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THREE / ARMAGEDDON
「HMの達人」アモット兄弟の弟、クリストファー・アモットによるプロジェクトのサード。
アーク・エネミーは正統派HMとデス要素による陰影がものの見事に決まっているが、彼らの「正統派要素」を純粋培養したものを聴いてみたい、というのはファン心理として当然。
そういう意味では兄のスピリチュアル・ベガーズよりもずっと日本のファンに受けるだろう。
彼ら最大の持ち味、ギタープレイに関しては、兄、マイケルが「一音必殺」の激情タイプであるのに対して、弟さんのほうはもう少し流麗。ソロ全体の雰囲気で勝負するタイプだ。どちらにせよ、尋常でない叙情性がある、HM界の得がたい財産である。
このサードアルバムはクリストファーがリードヴォーカルを兼ねているが、心配無用、上手い上手い。深みのある声質も抜群にカッコよく、カイ・ハンセンなんぞとは比較にならない。
ただ、全体を通して、曲のハイライトとなる彼のソロが、少しコンパクトにまとまりすぎている感じがした。
もちろんこれは、「もっと聴きたいのに」と思うあたりで退くほうが効果的、という計算に基づいて意識的になされた、確信犯的構成だとおもうが、ここまでコンパクトだと、「もっと聴きたいのにいい」と半分笑い顔で駄々をこねるというより、「おい、なんだ、これだけかよ!」という苦情を訴えたくなってしまう。
おいしいものを少しだけ、という精神には賛同するが、いくらなんでもこのトンカツはボリューム不足じゃないか、というわけだ。
しかし、それというのも、彼の紡ぎだす音の魅力が、他の追随を許さないほどの絶品であるということの証明。
このアルバムは買いである。
上の方続いてこれは買いです。まずクリストファーのボーカルがいい!そして何ともいえないこの古臭い感じのするメロディラインにマッチしている。ギターのほうは1枚目、2枚目に比べて若干控えめぎみといった感じがするがそのこと以上に今回は楽曲の質の向上に力を注いだってかんじ。個人的にはベガーズの最新作よりこっちの方が超愛聴盤だった。
クリスのヴォーカルがなかなかイイ!です。
ドライブ感ある楽曲もグッド!
アーエネのような音楽性とは異なる志向性を見事に示してくれた、ミュージシャンとしての懐の広さがうかがえます。
このCDを買ったキッカケは、「アーク・エネミーのクリストファー・アモットの
ソロ・プロジェクト」ということから。おまけに今作はクリス自らヴォーカルを兼ねている、
というのもこのCDを買った理由の一つ。その割には、このCDを買う前、
クリスのヴォーカルには大きな期待はしていなかった。しかしいざ聴いてみると、
クリスのヴォーカルはメタル初心者にも簡単に受け入れられるような上手さ。
これはもう、買って損はしないオススメの1枚!
クリス曰く、「アルマゲドンはあくまでもサイド・プロジェクト」らしく、変則的な変化を
見せるアルマゲドンだが、僕は今回のトリオ編成スタイルで固定させていいと思う。
特にクリスのギター兼ヴォーカルは今後の期待大。
次回作も今作と同じラインナップでやってほしい。特にクリスにはヴォーカルを続けてほしい。
ヴォーカルの上手さに驚いた。
ギターも上手いなんて、反則だ。
早く次の作品を出してくれ。待ちきれない。
クリストファー自身がヴォーカルもやるということで一抹の不安があったが、なかなか上手いじゃないですか、驚きました。
曲の方も80年代の多彩な音楽性が盛りこまれていて自分の声質にあわせたのか実によくはまっている。
次回作はどーしたんだよ!と怒鳴りたくなるほどいい出来。
内容は至って真っ当な正統派メタル。このバンドに関しては、
1stがメロデスで個人的にはつまらなかった・・・
新旧のへヴィメタル、ハードロック、それら全ての王道を行くような作品。
クリストファーのVoがものすごく聴き心地がいい。派手さではなく歌声が魅力となってるのが好印象。
そして曲のクオリティも高い。メタル好きでも初心者でも、これを聴いて損をしたと感じる人は殆どいないでしょう。
サイドプロジェクトなんかで落ち着かず、まだまだ活動してほしいですね。