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THE ULTRA-VIOLENCE / DEATH ANGEL
87年発表の彼らの1st。
なんつっても1曲目が“Thrashers"ですからねー。非常にテクニカルでスリリングな演奏を聴かせてくれますが、今改めてきくとやっぱり音質がかなりキツいかな…。当時いっぱいいたB級スラッシュとは音質は同レベルでも曲展開の巧みさ・演奏技術の確かさで一歩抜き出ていたように思います。(初めて聴いたのは3rd「ACTⅢ」より後でしたが)
圧巻は10分を超えるタイトル曲⑤“The Ultra-Violence"。この長さでインストですからね。でも途中でダレずに長さを感じさせずに聴かせてしまうから大したものです。
私は1曲目が好きですね。この曲も結構長いですが、勢いで押し通してしまいます(笑)。
デス エンジェルが一番スラッシュ メタルらしかったアルバムだと思います。1stから3rdまで通して聴くと彼らの成長が一目瞭然です。
彼らの作品の中では、最もスラッシュらしいサウンドでもっともアグレッシヴな作品で、個人的には、後の2nd、3rdより気に入ってます。
何といっても、「大好きなスラッシュやってます!」みたいな若さと勢いが、彼らの最大の持ち味ではないでしょうか?
これまたマイナースラッシュの名盤。
突然突っ走り始めたり、急に減速したりするあたりはVOIVODに通じるものがあるが、こっちの方が随分聴きやすい。5のような圧巻のインストもあったりと個性も十分発揮している。
あと、個人的には大学のキャンパスにこのバンドのメンバーに良く似た奴がうろうろしていたので、勝手に「デスエンジェル君」と呼んでいた。
このバンドの事を思い出すと「デスエンジェル君」の事もセットで思い出す。ところであなたは本当はなんて名前の人だったんでしょうか(笑)
はじめ聞いたときはしっくりこなかったが聞き込むうちにはまった!!特にボーカルのシャウトがよい!!!6曲目が特に好きです。
ごんたまん 2003年9月24日(水)21時42分
彼らのアルバムの中では一番好きです。ガムシャラな突進力は後のアルバムより上だと思います。ちょっと青臭いシャウトも若さが出てていいかな。そういえば当時のメンバーの年齢は全員10代なんですよね。大したモンです。
曲の展開に無理矢理感があったり、まとめきれずに長くなりすぎたりという欠点はある。
しかし亜流に陥らずデビュー作でここまでのスラッシュ曲を書けるというのは凄いことだと思うな。
インストやっちゃったりとかね。
若さゆえの爆発力がアレンジ能力の欠点を補っておつりがくるほど。
若いっていい!
1曲目のタイトルが「THRASHERS」ってのが彼らの気合いの入り具合を端的に表している好盤。
マジでカッコEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE。
リフといい。スピードといい。バックコーラスといいどれを
とっても爆発しているアルバムかな?
この頃の彼らの平均年齢は17歳くらい…確かに聴いてみると、高校生バンドのような音(笑)です。
今でこそファンクなどの要素を取り入れていますが、このアルバムはDEATH ANGELの中ではもっともThrashしてます。
Markのボーカルは完全にキレまくってます。オススメ。
このバンド特別何が凄いって事はないけどメンバーの年齢が若い
10代でこんなアルバム作れるのが凄い、Markのボーカルはかっこいい。
このアルバムは当時ホント良く聴いたなぁ〜ただTHRASH度合、
イメージ等では、同じく高校生スラッシャーバンド?!POSSESSEDが断然好きだった。
スラッシュって言う観点(俺的な)じゃなく純正メタル的観点から見たらこのアルバムの方が
展開等も凝ってるし完成度は高いかもです。。
アルバム製作当時のメンバーの平均年齢が、20歳に満たなかったというだけあって・・・
その若さを武器に、荒々しく無軌道に思いの丈をブチ撒けたかのような激しいスピード & アグレッションを発揮しているDEATH ANGELのデビュー・アルバム。
スラッシュ・メタルとしての完成度は、この時点で既に間違いなく一線級のレベルに達しています。
練られた楽曲のセンス、テクニックも凄い。たどたどしさなんて微塵にも感じません。
早熟というか・・・ 10代、そして1stにして聴き手を圧倒的に捻じ伏せるこの説得力は何だ ? と思ってしまいます。
タイトル名に恥じない暴力性。 ・・・感服。
3rd『ACT Ⅲ』で初めてDEATH ANGELのサウンドに触れた後、遡って本作を購入したのだが、“THRASHERS"のタイトル通り
ハチャメチャに疾走しまくる①がスタートした瞬間、「これ本当に同じバンド?」と思わず烏龍茶吹いた'87年発表の1stアルバム。
『ACT Ⅲ』で聴かせた整合性や実験精神はここには皆無と言ってよく、頭からケツまで、メンバーの平均年齢が
若干17歳(Dsに至っては当時僅か14歳)というピチピチの若さに任せた、衝動性溢るる前のめりな走りっぷりが全開。
未だ演奏は荒削りだが、それすらも「迫力」に転化してしまう、このウルトラ・ヴァイオレンスな勢いには圧倒されますね。
一方、そうした抜き身のアグレッションを猛り狂わせつつも、Gソロは結構メロディアスだったり、曲によっては
Voがちゃんと歌っていたり、リフ/リズム・チェンジの仕掛けられた曲展開にも緩急が持ち込まれていたりと、
既に2ndアルバム以降の作風への布石もバッチリ。その代表格と言えそうな10分以上に及ぶ大作インスト曲⑤は、
「全くダレない」と言えば嘘になるものの、聴き手を飽きさせないようにあれこれとアレンジに工夫が凝らされており、
非常に好感が持てる仕上がり。プログレ風味よりもIRON MAIDENからの影響が強く感じられる辺りも○。
本作からはDEATH ANGELの「スラッシュ・メタル・バンドとしてやりたい事は全てやり切った」感が強く感じられ、
これ以降、彼らが路線変更をするのも何となく納得できてしまう1枚でもある。