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FOREVER FREE / SAXON
'92年発表。スタジオ作としては11作目(ですよね?HIGASHIさん)。
前作の『SOLID BALL OF ROCK』も相当の充実作であったが、本作はその前作を凌いでいる。バンドの創作意欲も充実していたようだ。
なんといっても冒頭のタイトル曲。スピード感に満ち溢れ、歌メロにがっちりとフックを持つこの曲は、一度聴いたら忘れられない魅力がある。というわけで、真夜中に子供が夜泣きをし、それを妻がうんざりした顔で抱きかかえながら、寝たふりをしている私の顔をうらめしそうな顔で見ている時などに頭の中で鳴っている。「FOREVER FREE」!(嘘です。笑)
その通りです、スタジオ作としては11枚目の作品ですクーカイさん。
前作で昔のスピリットを取り戻した彼らがさらに復調した内容を叩きつけてくれているのが嬉しいですね。彼ららしいミディアムテンポのヨコノリナンバー「Get down and Dirty」、小気味のいい疾走ナンバー「One Step Away」、「Nighthunter」あたりに往年の輝きを感じることができます。
僕の場合「FOREVER FREE!」が頭をよぎるのは、ひっきりなしに24時間かかってくる会社やお客さんからの電話をドライブモード でせこく阻止した時かな(笑)
前作SOLID〜から「むむ!」って思っていたがついにやってくれた〜って感じです。HIGASHIさんが言う迷走期から殻をやぶってでてきたってところでしょうか。(別に迷走期が良くないってことではないですよね〜HIGASHIさん)ファンとしてはこのアルバムを初めて聴いたとき笑みがでたでしょう!違います!
まあ迷走期があったからこそメロディアスな部分を受け継いでパワフル、スピーディーが合体したんでしょう。純粋なHMになっています。やっぱりサクソンはやってくれるね〜。
もちろん迷走期が悪いなんてまるで思ってませんよ。時代的にMAIDENやデフレパのアメリカの成功で、活動に狂いが生じただけで、中身は相変わらず大好きなSAXONのままでした。
本作のナンバーではライブ盤に収録されている“Forever Free"、“Can't Stop Rockin'"なんてこれまた相変わらずのノリのいいナンバーですよね。前の書き込みの分と合わせても結構いい曲が並んでいるなぁ、てな感じです。
でも邦題の「伝説からの生還」は気持ちはわかるけど、意訳し過ぎじゃないですかね(笑)。カタカナで「フォエバーフリー」で十分伝わると思うんですが、どうでしょうね(笑)
SOLID BALL OF ROCKでSAXONらしさを取り戻しつつあったところでこのFOREVER FREEはほぼ想像どおりの内容のアルバムだったことを覚えてます。期待はずれでもなく期待以上でもない。あっ、もちろん良くないという意味ではなくて・・タイトル曲の疾走感。GET DOWN AND DIRTYのらしさ。聴いて思わずニヤリとしてしまいました。この頃のビフの高域はかなり苦しいです(笑)
なかなかの良盤であることに間違いないが、
俺にとっての、SAXONらしい曲と、らしくない曲とがまだ混在している。
①FOREVER FREE、②HOLE IN THE SKY、⑥ONE STEP AWAY、⑦CAN'T STOP ROCKIN'
は大好き。