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NO MORE COLOR / CORONER
何だこれは!凄いじゃねえかこのアルバムは!こんな凄い音を、俺は13年間も知らなかったのか!そう思うとなんだか悔しい気すらしてくる。大雑把に言うと「コアでダークなスラッシュ・メタル」をやってるんだが、曲展開の複雑さや、個々のメンバーの演奏テクニックは筆舌に尽くしがたいものがある。切れ味鋭いリフ・ワークや、ソロ、オブリガートでハッとするような美麗なフレーズを披露するギター、「MISTRESS DECEPTION」でそのギターと物凄いユニゾン・プレイを聴かせるベース、複雑なリズム・チェンジやバリバリの変拍子を、ごくごく当たり前にプレイするドラム、どれを取っても物凄い!
し・か・も・・・
当時のB!誌を見ると、トリオ編成のこのバンドが、この難曲をライヴできっちりプレイしていたというから、ますますもってオドロキだ!!!
ベースを兼任しているヴォーカルが、愛想のない吐き捨て型な事もあり、どの曲も無愛想なのだが、これもスキモノにはタマリマセン(笑)!
スイス出身のテクニカル・インテレクチュアル・テクノ・スラッシュ・バンドとでも言おうか。1989年(恐らくスラッシュがいちばん盛り上がっていた頃)の作品。同郷の先輩バンドCELTIC FROSTからの影響も感じさせるVoと、流暢なハイテクギター、変拍子もお手の物のDs、奥の深い独特のメロディー、起伏の激しい曲展開。実にスリリングでかっこいい曲がぎっしり収録されています。もっと評価されるべきバンドだったと思います。
ローランDEATH氏はすげーワカルおヒトやなあ・・と感服です。何故にこのバンドは評価されんかったんやろか。密かにライブビデオなんぞもリリースされてて、半ば棒立ち状態で演奏に夢中の姿であったが、凄まじいテクに見入ってしまった。
ボクはこのアルバム聴いてロンを目指してベース弾きまくったが、到底足元にも及ばんかった。あんなコッ速いリフをベロベロとよく弾くなあ・・しかも歌いながら。
このアルバムがリリースされた頃は、スラッシュメタル全盛期で正直このバンドは服兵扱いであった。ボクはコレがナンバーワンやったなあ。
服兵?ナニそれ?伏兵かな。
piro 2003年10月19日(日)16時20分
↑スンマセン、「伏兵」の間違いッス。
ボクの中では最高級のメタルッス。
初めて聴いたCORONERがこれ。
スタスタと単純に疾走してくれないスラッシュ。
目まぐるしく展開する曲。
なのに聴き出すと止まらないのは何故?
すげー緊張感があって好きだったけど、なるほど↑テクがすごかったわけですね。
分かる人には分かるテクってよくあるけど、分からない人にも凄いと思わせるセンスは秀逸。
テクニカルなリフを刻みまくってくれるギターを先頭に、ドラムスとベースが一丸となるスラッシュ独特の統合感というか、
音の壁が聴く者の前に立ちはだかり、バンドが聴く側を選ぶような雰囲気を持つ独特な作品。
好きです。
もはや欠点なしの完璧なアルバム。
圧倒的なテクニックと目まぐるしい曲展開が畳み掛けるように飛び出してくる様は最高。
ドラムなんて、他のバンドで叩いたら上手い部類に入るのに、このバンドでは地味に聴こえる。
初めて聞いた時は驚いた、あまりにも完璧すぎるし上手すぎる。
フックを畳み掛けるかのように高速で疾走しあまりにも目まぐるしい
曲展開、ありがちなスラッシュに飽きた人はぜひ聞きましょう。ハマルよ。
録音がかなり良くなっていますね。初めてこのバンドを聴くなら、この作品がよいかも。時計の名産国の出身者の作品だけあって、複雑な構築美を誇るアルバムです。
1989年リリースの3rd。
本作がCORONERの最高傑作だと思います。
テクニカルなリフが複雑ながらも整理されていて、過去3作品中では最も聴きやすい。
どんなリズムも叩き出すマーキス・マーキーの超人的なドラムが凄い。
欲を言えばロン・ロイスのヴォーカルの音がもっと大きければ良かったのだが。
彼の吐き捨て声はとてもクールで、楽器の一部として聴ける。
イヌスケ 2005年11月23日(水)22時58分
3人でもここまで出来る、そんなアルバム。
ドンドン変わる曲展開が最大の聞き所。
1つ1つのリフがサウンドを構築する様は病みつきになる。
個人的には僅差で2ndの方が好きだが
これも完成度が非常に高い作品
①③④⑥は超名曲
うおりゃ〜〜
すごいアルバムだ、3人なのにここまで高い完成度のアルバムを作れるんだから。
俺も2ndの方が僅差で好き、メガデスよりもインテレクチュアル度は上かもw
終始、張り詰めたような緊張感に包まれたような3rdアルバム。
前2作に比べると、サウンドがストレートになった感じもするが、
タイトなリフ・リズム・メロディー、すべてにおいて作りこまれた印象を受ける。
しかし、聴き込まないと分からないような難解な作風ではなく、
どちらかというと無駄の無いハードコア的な作りになっているので、サウンドが割とスッキリと耳に入ってくる。
音質も前2作に比べると確実に良くなっているので、非常に聴きやすい作品だと思います。