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EXTREME AGGRESSION / KREATOR
これぞスラッシュメタルって感じのアルバムです。
最初から最後まで一切緩めること無く、激しくドッカンドッカンいっちゃってます。
SLAYERのREIGN IN BLOODに近いノリです。
過去の作品の中では演奏も安定していて聴きやすい名盤です。
歴史的名盤としか言いようがない。
学校行く時に聞きまくってます。
高校生の頃よく聴いてた1枚。ミレ・ペトロッツァのデス声スレスレの潰れVoを聴いて、こーゆーのを“デスメタル"っていうんだぁー、と一人早合点してました。当時としてはかなり凄い声でしたよ、これ。
それはさておき、頭から最後まで一気に駆け抜ける疾走感はかなり爽快。スラッシュはやはりこうでなきゃ!切れ味鋭いリフと細かく刻まれるリズムが心地よいっす。確かにSLAYERの「REIGN IN BLOOD」に近似性は感じます。
まさに“Extreme Agression"な1枚。
攻撃性と芸術性とテクニックが最高のバランスで配置された究極の一枚か、と。
3rdまでの八方破れな勢いを愛好する向きですが、
速く鋭く昇降の激しいメロディで構成されたリフが矢継ぎ早に一糸の乱れなく繰り出される
今作もまた、とんでもなく素敵。
casa 2002年11月13日(水)12時21分
KREATORといえば思い出すのは、この作品の6曲めに収められている Betrayerのビデオ・クリップ。このビデオ、ミレの顔は前髪で全く見えません。歌うときの息で前髪が飛び跳ねる様が滑稽でした。ともかく、ジャーマン盤SLAYERとも形容された彼等の初期の名作です!!
僕の初スラッシュ(笑)。
ヘヴィメタルに入門したてで、IRON MAIDENが最もヘヴィなヒーローだと思っていた僕は、PURE ROCKで"Betrayer"のオンエアを見たとき、言葉を失いました。まさに衝撃。これ、音楽なのか?
真夜中でしたが、興奮は最高潮に達して、録画を何度も巻き戻して「びとれやっっっ!」(この部分しか聞き取れなかった)と叫び続けたことを思い出します。
翌日、学校帰りにこの『Extreme Agression』を買って、全曲の歌詞をほとんど暗記して、ひたすら唱えていました。おかんの気味悪がったこと。以下、当時のおかんの言葉。
「暗い目ェして(もう入っちゃってますからね)、何かぶつぶつ言うてたか思うと、ときどき『ヒャッ』とか『ギャッ』(←たぶん、びとれやっっっのこと)とか。びっくりするわ」
危ないヤツですよね。しっかし、ハマッたなー、これ。
気持ちいい疾走感です。
yotchieさんと同じく「BETRAYER」がKREATOR初体験です。
小刻みなリフ、ツタツタと走るツーバス、ヒステリックなミレの声、アメリカ勢とは違ったスラッシュが新鮮に聴こえて結構はまりました。
前曲ほとんど同じ勢いなのにテンションが高いからダレずに一気に聴ける好盤です。
ライブ観て、本当に演奏の怪しいバンドだな〜と思いましたが、その下手な部分も
マニアックな佇まいに一役買っており、非常にかっこいいと思います。
普通、メンバー写真のジャケなんて死ぬほどダサいのですが、このアルバムは大阪の
中学生のようなミレの反抗期スタイルがそのセオリーを蹴り飛ばしています。
やっぱり、ミレはこのアルバムくらいまでのフニャフニャボイスが素晴らしい!
