流動的だが)、
個人的には、よりバンドらしさを強め、長く続いたこのラインナップの時代に一番思い入れを感じていたり。
スピーディなHMナンバーあり、叙情バラードあり、ドラマティックな大作あり・・・と、前作『NASTY REPUTATION』で
確立した音楽性をしっかりと継承しつつも、軽快なノリを持った⑤や、AEROSMITHばりにファンキー&グルーヴィな⑥、
ライブでの盛り上がりが容易に想像できる⑨といった楽曲を収録する等、アクセルの作品の中では一際アメリカンHM風味が
色濃く薫る本作。とは言え、ゴリゴリのHMのみならず、この手のナンバーも説得力十分に歌いこなす
ジェフの胸焦がすVoと、豊かな構築美を湛えたアクセルの秀逸なGプレイのお陰で散漫さは皆無。
テクニック面で問題点を指摘される事の多い彼氏なれど、この卓越したメロディ・センスはやはり魅力的だ。
そして何より、王道スピード・メタル・チューン①、切れ味鋭い哀愁のハードロック②、幻想的でドラマティックな
アルバム表題曲③、アコギを巧みに用いたバラード④という本編序盤の畳み掛けや、「ギタリスト:アクセル・ルディ・ペル」
の魅力が堪能できる、オリエンタルな雰囲気を漂わせたインスト曲⑦や、そこから繋がっていくノリの良さと
哀愁を併せ持った⑧といった、このバンドならではのHMチューンの数々のカッコ良さの前には、ぐうの音も出ないというもの。
バラエティ豊かな作風ゆえ、肩の力を抜いて気楽に楽しめる1枚かと。
前半がとくに素晴らしい。VOはロブ・ロックよりジェフ・スコット・ソートの方が合うと思う。