Betrayer、Extereme Agressionも当然かっこいいのですが、私はLove Us Or Hate Us
が一番好きです。
初期の頃に比べるとスピードは落ちてますが、小気味良い疾走感がウリ。もちろんリフもKREATOR節。
音はちょっと軽めですが、整合感が出ていて意外と聞き易いかも。
演奏は言うほど安定しているわけじゃないのに不思議です。カッチリした感じ。
ミレの声も喉から絞り出して途切れそうな感じがたまらないです。
そして、一番の特徴は全曲通して一気に聞けるところですね。
(って、KREATORの初期は全部一気に通して聞けますが・・・。)
ついにプロダクション・演奏力ともに完成の域まで達し、
楽曲も前作以上に練りこまれたものになっている。
スラッシュメタルを代表するバンドとしての貫禄をも感じさせるが、
前作の荒削りなパワーもちょっと懐かしくなってしまう。
時期的には死に掛けてる頃の作品だが、中々カッコ良い。
Milleのボーカルもこの作品まではキレがあって安心して聴ける。
俺的にはこれが1番気に入ってますねぇ〜
初期の頃の演奏はグダグダ(好きな人は好きなのかな?)で聴くに耐えんって感じでしたがこれはいいです♪
4th。
僕は本作をKREATORの最高傑作に推したい。
タイトルトラックは'80年代スラッシュのベストに挙げてもいい名曲。
ミレのヴォーカルは彼特有の松田洋二声(家族ゲーム)ですが、迫力十分。
2nd『PLEASURE TO KILL』のような歌い方だったらさらに攻撃性が増していたと思う。
ギターを弾く者としてはどうしてもギター中心で聴いてしまうが、本作を最後に脱退するイェルク・トリッツェのギターが光ります。
KREATORのギタリストと言えばやはりミレとフランクがベストだと思いますが、トリッツェのコピーする気も起こらないワケの解らぬギターソロに耳を奪われてしまいます。
それにしても"betrayer"のPVは鳥肌が立つくらいかっこ良かった!
余談ですが、どこで知り合ったのかハードコアバンドEXCELのメンバー二人がゲスト参加しています。
イヌスケ 2005年10月22日(土)16時14分
3rdの暴走スラッシュから、プロダクションやクオリティもアップした4thアルバム。
破天荒で唐突に暴走しまくる3rdももちろん名盤だが、このアルバムも勝るとも劣らない名盤だ。前作より切れ味鋭い強靭なリフをより一層強調したような感じがするし、速いことは速いが、前作のような無理やり感はなくちゃんと作り込まれているし、スラッシュメタルとして心地いい速さだ。
最高の完成度を誇る、スラッシュファン必聴のアルバムだし、最高傑作はコレかもしれない。とにかくリフがかっこよすぎる!
前3作と比べると、(良い意味で)型にはまっている作品だと思う。
ライブでもお馴染みのタイトル曲やBetrayerが収録されているが、
楽曲の攻撃性を失うことなく、逆に上手くコントロールできているところは見事だ。
個人的には、メジャーのEPICから出した本作と次作「COMA OF SOULS」が
聞きやすさ・分かりやすさと言う点では一番だと思う。
スラッシュ入門編に最適なアルバムでは?
聴いてて苦痛だった
理由:
曲にメリハリがないのでイマイチ入り込めない
①以外同じに聴こえる
ギターの音は好きなのでなんとなくBGMになってしまうアルバム
サウンドがタイトになった分、3rdまでの暴走感は失われてしまった。
決して「丸くなった」わけではないが、今聴くとちょっと退屈。駄作ではないんだけどねぇ・・・。
この作品が最高傑作!
以上!反論は受け付けません!
kretorメジャー第一弾にして傑作。ただ2,3ほどの凶暴さはない
ジャーマンスラッシュのベテラン、クリエイターの4th。1989作
前作「Terrible Certainty」において、初期の直毛突進サウンドにドラマティックな構成力を身につけ、
いよいよ波に乗り始めた彼らの勢いに溢れる傑作。曲はどれも比較的コンパクトであるが、
その分リフワークのキレが鋭く、この怒りに溢れた疾走感が聴いていても実に爽快だ。
1曲目のタイトル曲の激しさからしてもうやられてしまうが、その後も終始テンションは落ちず、
6曲目の「Betrayer!](裏切り者)」の叫びなどは、ミレの心の絶叫のようだ。
とにかく疾走しまくるクリーターサウンドを味わうには最高の一枚である。